『メイジアン・カンパニー』4巻感想

感想
『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー』4巻

先ごろ発売された『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー』第4巻。

非常に好きです。
オカルト世界を科学的に解き明かし、さらにその先のストーリーをSFチックに進展させていく。
そんな様子が窺われます。

『ONE PIECE』のような冒険要素が入ってきたのも良いですね。子供心が刺激されます。

成人済みキャラクターたちによる、少年的冒険譚。
達也や光宣みたいなイイ大人による宝探し……燃える!

◇◇◇

ということで、感想文です。

徒然なるままに書いていきますが、ご容赦ください。

たつみゆ

  • p.91 ミスター呼ばわりされる達也が何かツボ。
  • p.191 真夜様だけでなく、ちゃんと葉山さんにも礼をする達也。良き。
  • p.196 達也が「寝食を忘れて」「インスピレーションに衝き動かされるまま」って、けっこうレアなイメージがある。
    あと「衝き動かされる」ってつまり「衝動」なんだけど、喪失した人間性も実は回復してきてたり……しないよね知ってた。魔法科はそういうとこ超ドライだし……。
    でも生涯かけて少しずつ回復してほしいなぁ。
  • p.209・211 車で北海道まで!? 10時間もかけて……。車内の会話がちょっと気になる。
  • p.210・211 国防軍公安・スパイ・監視カメラからの注目を集める達也さんw
  • p.212・213 やる気を無くしていく監視勢。このシーンでゲラゲラ笑ったwwwww
  • p.215 深雪さんどこまで行ったんですかkwsk!!!!!
  • p.222 「達也が想子特性認識できる」という情報、何気に初出な気がするが、既出だっけ?
  • p.228・229 ……さらっと見逃してしまいそうになるけれど、何二人で食べさせあってるの? いちゃつきすぎでは? ちょっとは自重しろ(血涙)
  • p.231・232 『選択的領域干渉』
    →ついに魔法にまでイチャイチャ要素を……!
  • p.246 ブチ切れな深雪さんも、また良き。
  • p.256 「一応」に傍点振るのやめてほしい……
    君はずっと人間だ。
    そうであってくれ……
  • p.263 深雪に要注意人物扱いされるレナ
  • p.265 達也の悪意……というか意地悪、ホント好き。
  • p.270・271 いやいや深雪さん、どんだけお綺麗なのですか……。

みのみな

  • p.255 水波に遠慮して&水波と楽しむために「ティーバッグを持ち帰る」光宣、かわいい。
  • p.278 やっぱ光宣さん、ぉっょぃ。

まゆまり

  • p.45 真由美摩利の間で繰り広げられる「オバサン論争」に挟まれていた遼介の心情を思うと……。
  • p.48 「摩利は軍人の身分を隠さずに」
    →ちゃんと意味があるの、さすがです。
  • p.78・79 やだ摩利様カッコイイ(´∀`*///) ますます宝塚に近づいたのでは?
  • p.79・80 魔法師はみんな寝つきが良いのか? ちょっと羨ましいスキル。
  • p.88 「『自衛』は暴力の言い訳になる」と理解しながらニッコリする真由美、好き。駆け引きって大事よね。
  • p.96・98 レナと意気投合した真由美。大丈夫? 侵食されてない???
  • p.101 「飲酒に苦い思い出」www
  • p.101 真由美さん、その「笑顔とも不満顔ともとれる」表情は、いったいどういった御心境で???
  • p.105 いやそこは気づいてよ真由美さん。将輝に「詰めが甘い」と判断されても仕方ないかもしれない。
    まぁ半ば観光気分でウキウキワクワクしてるお上りさんなので、仕方ないと言えば仕方ない、のか?
  • p.108 危なげなく戦う摩利様カッコイイ!!!
  • p.112 「大袈裟な」と思っちゃう摩利さん、まだまだ「青い」証でしょうか。(きっと風間とかの熟練した人物なら、不用意な過小評価はせず、警戒すべき可能性のある存在だと認識すると思う)
  • p.115 だらける真由美を窘める摩利。夫婦かな?

USNA(リーナ・スターズ・USNA政府など)

  • p.4・102 リーナ「私、何をしているのかしら……」
    →口絵では深刻感ありますが、思ってたほどに重たい意味は無くてガクッときましたw(人生の悩み的な何かかと思っていた)
  • p.65 すんなりタメ語になるフィフィ、良いと思います。
  • p.68∼70・77 諜報に関して初対面のフィフィを頼るリーナ。素直にすごい。なかなかできない。
  • p.71 スターズの指揮系統が明らかに!
  • p.74・75 リベラ陣営、司波達也という人物を理解しておらず、対応を間違えている時点で、無能臭を感じる。優秀なブレーンを見つけて欲しい。
    仮に部下の暴走だとしても、部下を御せてないのでマイナスポイント。わざと暴走させるメリットがあるなら別だけど……そんなんある?
  • p.80 スッと起き、スッと判断を下すリーナ。かっこE。
  • p.81 リーナが隠密行動得意って意外過ぎです。
  • p.84 フィフィのお顔登場! ちょっと摩利っぽい? 性格としっくり来てイイ感じ。
  • p.85 性格が悪いフィフィさん、すごく好き。意地の悪いキャラは大好物なので。
    抜けたところの多いリーナと良いコンビになれそう。
  • p.86 真由美・摩利・遼介の誰にも気づかせなかったリーナとフィフィ、凄すぎでは?
  • p.90・92 リーナが車を運転してるの、何か事故りそうで怖いんですけど、私だけ?笑
  • p.99 フィフィがキーを半ば奪い取ったの、上官的存在に運転させるわけにはいかない説が説得力ありますが、私はやはりリーナの運転が怖かった説に1票入れます(それでこそリーナ)
  • p.102 前総隊長に「飽きたのよね?」とか言えちゃうフィフィさん。好き。あと目を泳がせるんじゃないポンコツリーナ
  • p.103 「やっぱり続ける」じゃねぇんだわ、ポンコツリーナさん。
  • p.104 「可愛いなぁ」←可愛いよねポンコツリーナ
  • p.114 いじけるリーナ。かわE
  • p.103 「身分を隠さず入国している日本軍人と、民間人に過ぎない日本人に対して、横暴を働こうとする国家組織の存在は国の恥だ」
    →たいていの庶民は穏和かつ理性的であり、「一線を超えた物事」にドン引きするものだと仮定すると、こういうFBIの行動は「横暴」にしか見えない(「一線」は個人によりさまざまだが)。
    なのに、なぜか行動を起こしている当の本人や組織は、「横暴」と認識しなかったりする。あるいは「認識しているが気づかないふりをしたりする」。
    ただただマイナス要素にしかならないよ、それ。しかもターゲットが達也の身内キャラ。
    組織の利害関係において逃れられない弊害、ってやつなのか……? 〈来訪者編〉だっけ?で出てきた「セクショナリズムの弊害」と似た感じがちょっとある。
    とにかく、リベラ陣営の無能感は増した。
  • p.180 カノープス、かっこいいなぁ。
  • p.207 「リーナでなければ頼めない」「そ、そんなに言うなら……分かったわよ!」←チョロリナァ!!!
  • p.217 ……ってことは、あれ? リーナと兵庫さん、これはデートと言っても過言では無いのでは???(いや過言)
  • p.218 JJ、深夜労働お疲れ様です……。
  • p.221 アビィキターーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
  • p.222 シャウラたんもキターーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
  • p.251 アビィの物腰が低いので、この場にリーナをブッコみたい。

FEHR(レナ・遼介・ルイなど)

  • p.52 「まぁ! でしたら部屋を提供しますので~」
    レナ、情報を入手しようとする強かキャラなのか、あるいはただの天然なのか、断定はできないが、多分前者?
  • p.57 「レナの確信に近い予感」
    →今後重要度を増しそうな気がする?
  • p.66 真由美のような美少女(美女?)の案内なのに「適当で良いか」となる遼介達也と似たニオイがする。
  • p.107 冷静に捌く遼介カッコイイ
  • p.136 レナ「もしかして出掛けるところでしたか」←緊急事態にも関らず、相手の事情を重んじる姿勢。やはりレナは良い子なのでは?(お目々グルグル)
  • p.141・142 魔法的な手段以外で情報を記録するルイ、有能of有能。
  • p.144・145 遼介さん、貴方はどこの幹比古さんですか?
  • p.145・146 レナと仲間の為ならぶっつけ本番で無茶しちゃう遼介。いや実際には無茶じゃないのだけれど、いいと思うよ。
  • p.111・112 レナの魔法力、侮れませんね。マジか。そんな凄いのか。
  • p.127 ルイのパパ、傭兵なのか。
  • p.131 レナ「今ここで引き返すよう依頼するのは契約違反」
    →契約を遵守するとか、やっぱレナってまともというか誠実と言うか、信用できそうな気も? いやしかしこれがフェイク(あるいは本人すら認識していない欺瞞)の可能性もあるかもしれない……佐島先生ならきっと何か仕込んでいるはず!笑
  • p.124・130 ルイの「直感」、これは「ただの直感」としてスルーしていいのか、作者が意味を込めた要素として注視すべきなのか??? わからん!
  • p.133 「レナがお願いすれば引き受けてくれる」レナは少し怪訝な表情になりながら~
    →いや、そらそうやろ。やっぱりレナ可愛くない? ただの天然なのでは?(真由美同様にレナの魅力の沼に引き込まれつつある私)
  • p.147・148 道に迷う遼介、マジ遼介。
  • p.154 ルイと遼介の友情、良き。
  • p.159 レナさん、そんなに普段から精神干渉系魔法を使ってるの?
  • p.161 「不思議と遼介の胸に響いた」
    →何これ魔法? さんざ聞き飽きる言説だと思うのだけれども。
  • p.169 レナ、いやレナ様スゲェェッェェェェ(恍惚の目)
  • p.184 やはり、ハイレベルの精神干渉系魔法師であるレナには、予知能力があるのでは?

FAIR(ディーン・ローラなど)

  • p.28 「ブラもショーツも着けていない。本当に一枚きり」
    →エッッ
  • p.125 魔女ローラを虜にするディーンって何者? アッチがウマいのか、それとも?
    なんしか、メイジアンシリーズって、そういう連想をさせ得るというだけで結構アダルティよね。いいと思います。
  • p.156 煙管……? 魔女の秘技、謎過ぎる。事象と同調する薬効を持つ煙、みたいな??? オカルティックで大変よろしいかと存じます。
  • p.158 ローラ「素足にサンダル」←山を舐めすぎやろ
  • p.160 ローラの謎みがますます増す。いったい何者?
  • p.161 ローラ「この土地も元は、政府の物なんかじゃない」
    →その通りなのかもしれないが、現状は政府のものとして規定されているので、これは「我々は法律に逆らう」という宣言に他ならないのでは。「政府の物」というくくりをひっくり返したいなら、然るべき手順が必要なはず。
    それを犯罪的行為によって為すならば、法すなわちUSNA国家という枠組みとの戦いになる。勝つか負けるかは知らん。ただ、勝った方が後の正義としてしばらく通用することになる。
    ちなこのあたりの怨嗟については『RED』というマンガが面白かった。
  • p.164 ローラ、100人近くを支配下に置くって、魔法力的にも凄いのではなかろうか?という疑問が湧く。
    ただ、「支配下に置く魔法を100人に掛ける」=「魔法力が高い」とは限らないかもしれないので、ひとまず置いておくこととする。魔法の仕組みによっては、それほど難しいことではないのかもしれないし。あるいは、その分だけのデメリットもあるとか。
  • p.167 ローラの魔法力、真由美並み疑惑!?
  • p.170 ローラ「サノバビッチ!」
    →意外と下品な方のようです(ちょっとイメージと違った)。
  • p.174 ローラ、ディーンにベッドで責め立てられるのを「億劫」に感じるのか。やはりよくわからない関係性だ。ただの愛人ではないのは確かっぽいが、ディーンを心の底から信奉しているというわけでもないのか?
  • p.175 いやだいやだ。組織内での権力争い。
  • p.201 メイジアンマジョリティの対立を引き起こしたい、とFAIRが思っていると仮定して、その理由はよく分からんな。何故そんなことを?
  • p.228 だよね。目的が不明。
  • p.233 ディーンの傍らには、淫靡な女性が二人も……嫉妬やないで()
  • p.237・238 こっわ! 「女の戦い」こっわ!!!
  • p.241 『バベル』は「実験目的」とのことですが、本当にそれだけ? 普通、何か事を起こすときには、「大目的・A」の達成を目指すと同時に、「できれば達成したい中小目的・BCDE……」の達成も目指すようにすると思うのです。「実験・検証」が大目的Aだとして、BCDE……は無かったのか?という疑問。
  • p.245 ヘレンの初登場絵、これでいいの……? もっと淫靡さを!(欲望)
  • p.279 八つ当たりするディーン。ダッサ。

小野遥

  • p.31 小野遥の外見詳細描写「童顔に似合わぬグラマラスな身体付き。女性的な魅力はそれなりに高いが、荒事に向いているようには見えない」フムフム
  • p.31 ルカ・フィールズこと小野センセイ、アメリカで私立探偵となる。
  • p.37 小野センセーの情報がいっぱい出てきて嬉しい。
  • p.39 「ここには何かがある。遥はそう感じた」
    →いったい何を感じとったのか? 経験による直感かな?
  • p.60 遥の闇が暗くて深い……。
  • p.126 遥センセー、「異能暴走」してた時期とかあったんですね。誰からも認識されなくなる、とか? それは辛いかもしれないな……。
  • p.127 遥ちゃん、どれくらい戦えるのだろうか?
  • p.266 可哀想なフィールズさん……。笑

四葉家

  • p.192 四葉家、異動希望とか、結構通るっぽい感じですねーコレ。恐ろしげなイメージとは裏腹にホワイトなのか? まぁ「潔癖症」な家(『司波達也暗殺計画』1巻290P)とのことだし、しょーもない理不尽は嫌ってもおかしくはない、か? 亜夜子いわく「身内には甘い一族」らしいし。
  • p.192 夕歌さん、ご結婚おめでとうございます! お相手はどなたですか!!!!!
  • p.199 「巳焼島北東の四葉家関係者専用空港」←あの空港って四葉家関係者専用なのか!

魔法・魔法具・魔法技術など

  • p.3 『テンタクルス』
    →ネーミングが酷すぎる件wwwww
  • p.25-26 魔女が得る「託宣」
    →魔法科世界と予知能力の秘密の一端。『受動的予知』で得られる情報は「五感から得られない情報である」こと、「無作為に流れ込んでくる情報であること」が記されています。重要。
  • P.26 [寄生木の矢やどりぎのや]
    →魔法名称のカギカッコ表記変えたっぽいですね。「」と『』では追いつかない感じがあったので、有難い側面もあります。
  • p.42 「赤茶けた石板」の正体が気になります。
  • p.53 『星気体投射〈アストラル・プロジェクション〉』正式名称登場。
  • p.76 『テンタクルス』のアダルティ感よ。
  • p.76 「陣」についての詳細が欲しい。
  • p.95 「嫌な予感がする」
    ハイレベルの精神干渉系魔法師の「予感」は「予知」に近いものがあるらしい(8巻166P)。
    けれど、リーナは精神干渉系魔法師じゃない。これは単なる「予感」なのか?
    それとも、まだ明かされていない設定があって、たとえば「力ある魔法師の予感はよく当たる」とかだったりして?(妄想)
    いやでも深雪はそうでもないらしいしな……
  • p.129・130 あえて生身で挑むのは、何となくアリかもしれませんね。本来の使い方をあえてはずす、というのは、油断・隙・思い込みの陥穽を突けば有効な気も。それほど悪くないような?
  • p.132 アストラル体に関する情報追記キタ-! 「魄」とかの理解の参考になるか?
  • p.148・150 『幽体離脱』の詳細が深掘りされました。
  • p.151 「気」「気配」の違いについて教えてplease……
    「想像」の範囲での解釈はできる。「気」は想子霊子的な(超心理学的要素がもたらす)何かで、「気配」は物理的な情報(雑音など)を含めた総合的な「『存在』が漏らしているナニカ」なのだろうと思う(想像なので合っているかは知らない)
    佐島先生だし、ちゃんと明確な定義をしているはず。
    何はともあれ、「気」と「気配」が明らかに違うものと判断できる文脈になっているのはありがたいことですね。
  • p.159 ローラの謎の煙すら弾く『リアクティブ・アーマー』が有能すぎる件。
  • p.164 「使い魔」情報来ました。嬉しい。
  • p.164 「人間と言う現象への干渉」←似たような表現は既出で、達也藤林長正の戦いで、『蹟兵八陣』を破るために達也は「自分という事象への干渉」をしています。(29巻166P)
  • p.175 「魔導書」の文字、久しぶりに見たような。
  • p.182 『眼』が無いと実体と区別が付かないって、どんだけすごいのですか!
  • p.183 「無彩色の想子」って、19巻で深雪が使った『想子のカーテン』と何か似てるような気が。いや、「流れ」だから違うかな?
  • p.193 「現代魔法とはメソッドが違い過ぎて」
    古式魔法、謎が多すぎるので、「たとえばどう違うのか」「なぜ難しいのか」を教えて佐島先生……
  • p.217 「パレードの効果が切れた」
    →効果が切れる条件が気になるところ。
  • p.230・231 またしてもさらっと書かれてるけど、「『マテバ』『精霊の眼』の産物(であるという疑い)」って、超重要な情報です。考えれば当たり前のことなのかもしれないけれど、そこは考えてなかったのでちょっと驚いた。
  • p.235 『バベル』の「二次感染」について。
    通常、魔法の行使には「意思の引き金」を引く必要があるわけですが、その意思(おそらく霊子、事象干渉力)をいかにして一次感染者から引き出しているのでしょうか。
    普通なら感染者が「他人に二次感染させよう」と思うはずが無いわけで、となると「勝手に霊子・事象干渉力を引き出すシステム」が魔法式に組み込まれているのかもしれませんね。
    あるいは、「意思の引き金を必要としない魔法」とかがあるのだろうか?
    ……というところで本文を読むと、「霊子波を生み出させる」とあります。ということは、霊子波なるものは、必ずしも「意思」とイコールではないのかもしれません。「意思」の発露が霊子波として現れることはあっても、引き出された霊子波は必ずしも「意思」に影響を及ぼすわけではない??? うん、無事混乱。
  • p.235・236 「魔法式の複製感染」と聞いて、『チェイン・キャスト』『ミリオン・エッジ』『五遁連鎖の術』を連想します。
    イーゴリ・アンドレイビッチ・ベゾブラゾフの『チェイン・キャスト』は、元となる魔法式を無数に複製しながら増殖し、タイミングを合わせて一斉発動する遅延発動型魔法です。
    七宝家の『ミリオン・エッジ』は、詳細不明ですが「魔法式をコピーしていく・・・・・・・」という記述が、わざわざ傍点付きでなされています(SS巻237P)。意味深。
    九重八雲の『五遁連鎖の術』については、「舞い落ちた木の葉の灰から『土』へ、接触による『感染』を始めていた魔法式」という記述がなされています(29巻245P)。これまた詳細不明。
    詳細不明ばかりですが、個人的にはこれらは『バベル』と通じるものがある「複製」「感染」要素ではないかと思っています。
  • p.236 反比例……反比例??? 忠実に発動すればするほど、劣化しやすくなるの? どういうこと? 理解の仕方が間違ってる?????
  • p.237 『バベル』怖い……
  • p.243 「『バベル』を会得した代償に、他の魔法を使えなくなっていた」←怖い……
  • p.247 「使い魔」来た!!!!!
  • p.248 「デーモン」と来ましたか。ここに来て〈来訪者編〉とリンク。アツい。
    ただ、本wikiではすでにデーモンなる項目はもう用意していて、それは「魔性」のページに飛ばす予定をしているんですが、ここの「デーモン」は「魔性」に合致するものなのだろうか? 違ったら困るんだよなぁ。
  • p.248・249 ここは、「魔法式の感染」と深くつながる話みたいですね。やはり「意思の引き金」は、魔法の行使に必ずしも必要ないのかな? あるいは『精神の強制リンク』のごとく、「引き金を、意識させることなく無理やり引かせる」に近いのか? 要注視。
  • p.252 まーた面倒くさい分かりにくい概念が。「魔法の文法」って何ですか???
  • p.260 『ディオニュソス』の詳細、はよ!!!!!
      バン    はよ
    バン(∩`・д・) バン  はよ
      / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
      ̄ ̄\/___/
  • p.277・278 この程度の説明では何も分からない。
    なお、ギリシャ神話の神様の名前らしいので、そっちから想像はできるかもしれない。

社会・世界情勢など

  • p.34 「ランク」の概念は、やはり相当に浸透しているようですね。
  • p.36∼38 2098年の日本について知りたい。スピンオフはよ。
  • p.72 組織の利害関係は、何かにつけ難しい話ですね。理想論だけでは現実世界は成り立ちませんし、逆に現実対応だけに終始し続けると、今度は衰退し兼ねない。しかし、個人的には、こういう争いや、これらの困難を乗り越えようとする過程に、「人間くささ」的な魅力を感じます。それは私が、「なんやかんやで、上手いことより良い未来を選び取るやろ」という、やや楽観派だからかもしれません(悲観しても人生楽しくないので)。
  • p.94 超古代文明。私、気になります!
  • p.106 USNA魔法関係の法律がかなり厳しいと。治外法権な巳焼島感覚だと一発アウトになりそう。
  • p.118 この手の「陥穽」は、きっと経験しないと分からないことなんでしょうねー。私は海外未経験なので、想像しかできませんが。
  • p.119 ナチュラルに利用手段として「洗脳」がピックアップされるな……いや、今更か。
  • p.122 「二枚の石板を二人で一枚ずつ持っている」←重たいのかな?
  • p.125 「導師の石板」超気になる……どんな古代文明だったのだろうか?
  • p.134・135 こういう、「なぜUSNAは魔法の使用に厳しいのか」という超細かい設定、ホント好き。神は細部に宿るのよ。ありがとう佐島先生
    というかこのバンクーバー市長、めっちゃまともな人やな。弊害も生んだけど、まぁ良き。
  • p.206 「無駄足になったとしても、それはそれで意味がある」
    「世界的な重要人物である司波達也が応援要請に応じてアメリカを訪問した」という事実は、アメリカ政治的にも世界情勢的にも大きな意味を持つと思う。
    また世界トップレベルの魔法師が海外に行ったという事実は、メイジアン・カンパニーに有利になるかもしれない(密出国だから明かし方が難しいけれど)。
    他の「意味」は……わからんけど、何かあるかもしれないな。
  • p.208 上記の「意味」、新魔法が通用するかどうかのテスト、という意味もあるかも?
  • p.219 入国手続き、相変わらずきめ細かく設定するんですね佐島先生!
  • p.228 「この国ではまた健康志向が高まっている」←本当に設定が細かい!
  • p.234 「神」とかいうワードが出て来ました。超古代文明における「神」とは一体……。
  • p.249 「石板」が謎過ぎます。
  • p.283 導師の石板を5文字で説明:「わざマシン」

その他

  • p.96 誕生日情報ありがとうございます!!!!!
  • p.97 「プーティン」美味しいのかな???
  • p.107 遼介摩利の認め合い、尊い。
  • p.137 空港で秘密のお話してるけれど、空港って防諜能力高そうなイメージなんだけれど、大丈夫ですか?
  • p.162 遼介「全てはミレディのために」 達也「俺の全ては深雪のために」 こういう極端な信念があるやつの思想を侵食するのは難しそうだぬ。
  • p.183・184 地図! 宝探し!
  • p.194 「データを拝見しても」
    個人的に「拝見させていただきます」という表現が嫌いなので、「拝見します」になってて嬉しかった(どうでもいい)
  • p.217 「新千歳空港の隣の基地」←現・千歳基地かな。
  • p.232 失語症から回復。よかったねぇ……
  • p.285 「シャンバラへの地図」! 大冒険がいま、始まる!!!
  • p.288 佐島先生! 面白い冒険譚を楽しみにしています!
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