欺身暗気

欺身暗気【ぎしんあんき】は、相手に「攻撃を受けた」という幻覚を与える幻術の一種[Ⓝ劣-29-254]
相手に衝撃や激痛を与える魔法[Ⓝ劣-29-251∼253・258]

九重八雲が操る忍術の一つであり、その中でも奥義に数えられるものの一つである[Ⓝ劣-29-254]

概要

基本的な仕組みは催眠術と同じ。ただし、催眠導入の手続きを経ることなく、また言葉によらず闘気を打ち込むだけで暗示をかける[Ⓝ劣-29-254,管補]

また、術の詳細について説明するなどして、その存在を強く印象づけることで、その効果を高めることができる[Ⓝ劣-29-254]

この術を行使するとき、八雲は2グループに分かれた何十もの魔法式を構築している。これは、司波達也『眼』には「魔法式の連なりから成る二匹の大蛇が、情報次元イデアにおける自身の身体に足下から螺旋状に絡みついている」ように視えている[Ⓝ劣-29-255]

その他

  • 司波達也『ダイレクト・ペイン』だと思い違いをしたが、『欺身暗気』で痛みを覚えるのは肉体であって、精神ではない[Ⓝ劣-29-254]
  • 相手の運動機能に損傷を与えるものではない[Ⓝ劣-29-258]
  • 『接触型術式解体』を展開しても、絡みついている魔法式を吹き飛ばすことはできず、幻覚をもたらす効果は「鎧」を構成する想子の中に浸透してくる[Ⓝ劣-29-255・256]
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