四葉英作【よつば・えいさく】は、四葉家の二代目当主。東山元英と四葉彩夢の間に生まれた息子。故人[Ⓝ劣-16-2・74・112・196・201・202,Ⓒ四-2-127・144,㊮GB-追憶-24]。
分家のひとつである椎葉家の現当主・椎葉英嗣の父であり、椎葉家の長男・椎葉英俊の祖父。初代当主・四葉元造の弟で、司波深夜と四葉真夜の叔父、黒羽貢と静陽人の伯父に当たる[Ⓝ劣-16-2・189・196,Ⓝメ-9-137,Ⓒ四-2-108・127,㊮GB-追憶-24]。
亡くなった詳細な時期は不明だが、少なくとも司波達也が生まれてから『人造魔法師実験』の被験者となるまでの間(2079年4月~2085年ごろ)のことである[Ⓝ劣-16-201,Ⓒ四-2-144・145,管補]。
キャラクターデザインは、コミカライズ〈四葉継承編〉で公開されている[Ⓒ四-2-127]。
魔法・戦闘技能
高度な精神干渉系魔法の使い手で[Ⓝ劣-16-74]、他人の魔法演算領域を解析し潜在的な魔法技能を見通す精神分析系の能力を備えている。四葉家に伝わる魔法演算領域分析系の魔法のほとんどは、英作が作り上げた術式を基にしている[Ⓝ劣-16-196,Ⓒ四-2-127]。
司波達也を生かした
生まれた直後の司波達也の潜在的な魔法技能を英作が調べたところ、「全ての物質と情報体を壊す力」と「全ての物質と情報体を24時間以内に限り復元する力」を持っていることが判明した[Ⓝ劣-16-196∼198,Ⓒ四-2-127∼129]。
それを知った分家の当主とその後継者たちは「達也を今すぐ殺すべきだ」と英作に具申したが、英作は「罪の意識に溺れるよりも現実的な対応を考えるべき」「(達也の力は)四葉家にとっても切り札となり得る」と述べてこれを却下[Ⓝ劣-16-199・200,Ⓒ四-2-134・136・137,管補]。
その代わりに、達也が(『分解』と『再成』以外の)魔法が無くても己の身を守れるように、如何なる危険の中からでも血路を開いて脱出できるように徹底的に戦闘技術を叩き込んで最高の戦闘魔法師に育成するとともに、どんな時でも感情が暴発しないように喜怒哀楽を徹底的に抑え込むことを、英作は本家当主として決定した[Ⓝ劣-16-200,Ⓒ四-2-137・138・140,管補]。
達也は生まれた直後から戦闘魔法師として育成されたが、それは以上のような経緯による英作の命によるものである[Ⓝ劣-16-159,Ⓒ四-2-18,管補]。
達也を救ったのは英作であるとも言える[Ⓝ劣-16-201,Ⓒ四-2-141]。
備考
- 四葉真夜は英作の遺言により三代目当主に指名された[Ⓝ劣-16-112,Ⓒ四-1-89]。
- 英作は、司波深雪が「完全調整体」であることを知っている数少ない人物である[Ⓝ劣-16-232,Ⓒ四-3-45]。
- 葉山忠教は、二代目当主である英作のころから執事として四葉家に仕えてきた[Ⓝ劣-8-224,Ⓝメ-9-103,㊮全テ-26,GB-劣1-3-6,劣2-4-3]。
- 魔法演算領域のオーバーヒートの治療法の開発は、四葉家では英作の時代から続けられている[Ⓝ劣-21-88]。
補足
原作では、大漢によって四葉真夜が拉致された折に「司波深夜の叔父」の目に憤怒が渦巻いている様子[Ⓝ劣-8-268]や、「四葉元造の弟」が地獄を見せてやると発言する様子[Ⓝ劣-8-272・273]が描かれている。
この「深夜の叔父」「元造の弟」に該当する人物は、家系図から四葉英作と四葉元輔のどちらかだと思われる。あるいは両場面で両者が別々に登場している可能性もある[Ⓝ劣-16-2,管推]。
なお黒羽重蔵も「深夜の叔父」だが[Ⓝ劣-16-2]、この場に重蔵はいない[Ⓝ劣-8-265]ことから、目に憤怒を浮かべた人物は明らかに重蔵ではない[管推]。
また重蔵は元造の義弟だが[Ⓝ劣-16-2]、「地獄を見せてやる」と発言した「元造の弟」は元造のことを「義兄上」ではなく「兄上」と呼んでいる[Ⓝ劣-8-272・273]ことから、これも重蔵ではないと思われる[管推]。


