五輪澪

キャラクター
アニメ〈ダブルセブン編Ⅲ〉より.©2023 佐島勤/KADOKAWA/魔法科高校3製作委員会

五輪澪【いつわ・みお】は、十師族五輪家の長女。2095年11月時点で日本国政府が対外的に公表している唯一の国家公認戦略級魔法師十三使徒)で、国防軍の切り札的な存在[Ⓝ劣-8-8・210・211,11-357,20-2・48,32-106,Ⓒ動-2-67,㊮GB-劣3-2-23]

年齢は2095年11月6日時点で26歳(2095年に入ってから26歳になった)[Ⓝ劣-11-355,㊮GB-劣3-2-23]。このことから生年は2069年生まれと推測される(2068年度か2069年度かは不明)[管推]

五輪家は2095年時点で十師族の一角を占めているが、その地位は澪という戦略級魔法師を抱えている事実に支えられている側面が強い[Ⓝ劣-8-212]

生没年 2069年[Ⓝ劣-11-355]
体型
二つ名
家系 五輪家[Ⓝ劣-8-210]
家族 父 五輪勇海[Ⓝ劣–]
弟 五輪洋史[Ⓝ劣-11-]
所属等 日本国
 国家公認戦略級魔法師十三使徒[Ⓝ劣-8-8・210・211]

国立魔法大学

国立魔法大学大学院[Ⓝ劣-11-355]

技能 深淵〈アビス〉[Ⓝ劣-8-8・211,11-357・362,㊮GB-劣3-2-23]
装備
CV

体質・体型・容姿・雰囲気

魔法の能力は強大だが、肉体面では極端な虚弱体質で、長距離の移動は避けるべき(という程度に負担が大きい)。脚に疾患は無く歩けないわけでもないのだが、長時間の歩行に身体が耐えられない。ミドルティーンの頃まではそれほどでもなかったそうだが、20歳を過ぎたあたりからは少しでも体力の消耗を抑えるため、動力付きの車椅子を常用している。国立魔法大学卒業後は、五輪家の屋敷からほとんど外出することは無いとも伝えられている[Ⓝ劣-8-211・212,11-354・355,13-36,14-159,15-199,23-129,32-106,㊮GB-劣3-2-23,管補]

身長は七草真由美より1~2cm低い程度だが、身体つきは真由美とはまるで違っている。一言で表現すれば未成熟で、「女らしさ」が余りに乏しい。昔から身体が弱く十分な運動ができない為、食が細くその所為で栄養が不足するという悪循環の結果、未成熟な体型となった。胸の膨らみも服の上から見た限りほとんど無い(「全く無い」と言っても誇張にならない程)。腰回りも少女のように細く、サイズだけ見れば澪の体型はローティーンの少女に近い[Ⓝ劣-11-355,㊮GB-劣3-2-23]

顔立ちも体型に合わせたように幼く少女のような外見で、あどけない笑みを浮かべるなどしている。ルックス、スタイルを総合して、何となく「女性」に成り切れていない印象が澪にはある。真由美は「この人は本当に自分より年上なのだろうか」と顔を合わせるたびに疑問を懐いている[Ⓝ劣-11-354・355]

心底困った、という風情で頬に手を当てる仕草は大人の女性を多少・・感じさせるが、それ以上に子供が背伸びをしているような印象が強く、色気よりも微笑ましさをもたらす[Ⓝ劣-11-361]

シルエットはコミカライズ〈入学編〉第4巻[Ⓒ入-4-135]コミカライズ『星を呼ぶ少女』第1巻[Ⓒ星呼-1-4]コミカライズ〈エスケープ編〉第4巻[Ⓒエ-4-103]などで、また後ろ姿はコミカライズ〈動乱の序章編〉第2巻[Ⓒ動-2-67]などで登場している。アニメ〈来訪者編Ⅰ〉では顔が明確に描かれている[Ⓐ来-1-avan]

性格

七草家での会話において笑えない冗談を吐くなど[Ⓝ劣-11-358・359]、空気を読むのが下手な一面を持っているらしい[管想]。またその際には弟の五輪洋史に注意されしゅんと萎れ、七草弘一がフォローに入るなどしている[Ⓝ劣-11-359]

また、同性だからなのか、あるいは子供っぽく見えても年上だからなのか、七草真由美の子供っぽい演技は澪には通用しなかった[Ⓝ劣-11-360・361]

魔法・戦闘技能

澪が操る戦略級魔法は、海上の艦艇のみならず海中の潜水艦をも容易に巻き込むことができる流体制御魔法『深淵』アビス。一撃で一個艦隊を破壊する理論上の能力を以て戦略級魔法と認定されており、澪が同行しているというだけで敵に多大なプレッシャーを与えることができる[Ⓝ劣-8-8・211,11-357・362,㊮GB-劣3-2-23]

ただし新発田勝成は「『質量爆散』マテリアル・バーストに比べれば、威力面でも投入可能な条件面でも限定的」と指摘している[Ⓝ劣-16-76,Ⓒ四-1-56]

「灼熱のハロウィン」から日亜講和条約まで

「灼熱のハロウィン」ののち、大亜連合から大きな譲歩を引き出し勝利を決定的なものにしたいと考えた日本国政府は、五輪家に出動を要請。澪は2095年11月半ば、大亜連合に講和条約締結を促す示威行動のため佐世保に集結した国防海軍の艦隊に乗船して出征した。なおこれは澪が望んだものではない[Ⓝ劣-8-210,11-356・357,20-2・48,23-131,Ⓒ孤-2-36]

なおそのスケジュールについては、11月第1週の週末に佐世保へ向かい、11月11日(金)に出航する予定となっている[Ⓝ劣-11-360]。また参戦士官名簿には、同行する五輪洋史と共に交戦資格保有者として登載される予定となっている[Ⓝ劣-11-361・362]

このように日本側は事実上の総力戦の構えを見せたが、幸いにも砲火を交えることも『深淵』アビスが使われることもなく、大亜連合からの申し入れにより東南アジア同盟を仲介役として同年12月には休戦協定が成立。翌年3月には講和条約が速やかに締結された[Ⓝ劣-20-2・48,管補]

この澪の出征について七草真由美は、「健康面で不安が大きい澪を何週間も(艦隊に)同行させるのはメリットよりもデメリットの方が大きい」と考えている[Ⓝ劣-11-357・358,管補]

また父である五輪勇海にも、身体が弱く本来であれば長距離の移動も避けるべき澪を「戦略級魔法師である」というだけの理由で出征を強制されたことには色々と思うところがあるらしい[Ⓝ劣-32-106・107]

この出征からの帰国後、幸い命に別状はなかったものの、澪は1ヶ月程度を病院のベッドで過ごす羽目になった[Ⓝ劣-32-107]

くらし

五輪家の本宅は旧愛媛県にあるのだが、澪は大学に通学する必要上で東京に出て来てから、そのまま東京の別宅で生活していた。大学院卒業と入れ替わるようにして弟の五輪洋史が進学してきた為、そのまま一緒に暮らしていた[Ⓝ劣-11-356]

人間関係

七草真由美

七草真由美は澪と親しく付き合っているらしい[Ⓝ劣-15-199]。それは澪の弟である五輪洋史が真由美の婚約者候補の一人だからだと思われるが、真由美は澪と洋史について「決して嫌いというわけではないが、余り歓迎したくない類の知り合い」と思っている[Ⓝ劣-11-353・354・359,15-199,管補,管推]

五輪洋史

澪の出征には「せめて自分がついて行って手助けをしよう」と考えた洋史も同行するという描写[Ⓝ劣-11-358]から、姉弟仲は悪くは無いように思える[管想]

五輪勇海

五輪家の当主・五輪勇海は、2095年の秋に虚弱な澪を「戦略級魔法師である」という理由だけで戦場に送り出さなくてはならない状況に陥って以来、個人に全ての負担を押し付けて体裁を取り繕うようなやり方に嫌悪感を覚えるようになった[Ⓝ劣-23-129,32-106・107,Ⓒ孤-2-31]

備考

  • 四葉真夜は澪を「澪さん」と呼ぶ[Ⓝ劣-8-210]
  • 七草真由美は澪を「澪さん」と呼び、澪は真由美を「真由美さん」と呼ぶ[Ⓝ劣-11-354]
  • 五輪洋史は澪を「姉さん」と呼ぶ[Ⓝ劣-11-359]
  • 藤林響子は澪を「澪さん」と呼ぶ[Ⓝ劣-14-159]
  • 国立魔法大学卒業後は外出もままならず、国立魔法大学大学院は特例によりほとんどオンラインで済ませていた[Ⓝ劣-11-355]
  • 特殊な事情を抱えているため、(日本魔法界において)独身を貫くことを許されているらしい[Ⓝ劣-16-40,管補]
  • 澪は民間組織である十師族の所属であり、また国家非公認の戦略級魔法師大黒竜也国防陸軍の所属である。そのころ国防海軍は黒星続きで、海軍上層部は「少なくとも陸軍と同等の切り札を持たなければ発言力が低下してしまう」と焦りを募らせていた。これが結果的に兼丸らによる『隕石爆弾』ミーティアライト・フォール開発、そして南盾島事変の勃発へとつながっていった[Ⓝ㊕星呼-29・30,管補]
  • 十師族は表舞台に立たないことを基本方針にしているため、澪が国家公認戦略級魔法師に名を連ねることとなった時には十師族内部で意見の対立があったらしい[Ⓝ劣-32-94]
  • 2097年7月に一条将輝が新たな「使徒」に認定され、日本の国家公認戦略級魔法師は2名となった。このすぐ後に司波達也が新ソ連イーゴリ・アンドレイビッチ・ベゾブラゾフを葬ったことにより、複数の「使徒」を抱える国家は日本とUSNAの二ヵ国だけとなった[Ⓝメ-2-106]
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