纏衣の逃げ水

スキル
アニメ〈来訪者編Ⅲ〉より.©2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会

纏衣の逃げ水(まとい-の-にげみず)は、九重八雲が操る古式魔法。本体とそっくり同じ色・形・音・熱を、本体からずれた位置に映し出す忍術「情報」を「」る視力を欺く、情報の次元に干渉する幻術。「情報体偽装魔法」とも表現される[Ⓝ劣-9-187・267,24-103,Ⓝメ-5-41,㊮GB-劣2-2-17]

いわゆる『変わり身の術』『分身の術』などは、この魔法を用いたものである[㊮GB-劣2-2-17]

本来の用途は「この世のものならざるモノ」の目を欺くことにある[Ⓝ劣-9-188,㊮GB-劣2-2-17]

備考

  • 司波達也『精霊の眼』エレメンタル・サイトを逆手に取ることさえできる[Ⓝ劣-9-186∼188,24-103,29-243・244]
  • 『仮装行列』パレードは『纏衣』を大本として改造して出来た魔法で、かつて八雲の先代(先代九重ここのえ)が九島家に教えた。そこに藤林家『影分身』を提供し、これによって『纏衣』は現代魔法と結びつけられることとなった[Ⓝ劣-9-263・264,29-118,㊮GB-劣2-2-17・19・20,管補]
  • 『纏衣』では「本体とそっくり同じ姿(色・形・熱・音)」を映し出すのに対し、『仮装行列』では「本体と異なる姿(色・形)」を映し出すことに重点が置かれている[Ⓝ劣-9-267,㊮GB-劣2-2-19]
  • 『纏衣』の術式の中には、忍術使いにとって本来なら門外不出の秘伝が含まれている。それは『仮装行列』にも当然含まれている。〈来訪者編〉において九重八雲アンジェリーナ=クドウ=シールズに釘を刺したが、これは忍術を受け継ぐ者の使命としてこれ以上『仮装行列』が広まらないようにするためである(「伝えられる資格の無い者に伝わるのは、正しく伝えたことにならない」と八雲は考えている)[Ⓝ劣-9-263・264・287,㊮GB-劣2-2-20]
  • 2097年7月に行われた(命の遣り取りをしない範囲での)手加減無しの戦いにおいて、八雲は『纏衣の逃げ水』で九つの分身を展開し達也を翻弄した[Ⓝ劣-29-232・240・256]
    なおこの「九つの分身」について、作中では「『九重』の苗字と象徴的な符号」と記述されている。また「一つは本体で八つは分身」とも書かれている[Ⓝ劣-29-256]
    フィクションにおける一般論として「名」は魔法的に重要なものであるし、本作品においてはエイドスに刻まれた「九重八雲」という名前が「世界」に対して「意味」を持ちそうにも思える。であるならば、この「九重分身、八つは雲(幻)」という使い方は、魔法の効力を高めるテクニックなのかもしれない[管想]
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