9か月ぶりのブログ更新です。笑
第1話を視ました。
最ッッッッッッッ
高ッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
でした!!!!!
この熱量が冷めない内に、初回視聴で感じたことをツラツラとメモっていこうと思います。
以後に添付する画像のクレジットは、特に注記が無い限りは、「©2023 佐島勤/KADOKAWA/魔法科高校3製作委員会」です。
※4/9、一部微追記・微修正しました。
※4/11、ちょっと追記しました。
絵・表現
Aパート
深雪の瞳に映る桜
個人的に「瞳」の描写が好きなのですが、このシーンの桜を映す瞳が、本当に綺麗でした。
好き。
美月の象徴
……などと思っていたんだけれど、後で気づいた。
直前に幹比古の一科エンブレムがアップになっているので、メインの意図は「幹比古は一科に、美月は魔工科に進んだんですよ」という説明なんだろう。
いや、でもさ、エリカの「美月」のセリフの瞬間だけ胸元アップされたわけで、「美月=オッパイ!」という製作陣の主張に見えてしまっても仕方ないよね?
私は悪くない。
悪くない。
私は悪くない……
あっ、ここ、お胸の強調やと思ってたけど、直前の幹比古の胸元アップと合わせて考えると、美月と幹比古は転科しましたよっていうメッセージが主軸なのか?
— 魔法科Wiki管理人アカウント (@mahouka_wiki_SS) April 7, 2024
いやでもお胸に引っ張られて気付けないのは不可抗力やろ
オデ,ワルクナイhttps://t.co/QIarqWeTLZ
エイミィが愛おしすぎるんだが?
その後の、真面目に寂しそうな不満そうな表情も好き。
最高(^^)b
むくれるエイミィをけしかけるエリカw
原作では、エリカが千秋にイラついている様子が描かれるが、そのあたりはバッサリとカット。
その名残が垣間見えるシーンが、ちょっとだけ織り込まれている。
ところでスバルさんさぁ……
しれっと後ろに映り込んでいる里美スバル。
教室に入りかけてるのに、廊下に戻っててワロタw
エイミィのアゲ↑アゲ↑すぎるテンションは、遠目で眺めるのが一番健康に良いのだろう。笑
「影の風紀委員長」の片鱗?
新たに風紀委員となった幹比古と雫。
ここで雫は、視線だけで幹比古の行動を制御してみせた。
「あの」北方潮の娘なのだから、これくらいはできて当然なのかもしれない。
ところで原作では、雫はのちに「影の風紀委員長」と噂されるようになる。
この場面では、雫のそんな側面が描かれたのかな~とか、そんなことを思った。
心なしドヤァしてる深雪。興味ナシな琢磨。ブチギレる深雪。ビビる琢磨。
最高すぎる一連の表情描写。
眉の微妙なカーブ、かすかに上がっている口角。そこから感じられる、かすかなるドヤ感。
新入生にも兄を誇りたいんだろうなぁ、とか。
「清楚感とか品性とか、そういうものを失わせないギリギリのラインの表情になってるなぁ」と、視てて思った。
興味ナシ琢磨のところは、原作では「興味が無いというぞんざいな素振りで相槌を打った」と書かれている。
アニメでは、目や口の開き具合、フイッと顔を横に向ける動きなどで「ぞんざいさ」を表現していて、凄いなと思った。
なお、コミカライズでも「フイッと顔を横に向ける」動作は描かれているが、目つきなどはもっとあからさまに舐め腐った感じになっている。
ブチギレ深雪は、直前の微ドヤ顔とのギャップもあって、本当に怖い。
原作の挿絵よりもずっと怖い(笑)
こういう目、大好物です。笑
そして可哀想なアーチャン
Bパート
トニカクカワイイ真由美
ドヤァする真由美
真に受ける真由美
ふと気づく真由美
プクーッ真由美
オーバーキルされる真由美
はい可愛い^^
乙女ゲーかな?
たまに出る、ファンサ止め絵キタ—–!!!!!
『魔法科高校の劣等生〈乙女ゲーム編〉』来ますか?
ハートを撃ち抜かれた泉美
撃ち抜かれてしまった泉美は、好きなカットがちょっと多すぎるので、最初の瞬間だけペタリ。
表情や体の動きから、どれほどの撃ち抜かれ具合だったのかが凄く伝わってきて、とても良かった。
真由美と香澄の表情の変化に注目
どうしても泉美に目が行ってしまうけど、後ろの二人のちょっとした表情の変化も、けっこうおもしろくて良い。
原作を読んだ人の場合は、香澄の内心も知ってるだろうから、さらに楽しめると思う。
挿絵のまんまや!!!
さすがに可哀想な真由美
さすがにこれは可哀想……
だがしかしそれが良い……
可愛い……
><
こういう目の表現は、僕が見落としているだけだと思うけど、これまでほとんど無かった気がする。10周年記念PVのあーちゃんと、来訪者編の霊夢リーナであったかも、というくらいでは?
でも可愛いからヨシ!
お手手がかわいい
可愛い。それ以上に付け加える言葉はない。
あーちゃんの表情
見たまんま。かわいい
ただし、ここの口元は個人的にはあんまり好きじゃない。なんというか、やり過ぎ感? デフォルメの塩梅なのかなぁ。
まぁ、あーちゃんを描いてる人がきっと「超!あーちゃん好き」な人なんだろうなと思うと、その人の「好き」を否定するのもアレだしなぁ……と思ったりもする。笑
香澄の美人描写
九校戦編のラストで、十文字克人が言ってましたよね?
「将来が楽しみな美形」だと。
この一枚を見ると、たしかにそのように思える。
些細かもしれないけど大切な設定を、きちんと描写してくれるの最高。
演技・演出
アヴァン
まばたきで情景チェンジ
まるでカメラのシャッターを切っていくような、まばたきのような演出で場面が切り替わっていく場面。
何らかの意図、またはこだわりが感じられて、とても好き。
過去の演出
原作8巻〈追憶編〉のシーンですね。
「なんか画面がザラついてる?」と思ったけど、これはたぶん、過去シーンゆえの演出かな。
2095年11月6日の話は、コミカライズでも描かれてないはずなので(ないよね?)、とても楽しみ。
追憶編を思い出した
©2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会
ホラー
鏡に映った深雪だけがこっちを見てる……(ヒェッ
アヴァン~Aパート
ここ、面白いなって思ったポイントが2つあった。
①フォント
珍しく、これまでの魔法科アニメとフォントが違う。
少なくとも、魔法科アニメオリジナルのフォントではない。
そこはかとなく、コミカライズ〈スティープルチェース編〉のフォントに似てる気がする。
気のせいかもしれないけれど……。
なんであえて堅めのフォントにしたのだろう?
さらにシビアな世界観に入っていくから?
②縦文字列→縦反射光っていう流れ
シンプルに、面白い演出だなぁって思った。
眼の残像を利用してみたのかなって。
Aパート
孤立する千秋
周囲の生徒は複数人で駄弁ってるのに、千秋だけひとりぼっち……
きちんと足を揃える琢磨
原作通りの自己紹介演技
苗字に強いアクセントをつけた自己紹介。
原作では「七宝、琢磨です」と書かれているのだが、ここが完全に再現されている。
達也に対して苗字を強調する理由はちゃんとあるのだが、アニメで描かれるだろうか?
Bパート
達也の内心の変化
ここは1期と3期のあからさまな対比になっている。
特に面白いと思う点は、達也視点における本校舎の見え方だ。
1期では魚眼的に映っているのに対して、3期では現実的な見え方になっている。
これは、達也の内心の変化を表現しているのではないだろうか?
(右)アニメ第3期〈ダブルセブン編Ⅰ〉
つまり、1年生時の達也は無意識に自身を卑下していて、ゆえに魔法科高校という存在を過剰に大きく感じている。
この内心が、魚眼的な技法で表現されている。
一方、2年生時の達也はそういう卑屈さが薄れ、ものごとを真正面から受け止められるようになっていて。
だから校舎は魚眼的ではなく、平面的に見えているのではないか。
七草真由美
2096年度入学式に真由美が現れるこのシーンは、2095年度入学式で達也が初邂逅したシーンに、明らかになぞらえている。
初邂逅時の真由美は胸元に右手を添えており、不安を隠していることの表れのように思える。
しかし2096年度のカットでは、右手は映っていない。不安を感じていないのだろう。
達也だけでなく、真由美も成長しているのだと思う。
あと、ささやかなリップが、すごく大人っぽくて良いです。笑
九校戦編の小野先生を想起させる演出
そして気づいて照れて慌てるまでがお決まりの流れ。笑
©2013 佐島 勤/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/魔法科高校製作委員会
香澄・泉美の魔法発動速度!
一歩下がったのは警戒心の現れ?
泉美が香澄に駆け寄る直前、達也は1歩ほど後ろに下がっている。
いっぽう原作では、達也は1歩どころか大きく後ろへ跳んでいる。
「大きく後ろへ跳ぶ」理由は、その後の文脈から、おそらく泉美を警戒しているからだ。
ただ、アニメーションで本当に大きく後ろへ跳んだら、「ビビり過ぎでは?」といった気持ちも湧いてくるだろう。
もしかしたらそういう感じの理由で、「1歩下がるだけ」という表現に変更したのかもしれない。
なおコミカライズ〈ダブルセブン編〉では、「大きく後ろへ跳ぶ」描写も、「1歩下がる」描写もなく、達也はその場から動いていないように見える。
このことからコミカライズの時点で、「少なくとも『大きく後ろへ跳ぶ』のはナシ」という判断がされていたのかもしれない。
顔は映らないのに表情が想像できるの、すごい
「真由美、絶対怒ってるやん……」とすんなり感じさせられる表現。
さらりと流してるけど、よく考えたらすごいなって。
労力も減るし、いいことづくめ。
足下は映ってないのに、正座してるんだろうなぁって思わせるの、すごい
両腕の位置や伸ばし方でそう見えるのかな?
人間の脳って、見えない部分も勝手に補完するらしくて、それを逆手に取ったデザイン技術とかあるけど、そういう類の話かな。
ハートを撃ち抜かれた泉美が高速移動するの、好き
瞬間移動してて笑ったw
人間の認識速度を超えている。笑
背後に咲く白百合
深雪は数年後に「白百合」って呼ばれることになるから、この花は白百合なんだろうなぁって。
深雪の心を刺す言葉
ほんの一瞬のコマだったけど、この時期の深雪のナイーヴな内心が明確に表れていて、非常に良い。
『メランコリック・バースデー』を思い出した。ほとんど同じ時期だし。突き刺された不安を表すお手手ギュッ
これもナイーブさを表したカットだと思う。
先の目元アップもそうだが、こうした不安げな様子は、原作では描かれていない。むしろ、ある理由から、この場面の最後には少しご機嫌になっているくらいだ。
これは割と大きめの変更点だと思う。
わかりやすい作り笑い①
これも、原作では本当にご機嫌な笑顔なのだが、アニメ版では、どこか不安を押し隠そうとしているような、そういう作り笑いに見える。
これもきっと、上記の変更点を意識しての脚本なのだろう。
このような「深雪の心情」について、ストレートエッジの編集者さんが答え合わせツイートをしてくれています。
なお、『月刊ニュータイプ5月号』(4/10発売)に掲載されたジミー監督のインタビュー記事でも、同様の旨が記されています。
自信家・七宝琢磨
演説直前の脚の開き具合!
自信家であるとか、傲慢であるとか、そういう部分が表現されているように見える。
あと、幹比古がジンワリと汗を垂らしているのが微笑ましい。
琢磨の話題はナシで……
不遜な新人の話題はやめましょう。笑
わかりやすい作り笑い②
ここは、「琢磨へのイライラ」を隠すため、また「水波をダシにして話題を変えよう」という悪戯心を隠すための、二重の作り笑いだと感じた。
原作の内容から考えると、深雪は「ちゃんと達也が突っ込んでくれるから大丈夫」と確信して、こういう行動を取っているのだろう。
それを踏まえると、達也は「妹がまた何か言い出しそうだぞ」って感じで横目で見てるように思えてきた。オモシロ笑
その他(資料など)
アヴァン
四葉の村の施設?
フェンスと鉄条網が敷かれているあたり、旧第四研か?
マジで何だ? 四葉の村の鳥居は倒れたままなの?
車両?列車?のようなものが横切っていく。何これ。
いずれのカットも同じ感じで雪が降っているので、四葉の村の施設だと思ってるんですが、はたして。
四葉本家外観
四葉本家。
原作では「大き目の武家屋敷調伝統家屋」と記述されている(8巻16P)。
アニメ〈追憶編〉でも一瞬だけ描かれたけど、正面からのカットは、たぶん初めてだと思う。
©2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会
本家の大応接室
家内では「謁見室」と呼ばれる応接室。
壁の絵画は、
ヨハン・クリスチャン・ダール『クリスチャニア近くのヴァケロからの眺め』(1827)
らしいです。
しばりんさんが特定してくれていました。
Aパート
教室の窓
この窓、可動式だったのか……。
十師族各家の当主
こうかな?(八代雷蔵と五輪勇海は逆かもしれない)
と言うか、九島真言がいないんですが。笑
Bパート
2096年度入試成績
1~3位の情報は既出だったが、4位が千川満であることは、たぶん原作でも書かれてなかったはず。
屋形船
真横に移動できるんですね。
亜夜子の眼帯
原作通り、使い心地があまり良くないさまが描かれている。
ナックルダスター形態単一目的特化型CAD
ヤミちゃんが愛用している、『ダイレクト・ペイン』専用の単一目的特化型CAD。
〈来訪者編Ⅻ〉のBパートでも登場したこのCADは、親指のところにあるスイッチを押し込むことで起動式が出力される。
©2019 佐島 勤/KADOKAWA/魔法科高校2製作委員会
ニュース項目
ニュース項目をチェック。
- 国外で広がる反魔法主義運動
- 民権党 神田議員 直撃取材
- 中継 都内の桜が満開に
- 日本魔法協会が記者会見
- 競技ルール変更の影響は
ちょw 競技ルール変更www
神田議員は、たぶんこれ。キャラデザがコミカライズ〈ダブルセブン編〉と違ってるけど。
ところで、何のビールを飲んでるんだろう。エビス?
※原作とコミカライズでは、酒盛りの描写は無い。
謎技術
原作でもコミカライズでも描写がなく、よく分からない謎技術。
人相照合のための3Dスキャンとか?
感想① おわり
かなり長くなってしまったので、とりあえずここで切ります。
いい1話だった~!
脚本・時系列と、音楽・OPについては、また別途書こうと思います。
それでは!