東山知時

東山知時【ひがしやま・かずとき】は、津久葉夕歌司波達也司波深雪らが所属する国立魔法大学東山ゼミの教授。年齢は2100年4月時点で60歳[Ⓝメ-1-110・111,3-183,9-29・71・73]

外見・性格・能力

身長は182cmの司波達也と同程度だが、体型はヒョロリとした長身痩躯。黒や灰色が混ざったまだら模様の白髪頭で、身嗜みに気を使っている形跡は無い。歯に衣を着せずに言えば冴えない外見の老人[Ⓝメ-9-28]

しかしその頭脳が「冴えない」と評価されることは無い。戦略級魔法開発などの派手な成果は無いが、地道に研究実績を積み上げ魔法学の世界では国際的に高く評価されている。一般社会の知名度は決して高いとは言えないが、学問の世界では魔法学に留まらず精神医学心理学の分野でも広くその名を知られている[Ⓝメ-1-110,9-29]

セキュリティ意識が高いのか低いのかよく分からない人物で、研究室の鍵には電子錠でも生体認証でも想子波認証でもなく機械錠を用いる一方で、研究途中のデータはスタンドアロンの端末で管理し、必要なデータはその都度ネットワークに接続された別の端末にダウンロードしたものを小型ストレージにコピーして、手で研究用の端末に移し替えている[Ⓝメ-9-185]

四葉一族との関係

四葉一門に数えられてはいないが血縁関係はあって、司波達也とも血はつながっている。具体的には達也と司波深雪の高祖父(祖父の祖父)の孫に当たる。このような背景から、知時は四葉家から密かに資金やデータの援助を受けている。津久葉夕歌ゼミに在籍していたのはこのような縁からでもある[Ⓝメ-1-110,9-29]。なお、この「高祖父」が司馬空哉(達也らの高祖父にあたる人物)を指すかどうかは断言できず不明である[Ⓝ劣-16-2,管補]

また、東道青波から研究資金の援助も受けている[Ⓝメ-1-110]

司波達也との関係

知時と司波達也の関係は、指導教授と学生と言うより共同研究者と表現する方が妥当で、実際に達也が発表した『事象干渉力霊子波理論』の共同研究者でもある。また津久葉夕歌とも系統外魔法に関する研究で協力関係にある[Ⓝメ-3-183,9-29]

達也は大学では欠席が多いがきちんとレポートを提出しており、また自分の研究の助けにもなるので教授らから見て悪い学生ではない。知時も他の学生を置き去りにして1時間以上も達也と問答を重ねるなどしている(他の学生らは苦笑しながら耳を傾けている)[Ⓝメ-1-111]

『群衆誘眠魔法の開発』

2100年10月、ロッキー・ディーン『ギャラルホルン』によって引き起こされたサンフランシスコ暴動事件を受け、司波達也は知時に暴徒の興奮を鎮静化させる対集団魔法開発への協力を依頼。知時は新魔法の効果を客観的に評価できる達也以外の研究者としての役割を求められた。これについては知時も本家から依頼を受けていたため受諾した[Ⓝメ-9-30・73]

津久葉夕歌も巻き込みながら研究は進み[Ⓝメ-9-31・73・186,10-2]、このテーマは後に司波深雪アンジェリーナ=クドウ=シールズの発言がヒントとなって『群衆誘眠魔法の開発』へと姿を変え[Ⓝメ-9-190・193・195]、最終的に『ヒュプノス・チェイン』の開発へとつながっていった[Ⓝメ-9-209]

備考

  • 津久葉夕歌は2099年まで東山ゼミに在籍していた[Ⓝメ-1-110]
  • 2100年4月末に司波達也が頭を下げた「不義理をしていた教授」は、知時かもしれない[Ⓝメ-1-101]
  • 出席状況が芳しくない達也がゼミに在籍していられるのは東道青波関係のコネのお陰であるらしいが、夕歌は青波から口を利いてもらっていない[Ⓝメ-1-110・111]
  • 大学を休みがちな達也は、登校した日は必ず東山研究室に顔を出すようにしている[Ⓝメ-9-29]
  • 司波深雪アンジェリーナ=クドウ=シールズも東山ゼミに出入りしている[Ⓝメ-1-110]
  • 達也と深雪が東山ゼミに入ったことで知時と四葉家の関係が取り沙汰されるようになったが、噂になっているのは資金的なつながりだけで血縁を指摘する声は2100年10月時点ではまだ無い[Ⓝメ-9-29]
  • 2100年10月時点では、知時にも四葉家にも双方の関係を公にするつもりは無い[Ⓝメ-9-30・73]
  • 知時は、その魔法技能を含めて生前の司波深夜を知っているらしい[Ⓝメ-9-187]
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