原作
二高生徒006は、第二高校の2093年度入学生[Ⓝ劣-4-372]。
2095年度九校戦の女子ミラージ・バット本戦に出場した女子生徒[Ⓝ劣-4-372]。
「渡辺摩利と並ぶ優勝候補」という前評判に相応しく、第1ピリオド終了時点で深雪を抑えてトップに立った(第2ピリオドでは挽回された)[Ⓝ劣-4-372・373]。
深雪がリードされたことに柴田美月らは驚愕し、「跳躍のスペシャリスト」「ミラージ・バットのスペシャリスト」などと評している[Ⓝ劣-4-372]。
司波達也も「この国も狭いようで広い」と驚いている[Ⓝ劣-4-373]。
しかし第3ピリオドに入り、深雪が飛行術式を使用。大差をつけられて敗北した[Ⓝ劣-4-375・377]。
コミック・アニメ
コミカライズ『魔法科高校の劣等生〈九校戦編〉』
本生徒は、コミカライズ版では「松井陽子」の名前で登場する[Ⓒ九-5-67]。
ミラージ・バット本戦予選第2試合で、深雪、第七高校の赤坂理奈、第四高校の神野歩美と対戦する[Ⓒ九-5-67]。
展開と結末は原作と同じだが、コミカライズではポイントが描かれている。
第2ピリオド終了時点では、松井41ポイント、深雪47ポイント、神野39ポイント、赤坂35ポイント[Ⓒ九-5-68]。
最終スコアは、松井が51ポイント、深雪が107ポイントとなっている[Ⓒ九-5-79]。
アニメ『魔法科高校の劣等生』
本生徒はアニメでも登場する。試合の展開・結末は原作通り。
名前はコミカライズ版と同じく「松井陽子」。七高の赤坂理奈、四高の神野歩美と戦う点もコミカライズ版と同じになっている[Ⓐ劣1-17-A]。
スコアは、第2ピリオド終了時点で松井41ポイント、深雪47ポイント、神野39ポイント、赤坂35ポイントで、これもコミカライズ通り[Ⓐ劣1-17-A]。
最終スコアはコミカライズとは異なっていて、松井52ポイント、深雪90ポイント、神野49ポイント、赤坂43ポイントとなっている[Ⓐ劣1-17-A]。
『魔法科高校の優等生』シリーズ
スピンオフコミック『魔法科高校の優等生』では、本生徒の描写は無い。
ただしまったく同じ役割のキャラクターとして、第三高校の水尾佐保が登場する[Ⓒ優1-10-28∼44]。
「巧みに司波選手のコースをブロック」「跳躍特化魔法」などの表現[Ⓒ優1-10-34]も、本生徒の原作表現[Ⓝ劣-4-372]に一致する。
原作と異なるのはキャラクターだけであり、試合の展開や結末は一致している[Ⓒ優1-10-28∼44]。
なお、スコアの描写はない。
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アニメ『魔法科高校の優等生』については未検証。