生体発火【せいたいはっか】は、生物の身体を発火させる魔法[Ⓝ劣-31-195]。
酸素との急速な化合(酸化)による組織の破壊を引き起こす[Ⓝ劣-32-196]。
パラサイトと化したスターズの魔法師、アレハンドロ・ミマスが得意としている[Ⓝ劣-31-194・195]。
どういうわけか生物の死骸や生物を加工した素材には効果が無く、例えば生木は燃やせるが、炭に火を点けることはできない[Ⓝ劣-31-195]。
その代わり対人戦には無類の強さを発揮する。効果が限定されている所為か、小さな事象干渉力で魔法を発動できるため、通常は事象干渉力不足で魔法が通らない格上の魔法師を葬ることも可能となる[Ⓝ劣-31-195]。
ミマスが堤奏太を攻撃した際には、奏太の右腕上腕部の半ばまでが黒く炭化し、肘から先がもげて落ちた[Ⓝ劣-31-207]。
なお、『人体発火』と良く似ているが、別の魔法である[Ⓝ劣-32-196]。