東雲亜弥

東雲亜弥【しののめ・あや】は、四葉家の分家のひとつ・黒羽家の現当主である黒羽貢の妻で、黒羽亜夜子黒羽文弥の母。司波深夜四葉真夜の義理の従妹。2099年6月時点で46歳[Ⓝ劣-16-2,夜闇-3-123,㊮GB-追憶-24]

古い術者の家系である東雲家の出身で、黒羽家とは別の情報網を持っている[Ⓝ夜闇-3-125,Ⓝメ-9-132]
なお、東雲吉見亜弥の兄の娘である(亜夜子と文弥の母方の従姉)[Ⓝ劣-18-224,Ⓒ師-6-7]

外見・雰囲気・性格

2099年時点では、特に怪我も持病も無く健康そのもの[Ⓝ夜闇-3-123]

四葉真夜とは違い年相応の外見だが、美女と表現するのに躊躇いは要しない。派手でありながら上品な、モノクロ映画時代の「銀幕のヒロイン」の趣がある。黒羽文弥は、その物言いについても台本を演じているような印象を持っている[Ⓝ夜闇-3-124]

本降りの雨の日にサンルームで過ごすことがあり、亜弥にとっては「風情がある」らしい[Ⓝ夜闇-3-124]

黒羽亜夜子は亜弥について「決して愛情が薄い女性ではない」と思っている[Ⓝ夜闇-3-165]

くらし

豊橋市にある黒羽家の実家で暮らしている[Ⓝ夜闇-3-123]

自宅で寛いでいるときでも、きちんとした装いをしている[Ⓝ夜闇-3-124]

魔法師として強い力を持ってはいるが、黒羽家の仕事にも四葉家の仕事にもほとんど関わらず、非魔法師の有閑マダムと変わらない生活をしている[Ⓝ夜闇-3-123]

人間関係

黒羽貢は亜弥から、四葉家に伝えられなかった東雲家の秘術(『夢道返』ゆめちかえし『黄泉道返』よみちかえし)を教わっている[Ⓝメ-9-132・133]

黒羽文弥は、小学校低学年までは亜弥に色々と世話を焼かれたが、それ以降は余り干渉された記憶は無い。黒羽亜夜子の知る限りでは文弥と亜弥の交流はここ数年ほとんど無かったのだが、文弥自身は「口うるさく干渉されるよりもありがたい」と思っている[Ⓝ夜闇-3-123・124・165]

亜弥は亜夜子に対しては今でも時々口を出しているようだが、それも魔法師に対するものではなく年頃の娘に対する「お小言」の類であるらしい[Ⓝ夜闇-3-123]

亜弥は文弥のことを「文弥さん」と呼ぶ[Ⓝ夜闇-3-124]
文弥と亜夜子は、亜弥のことをそれぞれ「母さん」「お母様」と呼ぶ[Ⓝ夜闇-3-165]

備考

  • 司波達也は2100年まで、亜弥が東雲家の出身であることを知らなかった[Ⓝメ-9-132]
  • 四葉家の家紋は東雲家か阿部家の家紋を改変して受け継いでいる可能性が高い[㊮GB-追憶-23]という話から、達也や文弥たちの高祖母である東雲真彩、またその系譜であろう東雲亜弥の出身である東雲家の重要性が窺われる[管想]
  • 原作8巻では「黒羽の叔父様は奥様を早くに亡くされている」という司波深雪の語りが登場するが[Ⓝ劣-8-49]、原作16巻の家系図では存命の表示になっており[Ⓝ劣-16-2]、実際にその後も登場している[Ⓝ夜闇-3-123]。したがって8巻の記述はミスであると思われる(当時の深雪が何らかの理由で勘違いしていた可能性もある)[管補,管推]
  • 作者は亜弥について「本来ならば今後も無視できない、扱いに困るキャラクター」と述べている[Ⓝ夜闇-3-272]
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