マンドレイク

マンドレイクは、津久葉夕歌が使用した系統外精神干渉系魔法[Ⓝ劣-16-149]
恐怖を惹起じゃっきし心理的ダメージをもたらす想子波を、術者の前方150°に放つ魔法[Ⓝ劣-16-149]

恐怖を与えるイメージを作り出すのではなく、恐怖そのものを作り出す。意識の抑圧を緩めて感情を暴走させるのではなく、恐怖という情動を発生させる[Ⓝ劣-16-149]

被術者は虚脱状態に陥るか、負荷に耐えきれず意識を失う。精神に深い傷を残すこともある[Ⓝ劣-16-149]

特徴

『マンドレイク』に致死効果は無いが、この魔法を浴びた者は心理的耐久性に関係なく激しい恐怖に捕らわれ、精神が著しく衰弱する。むしろ恐怖に対する耐久訓練を受けた者ほど、ダメージは大きいかもしれない(克服したはずの恐怖に襲われてパニックになる)[Ⓝ劣-16-149]

防ぎ方

『マンドレイク』は、物理的なで伝わるものではなく、想子の「音」(想子波動)で伝わる魔法なので、物理的な音波を遮断しても防げない。ただし、音波遮断が(物理的な障壁ではなく)魔法によって行われる場合は話が別で、たとえば音波減衰魔法『サイレントヴェール』で防ぐ場合には、「音を遮断する」という(『サイレントヴェール』の魔法に込められた)「意味」が、想子の領域にも伝わり、伝播する(『マンドレイク』の)想子波動を減衰させる[Ⓝ劣-16-150,管補]

『サイレントヴェール』で『マンドレイク』を完全に防御することはできないが、効力を弱めることはできる。弱体化した『マンドレイク』が相手であれば、自身の想子場『情報強化』することで防ぐことができる[Ⓝ劣-16-150]

その他

  • 『フォボス』という同様の魔法があるが、こちらは『マンドレイク』とは違って、想子の「音」(想子波動)ではなく想子光を媒体とする魔法である[Ⓝ劣-16-149]
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