魔法技能師開発第七研究所【まほう-ぎのうし-かいはつ・だいなな-けんきゅうじょ】は、日本の国立研究機関である魔法技能師開発研究所のひとつ[Ⓝ劣-8-113,13-8,メ-1-125]。
2036年に旧東京都に設立された[Ⓝ劣-13-8]が、魔法師の人権が回復するにつれ研究内容について非人道的と非難され、2066年に閉鎖された[Ⓝ劣-8-113,13-8,㊮画集-3-146,GB-劣3-3-21,管補]。
概要・特徴
研究内容
第六研が非軍事的色彩の強いものだった反動で、有事の首都防衛を兼ねた魔法師開発の研究施設として設立された[Ⓝ劣-13-8]。そのテーマは『対集団戦闘を念頭に置いた魔法の開発・研究』。群体制御魔法はこの研究の成果である[Ⓝ劣-12-345,13-8・26,14-238,17-8,Ⓒ古都-2-99,㊮GB-劣3-1-27,5-25,管補]。
「三枝家」の移籍
現在十師族の一角である七草家は、元々は第三研で開発されていた最終実験体のひとつ「三枝家」であった[Ⓝ劣-12-290,17-8,メ-5-189,管補]。九島烈が十師族体制を提唱するよりも前の時代に、第三研の研究成果(多種類多重魔法制御)を会得したまま第七研に移籍して「七草」に改姓した[Ⓝ劣-12-290・353,17-8,Ⓒダブル-3-55,管補]。
この移籍には次のような経緯がある。七草家の現当主である七草弘一の両親は、魔法資質保有者として第三研にスカウトされ「三枝」の苗字を与えられた。しかし後に生まれた弘一の魔法資質は、第三研の目指す魔法よりも第七研の方向性に合致していた。このため両研究所が話し合い、両親ごと第七研に移籍した。この移籍については弘一はもとより、両親の意志すら関与していない[㊮画集-3-146・147,管補]。
ところで、七宝琢磨はこの移籍について「『三』を裏切り『七』の成果(群体制御魔法)を盗み取った」「第三研と第七研の研究成果をつまみ食いしている」と批判した[Ⓝ劣-12-290,Ⓒダブル-2-117・118,管補]。
移籍当時にも似たような批判はあったようで、弘一や両親が望んだことでは無いにも拘わらず第三研の魔法師からは「裏切り者」扱いされ、第七研の魔法師からは「狡い」と謂れのない誹謗を受けた。特に「第三研に認められ第七研から求められた」弘一は同年代に激しく嫉妬され、数字を与えられなかった少年魔法師からの風当たりは強く、少女魔法師も冷淡な態度を隠さなかった。弘一が四葉真夜と婚約することとなった背景には、弘一が孤立している状況を解消しようという上の方の思惑もあった[㊮画集-3-147,管補]。
「七」の魔法師
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七宝家の切り札『ミリオン・エッジ』は、群体制御というテーマを活用した術式である[㊮GB-劣3-1-27,5-25]。
- 第七研の閉鎖前には「七」の魔法師たちは研究所の施設内で生活しており、2062年当時の七草家も他の「数字」を与えられている成功例と同様に、第七研の官舎で暮らしていた[㊮画集-3-146]。
家系・キャラクター
十師族の七草家や師補十八家の七宝家・七夕家・七瀬家、数字落ちの名倉家などは、旧第七研の作品である[Ⓝ劣-12-290,17-8,メ-1-125,キ-2-167,Ⓒダブル-2-117・118,古都-2-99∼101,Ⓐ劣2-11-B,㊮GB-劣3-1-27,2-7,5-25]。- 弘一の父と母:第三研にスカウトされた魔法資質保有者。「三枝」の苗字を与えられた[㊮画集-3-147]。
- 七草弘一:七草家の現当主。四葉真夜の元婚約者。両親が第三研に所属したのちに生まれた[Ⓝ劣-8-286,17-7・8,㊮画集-3-147]。
- 七草智一:弘一の長男[Ⓝ劣-18-43]。七草家の次期当主[出典?]。
- 七草孝次郎:弘一の次男[Ⓝ劣-19-134]。
- 七草真由美:弘一の長女。第一高校の2094年度生徒会長[Ⓝ劣-1-6]。
- 七草香澄:弘一の次女。第一高校の2097年度風紀委員長[Ⓝ劣–,キ-3-88]。
- 七草泉美:弘一の三女。第一高校の2097年度生徒会長[Ⓝ劣–,32-259]。
- 名倉三郎:弘一の部下で、真由美のボディガード。旧第七研で期待された性能を発揮できず、「七倉」の数字を剥奪された当人[Ⓝ劣-5-331・333・339,14-239・240,Ⓒ古都-2-99∼101,Ⓐ劣2-11-B,㊮GB-劣3-2-7]。
- 七宝拓巳:七宝家の現当主[Ⓝ劣–]。
- 七宝琢磨:拓巳の長男。七宝家の次期当主[Ⓝ劣–]。
備考
- 七草家の魔法研究所は、旧第七研とは別に設立されたものである[Ⓝ劣-13-122]。
- 旧第七研で開発された七宝家は「師補十八家の中でも特に十師族の地位に対する執着が強い」と言われているが、その理由は(第三研から第七研へと移籍した過去を持つ)七草家との確執にある。七宝家当主の七宝拓巳はそのような言動を見せないが、息子の七宝琢磨に関しては間違いなくその傾向がある[Ⓝ劣-12-289∼291,㊮GB-劣3-1-27,管補]。
- 2062年当時の第七研において四葉深夜は(男性からの)そういう目線を感じることが一度ならずあり、それは研究員よりも立派なスーツを着た者の方が多かった。また「他の研究所と同様に、第七研でも私たちをモルモット扱いしている人の方が多い」旨も述べている[㊮画集-3-150]。







