クイック・ドロウ

スキル
アニメ〈入学編Ⅰ〉より.©2013 佐島 勤/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/魔法科高校製作委員会

クイック・ドロウは、森崎家が編み出したCAD操作の特殊スキル。森崎家の代名詞とも言われる、CADを使った魔法の高速発動技術の一つ。拳銃形態特化型CADを構えていない状態(ホルスターに収めている状態)から素早く魔法の発動まで持っていくCAD操作の技術で、素早くCADを作動させ、素早く起動処理を済ませ、相手の魔法が発動する前に相手を魔法によって無力化することを目指したもの。模範実技の映像資料になっているくらい有名な技術である[Ⓝ劣-5-73,Ⓒ夏-1-96,㊮全テ-16,GB-劣1-1-27,2-9・19,優OVB-21]

威力は二の次であり、(魔法の)難度も無視される。低威力の魔法であっても、相手より先に攻撃できれば相手を無力化することができる――CADの実用化によってもたらされた魔法発動のスピードアップを、この発想に立って更に徹底して追及した技術であり、その本質はCADの効率的な操作技法の開発と改良にある[Ⓝ劣-5-73,㊮GB-劣1-2-19,管補]

スピードを追求したため、汎用型CADよりも特化型CADに力点が置かれた。特化型は拳銃形態が主流なので、まず拳銃形態特化型CADで素早く抜き撃ちの体勢を作る技術が生み出された。「クイック・ドロウ」の名称は、CADをホルスターから素早く抜き出す動作がガンファイトの早撃ち(クイック・ドロウ)に似ていることに由来している[Ⓝ劣-5-73,Ⓒ夏-1-96,㊮GB-劣1-1-27,2-19]

この入り口の技術によって、当初想定していなかった副産物がもたらされた。CADを手に持っていない、謂わば「手ぶら」の状態から襲撃者よりも早く魔法を発動して、襲撃者を撃退するこの技術は、武器を隠し持っておく必要がある日本型のボディガードに打ってつけの技術であった[Ⓝ劣-5-73・74]

百家支流・森崎家の「クイック・ドロウ」は有名で、この特殊技術を以て「数字付き」ナンバーズの本流(百家本流)に勝るとも劣らない高い評価を得ている。この特性から森崎家はボディガードを依頼されることが多い[Ⓝ劣-1-108,5-72,19-258,Ⓒ入-1-120,夏-1-95・96,転校-13,㊮GB-劣1-1-27,2-9・20,管補]

森崎駿が得意としており、(拳銃形態特化型CADの)「銃口」を突き付けたときには既に、CADのサスペンドは解除されている[Ⓝ劣-5-104,Ⓒ入-1-111∼113,㊮全テ-16,GB-劣1-2-9]

2095年4月に森崎駿が見せた「クイック・ドロウ」は、CADを抜き出す手際と照準を定めるスピードのどちらについても明らかに魔法師同士の戦闘に慣れているものの動きであった。渡辺摩利は「森崎のデバイス操作もなかなかのものだった」と評している[Ⓝ劣-1-101・239]

なお『クイック・ドロウ』の熟練者は、特化型CADをホルスターに入れたままの状態で魔法の照準をつけることができる(『ドロウレス』[㊮GB-劣1-2-19]

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