ワン・コマンドは、大漢復讐戦において四葉元造および四葉家の魔法師001と共に崑崙方院本部に攻め入った四葉家の魔法師002が用いた精神干渉系魔法[Ⓝ劣-16-280・281]。
相手の意思を支配する魔法で、その持続時間は最長1分、対象人数は最大7人、効果範囲は最大12メートル。自傷を命じることはできず、また術者を上回る魔法干渉力の持ち主には効かない[Ⓝ劣-16-281]。
以上のような制約はあるものの、いったんその術中に落ちたならば相手は術者の命令に決して逆らうことができない。命令は想子波で概念として送られる為、分厚い壁越しでも掛けることができ、言語の壁も問題にならない[Ⓝ劣-16-281]。
持続時間十数秒∼1分の間、確実に一つの命令を執行させることができるこの魔法は日本以外にも二つの事例が報告されており、『ワン・コマンド』と名付けられている[Ⓝ劣-16-281]。
大漢復讐戦では、四葉家の魔法師002のこの魔法と同001が操る人間の認識を固定する魔法という魔法の組み合わせによって要塞化された研究所内へ易々と侵入を果たした。具体的には、まずわざと監視カメラに映り、すぐに逃走する映像を見せつける。そうすることで3人の侵入者のうち、元造を除く2人が研究所の外にいると思い込ませたうえで、扉越しに警備員へ『ワン・コマンド』を叩き込みドアを開けさせた。この手順を繰り返して、(001の魔法の制限時間である)9分以内に2人は目的の場所(警備管制室)にたどり着いた[Ⓝ劣-16-281,管補]。

