海の八岐【うみのやまた】は、8本の水の柱を操る精霊魔法[Ⓝ㊕星呼-213,全テ-122]。
水面から伸びる幾筋もの水の壁が八岐大蛇の首のように見えることからこの名が付けられた[全テ-122]。
その大きさは、南盾島事変で吉田幹比古が使った際には、1本1本の水柱の直径は3mに達している(高さは不明)[Ⓝ㊕星呼-213]。
形を与えることで力の方向性を強めるテクニックを用いた古式魔法で、大妖怪・八岐大蛇の形を与えることで、その威力を付与している[Ⓝ㊕星呼-213]。
これについては「形」だけでなく、「大妖怪」という「意味」が、魔法の威力に影響を与えている面もあるかもしれない[管推]。
下位のバリエーションとして『水大蛇』がある[Ⓝ㊕星呼-213]。
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なお、ホースヘッド分隊との戦闘時に幹比古が用いた魔法[Ⓝ劣-29-131]が『水大蛇』なのか『海の八岐』なのか、あるいは別の魔法なのかは判然としない。