滑瓢(かつひょう)は、誘酔早馬が操る認識阻害魔法。自分の姿を見えなくするのではなく、自分がその場にいると意識させないようにする(=識別を阻害する)精神干渉系の現代魔法[Ⓝキ-6-68∼70・214]。
術者の姿は見えるし、顔がぼやけているわけでもないが、この魔法の発動中は術者が風景の一部としか認識されなくなる[Ⓝキ-6-69]。
本来の読み方は20世紀後半に新しい性格付けがされた妖怪である「ぬらりひょん」だが、この魔法はその名を借りた上で、妖怪の「ぬらりひょん」と区別する為に「かつひょう」と読ませている[Ⓝキ-6-68]。
備考
- 外国では端役を意味する「エキストラ」という名称が一般的だが、日本魔法界では魔法師に関する用語として「エクストラ」が別の意味で使われているため、『滑瓢』の名称が使われている[Ⓝキ-6-68]。
- 誘酔早馬が軽部絢奈の後を尾けるためにこの魔法を使用した際、10mほどの距離を取っていたが特に身を隠さずとも絢奈に気付かれることは無かった。「訓練された諜報員であっても気づけなかっただろう」とも綴られている[Ⓝキ-6-68]。
- この魔法による隠蔽を打ち破るには高度な知覚力、あるいは魔法を無効化する能力が必要となる[Ⓝキ-6-68]。
- 諜報の世界では珍しい魔法ではない[Ⓝキ-6-119]。
- 2099年度の九校フェスにおいて早馬がこの魔法を使用した際、客席の誰もが気づかなかったにもかかわらず、遠上茉莉花は早馬に何故か気づいている。理由は不明[Ⓝキ-6-214∼216]。

