国立魔法大学付属第一高等学校【こくりつまほうだいがくふぞくだいいちこうとうがっこう】は、八王子市にある日本の国立魔法大学付属高等学校(魔法科高校)[Ⓝ劣-1-8]。
「第一高校」「一高」などの略称で呼ばれる[Ⓝ劣–]。
一学年あたりの定員は200名[Ⓝ劣-1-8・21,3-18]で、一科・二科制度を採用している(2097年度を以て廃止)[Ⓝ劣-1-8・21,Ⓝキ-1-143]。
国際評価基準に沿った教育を行っており[Ⓝ劣-13-178]、生徒の国際評価基準のランクアップを重視している[Ⓝ劣-13-61]。
高等魔法教育機関の中でも最も多くの卒業生を国立魔法大学に毎年送り込んでいるエリート校で[Ⓝ劣-1-13]、魔法科大学・魔法技能専門高等訓練機関に毎年100名以上の卒業生を供給するノルマが課せられている[Ⓝ劣-1-21]。
2095年度卒業生の進学先は65%が国立魔法大学、10%未満が防衛大学校となっている[Ⓝ劣-12-298]。
2097年度卒業生(170名)では、魔法大学進学者は128名(75.2%)、防衛大進学者は15名(8.82%)だった[Ⓝ劣-32-256]。
魔法科高校の中では最難関校に数えられている[Ⓝ劣-1-90]が、日本では原則として中学校では魔法を教えないため、普通の中学校からの進学生も多い[Ⓝ劣-1-89・90]。
また、魔法以外のレベルも全国上位クラスと評価されている[Ⓝ劣-1-41]。
最寄駅は第一高校前駅[Ⓝ劣-1-120]。
司波家(府中市)からは、徒歩を含めて30分の距離にある[Ⓝ劣-1-58]。
国公私立 | 国立[Ⓝ劣-2-74] |
設置者 | 日本国[Ⓝ劣–] |
所轄官庁 | 不明 |
校訓 | 不明 |
設立年 | 2065年[全テ-142] |
学期 | 3学期制[Ⓝ劣–] |
所在地 | 関東州 旧東京都 八王子市[Ⓝ劣-1-8,] |
生徒総数 | 560名(2095年9月)[Ⓝ劣-5-341] |
1学年あたりの定員 | 200名[Ⓝ劣-1-8・21] |
一科・二科制度 | 採用していたが、2097年度を以て廃止となった[Ⓝ劣-1-8・21,Ⓝキ-1-143]。 |
特徴 | 国際評価基準に沿った教育を行っている[Ⓝ劣-13-178]。 「充実したカウンセリング体制」がセールスポイントの一つである[Ⓝ劣-1-85]。 2096年度には魔法工学科が新設された[Ⓝ劣-12-3・38]。 |
教育
時間割
1時限目 | 08:00~09:10 |
小休憩 | 09:10~09:20 |
2時限目 | 09:20~10:30 |
小休憩 | 10:30~10:40 |
3時限目 | 10:40~11:50 |
昼休み | 11:50~12:50 |
4時限目 | 12:50~14:00 |
小休憩 | 14:00~14:10 |
5時限目 | 14:10~15:20 |
- 授業は、月~金曜日は午前3時限・午後2時限で行われる[Ⓝ劣-3-161,5-296]。
- 土曜日は午前3時限のみ[Ⓝ劣-17-111]。
- 始業時刻は8時[Ⓝ劣-1-58]。
- 5時限目は15時20分に終了する[Ⓝ劣-19-121,29-104]。
- 小休憩は10分間[Ⓝ劣-5-290]。
- 昼休みは1時間[Ⓝ劣-10-74]。
- 2時限目と3時限目の間の休憩時間は、10時30分~40分の10分間[Ⓝ劣-17-278]。
- 閉門時間ははっきりしないが、冬季は少なくとも19時の時点ではすでに門が閉まっている[Ⓝ劣-11-]。
クラス
クラス分け
各学年200名は、1クラス25名の8クラスに分かれる[Ⓝ劣-1-8・41]。
魔法科高校のクラス分けは実技指導の単位と言う性格が強く[Ⓝキ-1-151]、それはクラス分けの基準となっている入試の成績自体が実技に重点を置かれている=実質的に実技成績を反映したものになっていることからも窺われる[Ⓝキ-1-151,管推]。座席配置
座席は各クラス縦5列×横5列。生徒の並びはクラスにより様々。
たとえば、2095年度1年E組、2096年度1年C組、2099年4月度1年A組では、(原則として)男女交互の縦五十音順になっている[Ⓝ劣-1-77・78,11-76,17-107,Ⓝキ-1-184]。
その一方で、2096年度2年E組では男女の区別なしの横五十音順だった[Ⓝ劣-12-101]。
また2099年度に関しては、組分けが入試成績順となっているためか、クラスの構成が男女同数になっていないケースがある[Ⓝキ-1-184]。
◇◇◇
座席配置については、作者が以下のように言及している。
またまた話は変わりまして。第一高校の席順は50音順です。但し並び方は様々です。達也たちが一年生の時は男女別縦並びで、2-Eは男女混合横並びです。50音横並びなんて現実には余り聞きませんが(笑) #mahouka
— 電撃文庫『魔法科高校の劣等生』 (@dengeki_mahouka) January 27, 2014
各クラスの座席配置については、いずれページを作るのでそちらを参照。
◇◇◇
机には番号が刻印されており、生徒は与えられた番号の席に座る[Ⓝ劣-1-76・77]。
各座席に情報端末が設置されており[Ⓝ劣-1-42・76]、生徒はIDカードをセットして使うことができる[Ⓝ劣-1-78]。
一科・二科制度
2095年度時点において、第一高校は一科・二科制度を採用している[Ⓝ劣-1-,2-173]。
この制度は、入学試験の総合成績で上位100名に入った者を一科(A~D組)に、下位100名だった者を二科(E~H組)にクラス分けするものである[Ⓝ劣-1-41]。
指導教員の不足を反映した制度で[Ⓝ劣-2-157・173,12-114,Ⓝキ-2-15]、二科生は指導教員なしで結果を出さなければならない[Ⓝ劣–]。
二科生がどれだけ努力しても、この枠組みは固定されている[Ⓝキ-2-35]。
詳しくは一科・二科制度を参照。
1年次
新入生は、一科生はA~D組に、二科生はE~H組に分けられる[Ⓝ劣-1-41]。
一科については、入試の結果で4クラスの平均が均等になるよう割り振られる[Ⓝ劣-3-24]。
二科に関しては明記されていない。
2096年度に魔法工学科が新設されたが、その選択は2年次からであり、1年次は一科と二科のみである[Ⓝ劣-12-]。
2年次
2096年度、試験的に魔法工学科(2年E組)が新設された[Ⓝ劣-5-336,12-3・37・38]。
このとき、転科試験をクリアして、一科から魔法工学科へ転科する者があった(鋼など)[Ⓝ劣-12-106]。
これによって減った一科生の人数は、二科の魔法実技成績上位者から補充することで補った(幹比古など)。これは自動的な措置であって、試験などは課されない[Ⓝ劣-12-38・99,Ⓝ㊕星呼-48]。
また、同様に試験を受け、二科から魔法工学科へ転科する者もあった(美月など)[Ⓝ劣-12-99]。
再編された一科(A~D組)・二科(F~H組)は、まとめて一般魔法科と呼ばれる[Ⓝ劣-5-336,12-38]。
制度の廃止
常に問題視されながらも長く続いた一科・二科制度は、2097年度を以て廃止された[Ⓝキ-1-143・144,2-12]。
2098年度からは一科・二科の区別は無くなった。しかし指導教師は倍増しなかったために、毎月末に行われる実技試験(月例試験)の成績によってクラスを移動する仕組みとなった[Ⓝキ-1-144・151,2-15・19・22]。
魔法工学科
2096年4月に試験的に新設された学科。通称「魔工科」[Ⓝ劣-12-3・37・38]。
事実上、達也のために設立された学科(達也のせいで設立せざるを得なくなった学科)で[Ⓝ劣-5-336,12-37∼39]、魔法工学技術系に重点を置いたカリキュラムを与えられる[Ⓝ劣-12-38]。
2年次に進級する際に転科試験を受け、合格すれば魔法工学科に進むことができる[Ⓝ劣-12-38,Ⓝキ-1-319]。
将来的には入学時点から募集する可能性もある[Ⓝ劣-12-38,21-151]。
詳しくは魔法工学科(第一高校)を参照。
授業
授業のカテゴリは、魔法教育課程(魔法理論・魔法実技)および一般教育課程がある[Ⓝ劣-1-,3-23・57]。
座学は、卓上端末を用いたオンライン形式で行われる[Ⓝ劣-1-42・83・84]。
生徒の着席状況は、端末にセットされたIDカードによって、リアルタイムでモニターされている(受講状況監督システム)[Ⓝ劣-1-84]。
成績は、魔法教育課程の定期試験の成績と、一般教育課程の提出物の評価によって決まる[Ⓝ劣-3-23]。
学期の終業日に成績表が渡される、ということは無い。成績については完全な自己責任で、各自が学内ネットで確認する。進級や卒業が危ぶまれる生徒についてのみ保護者に呼び出しがかかる[Ⓝ劣-16-26,管推]。
魔法教育課程
魔法教育課程では、魔法理論(座学)[Ⓝ劣-2-134]および魔法実技(実験・実習)[Ⓝ劣-2-134,18-178]の授業が行われている。3年生になると、(一般教育課程に対する)魔法専門課程の割合が高くなる[Ⓝ劣-25-133]。
魔法理論
基礎魔法学・応用魔法学・魔法工学・魔法幾何学・魔法言語学・魔法薬学・魔法構造学・魔法史学・魔法系統学などの科目がある[Ⓝ劣-3-23・24・99,18-65]。
魔法実技
魔法実験[Ⓝ劣–]や魔法実習[Ⓝ劣-1-147]などの授業が行われる。
また「能力測定」という実技の小テストが行われる[Ⓝ劣-5-312]。
- 能力測定
魔法実技の小テスト[Ⓝ劣-5-312]。
一科では教師が測定器を操作し、アドバイスも行うが、二科では生徒各自が勝手に測定器を操作して、時間内に合格点を出せば履修と認められる[Ⓝ劣-1-147,5-312]。
一般教育課程
一般教育課程は、魔法関連科目以外の高等科目を学ぶ課程[Ⓝ劣-3-57,5-312,6-87,10-195]。第一高校では「一般科目」「一般」などと呼ばれている[Ⓝ劣-2-134,5-312]。「一般教養科目」と表現されることもある[Ⓝ劣–]。
3年生になると魔法教育課程の割合が増えるが、一般教育課程がゼロになるということはない[Ⓝ劣-25-133]。
内容は語学・数学・科学(物理学・化学・生物学)・社会学などで、端末を用いた個別学習(座学)で行われる[Ⓝ劣-3-23,5-312,Ⓝキ-2-214・216]。
ほぼ自習に等しく、多少時間に遅れたりしても問題は無い[Ⓝ劣-5-312]。
試験は無く、成績評価は普段の提出課題によって行われる。これは「魔法師育成の教育機関において、魔法以外で生徒を競わせるのは余計なこと」と考えられているためである[Ⓝ劣-3-23]が、試験が無いからこそ、日々の課題が重視されている[Ⓝ劣-6-87]。
体育の授業もあって、これも一般教育課程に含まれる[Ⓝ劣-3-57,10-196]。
「体力測定」[Ⓝ劣-2-134]と同じものかどうかは不明。
カリキュラム
第一高校のカリキュラムは、原則として国立魔法大学が定める要綱に基づいている[Ⓝ劣-1-8]。
第一科と第二科のカリキュラムは全く同一で、進捗速度に差が生じることはあっても、講義や実習は同じものが採用されている[Ⓝ劣-2-173]。
定期試験
定期試験は、各学期末に行われる魔法教育課程の試験[Ⓝ劣-3-,9-,12-107]。
筆記試験と実技試験により行われる[Ⓝ劣-3-23]。
総合成績の判定においては、実技科目の比重が高く設定されている[Ⓝ劣-1-30,3-25]。
また、成績優秀者は学内ネットで氏名を公表される[Ⓝ劣-3-24,5-261・262]。
詳しくは定期試験(第一高校)を参照。
魔法理論
筆記試験は、たとえば以下の科目について行われる[Ⓝ劣-3-23]。
必修科目(2095年度1年次1学期)
基礎魔法学・魔法工学[Ⓝ劣-3-23]
選択科目(2095年度1年次1学期)
魔法幾何学・魔法言語学・魔法薬学・魔法構造学から2科目[Ⓝ劣-3-23]
魔法史学・魔法系統学から1科目[Ⓝ劣-3-23・24]
魔法実技
実技試験では、国際基準に即した評価がなされる[Ⓝ劣-1-189,9-95]。
- 処理能力(魔法式の構築速度)を見るもの[Ⓝ劣-1-182,3-24]
- キャパシティ(構築し得る魔法式の規模)を見るもの[Ⓝ劣-1-182,3-24]
- 干渉力(魔法式がエイドスを書き換える強度)を見るもの[Ⓝ劣-1-182,3-24]
- 以上3つを合わせた総合的な魔法力を見るもの[Ⓝ劣-1-182,3-24]
課程外実験
生徒が課程外で実験を行う場合には、それがクラブ活動としてのものであれば顧問教師、クラブ活動以外の自主的なものであれば担当教師、担当教師がいない二科生の場合は事務室に申請書を提出し、学校の許可を得なければならない[Ⓝ劣-12-260]。
課程外実験の例としては、2096年4月に行われた恒星炉公開実験が挙げられる[Ⓝ劣-12-260]。
教職員
第一高校では、校長[Ⓝ劣-12-294]、教頭[Ⓝ劣-12-294]、各クラスの指導教師[Ⓝ劣-6-32,18-177・203,19-61・64]、各種講義の担当教師[Ⓝ劣-6-32]、トレーナー資格を持つ職員(体育教師)[Ⓝ劣-3-68・72]、各学年の生活主任教師[Ⓝ劣-19-64]、校医(保健医)[Ⓝ劣-2-228,6-12]、総合カウンセラー[Ⓝ劣-1-]、事務職員[Ⓝ劣-10-85]、宿直の職員[Ⓝ劣-11-102]、警備会社の警備員(守衛)[Ⓝ劣-11-102,24-73]、などの職員が働いている。
第一高校の教師陣は魔法師としても一流ばかりで、小国の軍隊程度なら単独で退ける実力を持つ[Ⓝ劣-2-178・179]。
男女比は、男性の方が明らかに多いものの、女性が珍しいというほどではない[Ⓝ劣-12-114]。
担任制度・ホームルーム
担任制度はもはや時代遅れのシステムとなっており、どのクラスにも担任教師は存在しない[Ⓝ劣-1-42・85]。これは、卓上端末が完備され一人一台体制になり、教員がわざわざ教室まで向かうなどという手間がなくなったためである。事務連絡等については、学内ネットで配信された情報を各自で確認することになっている[Ⓝ劣-1-42・84]。
朝礼も行われない[Ⓝ劣-19-255,27-93]。
ならば(大学と同じように)ホームルーム(教室)も特に必要ないように思われるが、これは用意されている。
その理由としては、実技や実験の授業の都合、また自分用の決まった端末があった方が何かと便利、などがある[Ⓝ劣-1-42]。
その他
九校戦参加特典
第一高校では、九校戦で活躍した生徒(技術スタッフ含む)には、それに見合う成績加算が与えられる。九校戦のメンバーに選ばれただけでも、長期休暇の課題免除や一律A評価といった特典が与えられる[Ⓝ劣-3-104]。
組織
生徒会
生徒会は、学校の運営上必要な仕事を多く担っている[Ⓝ劣-2-74,13-39]。
ただし、学校の経営を左右するような重要案件は委任されていない[Ⓝ劣-13-39]。
第一高校は生徒の自治を重視しているため、生徒会は学内で大きな権限を与えられている[Ⓝ劣-1-135]。
さらに、一高では伝統的に、生徒会長に権限が集められている[Ⓝ劣-1-136]。
生徒会は、毎年10月1日に発足し、翌年9月30日を最終日として次期体制に交代する[Ⓝ劣-1-136,14-107]。
歴代の生徒会長は以下の通り。
- 2089年度 一高生徒029(総代ではない;性別不明)[Ⓝ劣-1-137,5-260]
- 2090年度 一高生徒028(新入生総代;性別不明)[Ⓝ劣-1-137,5-260]
- 2091年度 一高生徒027(新入生総代;性別不明)[Ⓝ劣-1-137,5-260・294,16-6]
- 2092年度 一高生徒026(新入生総代;男子)[Ⓝ劣-1-137,5-260,6-43]
- 2093年度 一高生徒025(新入生総代;女子)[Ⓝ劣-1-137,5-260,12-46]
- 2094年度 七草真由美(新入生総代)[Ⓝ劣-1-6・10・27,5-260]
- 2095年度 中条あずさ(新入生総代)[Ⓝ劣-5-303・355]
- 2096年度 司波深雪(新入生総代)[Ⓝ劣-14-84・85]
- 2097年度 七草泉美(総代でない)[Ⓝ劣-32-259]
- 2098年度 三矢詩奈(新入生総代)[Ⓝキ-1-161]
詳しくは生徒会(第一高校)を参照。
風紀委員会
風紀委員会は、学内秩序維持のための実働部隊[Ⓝ劣-2-70]。
魔法トラブルに対処できる教師が足りないために、実技優秀な生徒に権限を与えたもの、とも言われている[Ⓝキ-1-256・257]。
風紀委員会は、魔法使用に関する校則違反者の摘発、魔法を使用した争乱行為の取り締まりを行う[Ⓝ劣-1-144]。
風紀委員長は、違反者に対する罰則の決定にあたり、生徒側の代表として生徒会長とともに懲罰委員会に出席し意見を述べる[Ⓝ劣-1-144]。
いわば、警察(前者)と検察(後者)の役割を兼ねた組織である[Ⓝ劣-1-144]。
このため、実力主義を敷いている[Ⓝ劣-1-158・159]が、2099年度時点では武力制圧スキルは必須のものではなくなっている[Ⓝキ-1-227]。
2099年度時点では、委員に求められる条件は、何よりも誠実であることとされる[Ⓝキ-1-228]。
ただし、下記に引用する摩利のセリフからも感じとれることだが、こうした「誠実」を重視する姿勢は、2095年時点においても見受けられる[Ⓝ劣-1-242,管推]。
「風紀委員はCADの学内携行を許可されている。使用についても、いちいち誰かの指示を仰ぐ必要は無い。だが、不正使用が判明した場合は、委員会除名の上、一般生徒より厳重な罰が課せられる。一昨年はそれで退学になったヤツもいるからな。甘く考えないことだ」(渡辺摩利)
引用元:電撃文庫『魔法科高校の劣等生』1巻242P
◇◇◇
定員は9名(2099年度からは10名)で、普段は交代制で校内の巡回を行っている[Ⓝ劣-1-188,5-341,Ⓝキ-1-324・354]。
委員の任期は定められていない[Ⓝ劣-5-265,6-185]が、委員長は生徒会の体制交代に合わせて再選され、翌年9月にまで務める[Ⓝ劣-3-33]。
歴代の委員長は以下の通り。
- 2094年度 渡辺摩利[Ⓝ劣-1-7・10・107]
- 2095年度 千代田花音[Ⓝ劣-3-33・34・204,5-267]
- 2096年度 吉田幹比古[Ⓝ劣-14-108]
- 2097年度 七草香澄[Ⓝキ-3-]
- 2098年度 裏部亜季[Ⓝキ-1-162・208]
詳しくは風紀委員会(第一高校)を参照。
部活連
全クラブ活動の統括組織[Ⓝ劣-1-10]。正式名称は「課外活動連合会」[Ⓝ劣-1-206,Ⓝキ-1-194]。
部活連の管轄対象は課外活動であり[Ⓝキ-1-209]、普段の揉め事の処理は、体育館や校庭に関しては部活連の管轄となっている[Ⓝ劣-5-269]。
新入部員勧誘活動では争乱行為の取り締まりも行っている[Ⓝ劣-2-15]が、勧誘に伴うトラブルであれば部活連内部で処理するのが原則となっている[Ⓝ劣-2-15・55]。
明記はされていないが、会頭は生徒会の体制交代に合わせて毎年10月に就任し、翌年9月に交代するのが慣例となっているものと思われる[管推]。
歴代の会頭は以下の通り。
- 2094年度 十文字克人[Ⓝ劣-1-10・159・173・206,2-13]
- 2095年度 服部刑部少丞範蔵[Ⓝ劣-5-275]
- 2096年度 五十嵐鷹輔[Ⓝ劣-14-112]
- 2097年度 不明
- 2098年度 碓氷威満[Ⓝキ-1-194]
詳しくは課外活動連合会(第一高校)を参照。
懲罰委員会
魔法使用に関する校則に違反した者は、これを摘発した者に訴追され、懲罰委員会においてその罰則が決定される場合がある[Ⓝ劣-1-144,2-15]。
セクハラなどを行った者も訴追される場合がある[Ⓝ劣-5-274]。
懲罰委員会では、生徒側の代表として生徒会会長と風紀委員長が意見を述べる[Ⓝ劣-1-144]。
訴追が無く、生徒会会長・風紀委員会委員長・部活連会頭の間の話し合いで済むことも多い。クラブ活動中のトラブルに関して事情聴取等を行い、風紀委員長が裁定を下し、部活連会頭がそれを受け容れ、生徒会長が異を唱えなければ、懲罰委員会が開かれないケースもよくある[Ⓝ劣-2-15・16,12-334,Ⓝキ-1-248・249]。
当事者が風紀委員や部活連執行部員だった場合には、(裁定において公平性を欠くため)また事情が異なるものと思われる[Ⓝ劣-12-,管推]。
2096年4月に起こった香澄と琢磨の諍いでは、達也が「模擬戦で決着をつけさせる」というやり方で片付けた[Ⓝ劣-12-334]。
より一般的な解決方法としてどんなものがあるかは不明。
各委員会
各委員会の委員長は、風紀委員長等の一部の例外を除いては、生徒会長がこれを任免する[Ⓝ劣-1-136]。
自治委員会
自治委員会の週番は、制服の改造等の服装違反や遅刻など、一般的な風紀に関する校則違反者を取り締まる[Ⓝ劣-1-144,㊮GB-劣1-2巻-25]。賭け事も管轄する[Ⓝ劣-18-253]。通常の「風紀委員会」のイメージ[㊮GB-劣1-2巻-25]。
学校行事運営の手伝いも行い、その際には生徒会の手足となって活動する[㊮GB-劣1-2巻-25]。たとえば生徒総会・生徒会長選挙においては、講堂外のシステム監視をサポートする[Ⓝ劣-5-341]。
一科自治委員会と二科自治委員会に分かれており、各クラスから代表1名を選出、合計24名体制となっている。一科と二科に分かれているのは、一科生・二科生双方の要望に基づくものである[㊮GB-劣1-2巻-25]。
また、生徒会に報告や提言を行うことがある[Ⓝ劣-13-38]。
保健委員会[Ⓝ劣-2-15]
詳細は不明。
広報委員会
一高生向けの情報サイトを運営している。クラブ活動と同じ扱いだが、教職員の監視下にある[㊮GB-劣1-2巻-25]。
放送委員会
動画を含む校内放送を運営している。広報委員会と掛け持ちしている生徒がほとんど[㊮GB-劣1-2巻-25]。
渉外委員会[㊮GB-劣1-2巻-25]
魔法科高校同士ではなく、近隣の高校と課外活動に関する折衝を行う委員会だが、事実上機能していない[㊮GB-劣1-2巻-25]。
クラブ活動
他の普通の高校と同じく、第一高校にもクラブ活動はある。ただし、魔法に関わるクラブが多い点は特徴的と言える[Ⓝ劣-1-224]。
作中に登場するクラブの一部を以下に挙げる。
- 剣術部[Ⓝ劣-1-10・264]
- クロス・フィールド部[Ⓝ劣-1-125,9-236]
- 操弾射撃部[Ⓝ劣-3-275,5-68]
- コンバット・シューティング部[Ⓝ劣-5-67]
- 狩猟部[Ⓝ劣-5-136]
- マーシャル・マジック・アーツ部[Ⓝ劣-7-51]
- 軽体操部[Ⓝ劣-9-247]
- SSボード・バイアスロン部[Ⓝ劣-13-91]
- ボート部[Ⓝ劣-SS-88]
- クラウド・ボール部[Ⓝキ-1-280]
- ハイポスト・バスケットボール部[Ⓝ㊕ドリーム-7-20,Ⓝ㊕App-1-334]
- 剣道部[Ⓝ劣-1-10・257]
- 美術部[Ⓝ劣-1-235]
- 山岳部[Ⓝ劣-1-235]
- レッグボール部[Ⓝ劣-2-171]
- 陸上部[Ⓝ劣-5-269]
- ロボット研究部[Ⓝ劣-6-169]
- 拳法部[Ⓝ劣-12-196]
- 自走二輪部[Ⓝ劣-12-198]
- 料理部[Ⓝ劣-13-45]
- テニス部[Ⓝ劣-13-92]
- ラクロス部[Ⓝキ-1-279]
- 音楽部[Ⓝキ-6-40]
- 演劇部[㊮GB-劣1-6-6]
これらの部室の多くは、準備棟に入っている[Ⓝ劣-1-20]。
詳しくはクラブ活動(第一高校)を参照。
教職員会
教職員会は、風紀委員3名を選任する[Ⓝ劣-1-136・193,12-192・193]。
詳しくは教職員会(第一高校)を参照。
カウンセリング部
第一高校には、専門資格を持つ複数多分野のカウンセラーが配属されている[Ⓝ劣-1-42]。
カウンセリング部では、毎年度、新入生の1割前後を選び出して、継続的にカウンセリングを行っている。これは、社会情勢の変化が生徒のメンタリティに変化をもたらすことを踏まえて、その年々の生徒のメンタリティ性向を把握することで、的確なカウンセリングを行うためのものである[Ⓝ劣-2-83]。
また、教員と生徒が対面する機会が少ないという現代式教育(担任制度)の欠点を補う役割もある[Ⓝ劣-3-26]。
詳しくは総合カウンセラー(第一高校)を参照。
その他の団体
学内の差別撤廃を目指す有志同盟
2095年4月に結成された、非魔法競技系クラブが連帯してできた団体[Ⓝ劣-2-59]。
反魔法国際政治団体ブランシュの下部組織・エガリテに使嗾されたもので[Ⓝ劣-2-73・90]、印象操作や生徒の洗脳などを通じ[Ⓝ劣-2-70・]、少なくとも2094年時点で既に学内に足場を築いていた[Ⓝ劣-2-229]。
詳しくは学内の差別撤廃を目指す有志同盟を参照。
施設
第一高校の敷地は、高校としては異例に広い[Ⓝ劣-11-245]。
敷地内には大小様々な施設が建ち並んでおり、高校というよりは郊外型の大学キャンパスの趣がある[Ⓝ劣-1-20]。
また、これらの建物群の背後には広大な人工森林が広がっているが、ここも第一高校の敷地内である[Ⓝ劣-11-245]。
本棟
本棟(本校舎)[Ⓝ劣-1-20]には、教室、生徒会室、風紀委員会本部などがある。
建物自体は頑丈な鉄筋コンクリートでできている。このコンクリートは第三次世界大戦中に開発された高強度のものを使用している[Ⓝ劣-25-255]。
玄関
生徒用の玄関と教職員の玄関がある[Ⓝ劣-28-208]。
中央階段
中央階段は基本的に職員しか使わないため、人気が少ない時間帯がある[Ⓝ劣-SS-353]。
各教室
- 各教室は、教職員用フロアには無い。ただし描写から、同じ本棟に入っているのではないかと思われる[Ⓝ劣-3-20,管推]。
- 2095年度1年E組の教室は、本校舎2階の中央階段横にある[Ⓝ劣-1-127]。
- 2096年度2年E組の教室は、本校舎3階の中央階段横にある[Ⓝ劣-12-101]。
- 2096年度2年F組の教室は、2年E組の隣にある[Ⓝ劣-12-102,32-243]。
- 教室には、生徒それぞれのロッカーが置かれている[Ⓝ劣-13-41]。
- A~D組とE~H組では、昇降口が別々になっている。これは校舎の構造上仕方ないものである[Ⓝ劣-17-279,25-122]。
同様に、A~D組とE~H組では使う階段も異なる[Ⓝ劣-1-41]。
教職員用フロア
教職員用フロア[Ⓝ劣-3-20]については、詳細ははっきりしないが、校長室、職員室、生徒指導室などはこのエリアにあるのではないかと想像する。
校長室
- 校長室は1階の、中央玄関から程遠くないところにある[Ⓝ劣-28-209]。
- 室内には重厚なデスクが置かれている[Ⓝ劣-17-86]。
- また、壁掛けディスプレイが設置されている。このディスプレイの四隅にはカメラが仕込まれている[Ⓝ劣-12-296]。
職員室[Ⓝ劣–]
生徒指導室
別名「取調室」[Ⓝ劣-6-289]。
教職員用フロアにあり、教室と同じ棟の同じ階にはない[Ⓝ劣-3-20]。
応接室
来賓用の応接室は、格式張った作りになっている[Ⓝ劣-10-212,15-26]。
談話室
談話室は、父兄や業者との面談に使われる部屋[Ⓝ劣-10-212]。
応接室ほど格式張ってはいないが、生徒だけで使うには少しばかり気が引けるような作りになっている[Ⓝ劣-10-212]。
また、チープではないタイプの、全自動のティーサーバーが置かれている[Ⓝ劣-10-212]。
この部屋の鍵を開けるためには、使い捨てのキーコードを携帯端末にダウンロードする必要がある[Ⓝ劣-10-212]。
事務室
- 事務室では、生徒のCADを登校時に預かり、下校時に返却している(自動カウンターによる自動預かり)。これは校則(CADの学内携行制限)に則ったもので、ブランシュテロ事件のような非常時を除き、下校時刻にならない限りは簡単には返してもらえない[Ⓝ劣-1-100・186,10-71・84,Ⓝキ-1-332]。
- 事務室には、多くの貴重品が保管されている[Ⓝ劣-2-184]。
- 教職員用の玄関にも事務室が置かれている[Ⓝ劣-28-208]。
放送室[Ⓝ劣-2-138]
―
保健室[Ⓝ劣-2-15・228]
―
カウンセリング室
学内には、総合カウンセラーがカウンセリングを行うための部屋がある[Ⓝ劣-2-79]が、どこにあるかははっきりしない。
生徒会室
- 生徒会室は、本校舎4階廊下の突き当りにある[Ⓝ劣-1-127,2-17,Ⓝキ-2-33]。
- 扉は合板の引き戸で、中央に木彫りのプレートが埋め込まれ、壁にインターホンが設置されている[Ⓝ劣-1-127,10-22]。
また室内から来訪者の映像を確認することができる[Ⓝ劣-12-183]。
扉は、内側からリモコン・端末操作で開くことが出来る[Ⓝ劣-10-22,12-183]。 - 部屋の奥には、階下の風紀委員会本部への直通階段がある[Ⓝ劣-1-187]。
- 会議用の長机(重厚な木製の方卓)があるが、この机には情報端末が埋め込まれていない[Ⓝ劣-1-129]。
- 壁一面に情報機器が埋め込まれている[Ⓝ劣-10-22]。また、壁面に会議用の大型ディスプレイが設置されている[Ⓝ劣-5-262,12-185・267]。これはニュース専門放送などを流すこともある[Ⓝ劣-18-97]。他校の生徒会との映像通信に使うこともある[Ⓝ劣-18-282]。
- 部屋の隅にはスタンドアローンの端末が置かれている[Ⓝ劣-14-109]。
- 壁際には、和箪笥ほどの大きさの自動配膳機が据え付けられている。メニューは肉・魚・精進[Ⓝ劣-1-123・124・130]。給湯機能も備えている[Ⓝ劣-18-100]。それとは別にポットやコーヒーメーカーも置いてあり、茶葉やコーヒー豆も用意されている[Ⓝ劣-18-100・101]。
- 端末周りは本来飲食禁止である[Ⓝ劣-20-42]。
- ブランシュテロ事件を受けて、生徒会室には専門の業者による厳重なプロテクト(結界魔法)が掛けられている[Ⓝ劣-21-111・118]。また保安システムはピクシーが管制している[Ⓝ劣-21-152]。
風紀委員会本部
- 風紀委員会本部は、生徒会室の真下[Ⓝ劣-1-155]、本校舎の3階廊下一番奥の突き当りにある[Ⓝキ-1-210・226]。
- 生徒会室とは直通の階段でつながっている[Ⓝ劣-1-187]。
- 2095年9月時点では、室内に「事情聴取席」と呼ばれている応接セットが置かれている[Ⓝ劣-5-312・313]が、これが2099年の「取り調べ席」[Ⓝキ-1-227・353]と同じものかどうかは不明。
屋上
- 本校舎の屋上は、校内の人気スポットである。ちょっとした空中庭園になっていて、瀟洒なベンチも置かれている[Ⓝ劣-10-77]。
- 冬は温室ケースになる階段状の花壇には、ハーブを中心とした様々な草花が植えられており、ベンチは花壇と花壇の間に置かれている[Ⓝ劣-21-161]。
実技棟
実技棟には、型遅れのCADが置かれているだけで、貴重品などはない[Ⓝ劣-2-184]。
建物は頑丈で、手榴弾の直撃を受けても表現が焦げる程度にしか損傷しない[Ⓝ劣-2-184]。
演習室の閉鎖時間は、閉門時間よりも30分早い[Ⓝキ-2-67]。
演習室の利用は、一科・二科制度が廃止され成績順のクラス分けが導入されて以降、競争が激しくなった[Ⓝキ-2-34・35]。
第二演習室
また、琢磨と香澄・泉美が模擬戦を行った部屋[Ⓝ劣-12-337]。
中距離魔法を想定した教室で、第三演習室よりも縦長の部屋になっている。床は青と黄色で前と後ろに色分けされており、前後の壁から1mのエリアは赤く塗られている[Ⓝ劣-12-340]。
中2階に回廊状の見学席が設けられている[Ⓝ劣-9-70]。
第三演習室
琢磨と鋼、鋼と達也が模擬戦を行った部屋[Ⓝ劣-12-371・412]。
鋼と水波が模擬戦を行った部屋[Ⓝ劣-24-235]。
開始戦は5m離れて引かれている[Ⓝ劣-1-171]。
遠隔魔法用実習室
通称「射撃場」[Ⓝ劣-1-96]。
会議室
集団戦授業用のミーティングルームがある[Ⓝ劣-17-137]。
屋上[Ⓝ劣-32-258]
実験棟
実験棟は、実験室が並ぶ特殊棟[Ⓝ劣-1-20,9-93]。重要な装置や試料などが置かれている[Ⓝ劣-2-184]。
資材搬入口があり、ここには監視装置が据え付けられている[Ⓝ劣-10-83・94]。
また、棟の端には裏庭に降りる昇降口がある[Ⓝ劣-9-93]。
魔法幾何学準備室[Ⓝ劣-6-31]
実験棟の3階にある[Ⓝキ-2-67]。
準備室の奥の扉の向こうには、また別の部屋がある。出入り口はこの扉しかない[Ⓝキ-2-72・79]。
薬学実験室[Ⓝ劣-3-176]
薬学実験室は、吉田幹比古が喚起魔法の練習をしていた部屋。
放射線実験室
この部屋の壁面は大型機器の搬入のために開閉できるようになっており、その先は校庭へと続いている[Ⓝ劣-12-305]。
窓は一つもない[Ⓝ劣-12-305]。
第四実験室
実験棟2階にある実験室。魔法実技の授業などに使用される[Ⓝキ-1-190]。
◇◇◇
CADの調整設備は、実験棟にある[Ⓝ劣-3-108]。フィッティングルーム[Ⓝ劣-1-209,3-108]
自動調整機能付きのCAD調整機が置かれている部屋。生徒や職員が自分のCADを調整する際には、普通はこの部屋を使う[Ⓝ劣-10-258・259]。
メンテナンスルーム[Ⓝ劣-1-209,3-108]
CADをユーザーに合わせて調整するだけでなく、CADそのもののアレンジやチューニングを行うための部屋。詳細な設定変更や簡易な改造を行える機器が置かれている。これらの装置は専門性が高く、取り扱いが難しいため、利用者は稀[Ⓝ劣-10-259]。
屋上[Ⓝ劣-32-258]
準備棟
準備棟は、更衣室、シャワー室、備品庫、クラブの部室として使われている[Ⓝ劣-1-20]。
各クラブ部室[Ⓝ劣–]
全ての部室には、簡単なキッチンが備わっている[Ⓝキ-1-338]。
クロス・フィールド部
第二部室[Ⓝ劣-9-236]の場所は不明。
この部屋の周囲には、スパイ対策の隠しマイクが仕掛けられている[Ⓝ劣-9-242]。
クラウド・ボール部
部室は、準備棟の2階、階段を上がって右側奥から二番目の位置、本棟から見て準備棟の左側の位置にある[Ⓝキ-1-329]。
マーシャル・マジック・アーツ部
部室は、準備棟の2階、階段を上がって右に折れて最初の位置にある[Ⓝキ-1-330]。
部活連本部
部活連本部は、準備棟に置かれている[Ⓝ劣-2-17,5-317,Ⓝキ-1-210・246]。
部活連本部から生徒会室へ行くには、一旦校庭へ出て、昇降口に回る必要がある[Ⓝ劣-2-17]。
扉にはインターホンが取り付けられている[Ⓝ劣-17-121]。
更衣室
更衣室は、準備棟の1階にある[Ⓝキ-1-252]。
体育用の更衣室には、生体認証付きのロッカーが人数分以上用意されている。この認証は、静脈パターン登録によって行われる[Ⓝ劣-10-196]。
小会議室
1階にある会議室[Ⓝ劣-13-95,SS-81]。
食堂・カフェテリア・購買
食堂兼カフェテリア兼購買は、他の施設から独立した棟になっている[Ⓝ劣-1-20]。
食堂
第一高校の食堂は、高校の学食としてはかなり広い[Ⓝ劣-1-94]。料理は自動機によって調理される[Ⓝ劣-32-67]。
メニューには、蕎麦[Ⓝ劣-9-66]、天麩羅蕎麦[Ⓝ劣-17-147]、などがあり、また大・中・小のサイズがある[Ⓝ劣-14-148]。
壁面には大型ディスプレイが設置されており、動画ニュースを映すなどの使われ方をしている[Ⓝ劣-12-324,18-80]。
土曜日も営業している[Ⓝ劣-17-111]。
夏休みも営業しているが、メニューは減っている[Ⓝ劣-32-67]。
自販機コーナーが併設されている[Ⓝキ-2-103]。
カフェテリア
カフェテリアは、営利目的の施設ではない[Ⓝ劣-2-128]。
購入は、ICタグのついた食券と引き換えに、自動化されたカウンターで商品を受け取る形式で行われる[Ⓝ劣-22-95]。
カフェテリアの利用率は、入学直後が最も高い。これは、慣れてくると部室・中庭・空き教室など、新入生もたまり場を見つけて足が遠のくためである(摩利談)[Ⓝ劣-2-128]。
カフェテリアにはモニターが設置されている[Ⓝ劣-23-110]。
カフェテリアの片隅には、パーティションで区切られた簡易なミーティングスペースが並んでいる。ここは生徒からの人気が高いスポットで、事実上、一科の3年生御用達となっており、下級生は3年生が一緒でなければ中々足を向けられない場所になっている[Ⓝ劣-10-203]。
購買部
第一高校の購買部の品揃えは「高校の売店」の平均レベルを大きく上回っている。これは、一般の商店で入手困難な魔法実習関係の教材を生徒が苦労せず手に入れられるよう、必要に迫られて拡充されたためである[Ⓝ劣-6-112]。
購買では、マネーカードを使うことができる[Ⓝ劣-18-100]。
講堂・体育館
講堂兼体育館[Ⓝ劣-1-15・20]
講堂は、入学式[Ⓝ劣-1-15]や九校戦のチーム発足式[Ⓝ劣-3-163]、生徒総会・生徒会長選挙[Ⓝ劣-5-341]、卒業式[Ⓝ劣–]などの会場となる。
内部レイアウトは機械可変式になっており[Ⓝ劣-1-20]、普段は体育館として使用されている[Ⓝ劣–]。
演壇、大扉、通用口、準備室がある[Ⓝ劣-5-341,12-132]。出入り口から本棟の昇降口はすぐ近くにある[Ⓝ劣-21-107]。
入学式の際には通信制限が掛かっており、講堂内で文献サイト等へのアクセスはできない[Ⓝ劣-1-32]。
第一小体育館[Ⓝ劣-1-20]
主として体操やダンスなどの室内競技クラブが利用している[Ⓝキ-1-266]。
入り口には歩くだけで靴裏を完全洗浄するクリーナーマットが設置されており、外履きのまま中に入っても特に問題は無い[Ⓝ劣-13-92]。
卒業パーティの会場としても使用されていた[Ⓝ劣-11-325]が、2097年度の卒業パーティは一科・二科・魔工科の区別なく合同で行われ、それに伴い小体育館は使用されなかった[Ⓝ劣-32-258]。
第二小体育館[Ⓝ劣-1-20]
主として武術系・格闘技系のクラブが利用している[Ⓝキ-1-232・233・266]。通称「闘技場」[Ⓝ劣-1-90・91・257,6-247,Ⓝキ-1-232]。
床は、板張り(剣道場仕様)と畳張り(柔道場仕様)に変更することができる[Ⓝ劣-1-273,6-248,13-92]。
壁面高さ3mの位置に、回廊状の観戦エリアが設けられている[Ⓝ劣-1-257]。
入り口には歩くだけで靴裏を完全洗浄するクリーナーマットが設置されており、外履きのまま中に入っても特に問題は無い[Ⓝ劣-13-92]。
卒業パーティの会場としても使用されていた[Ⓝ劣-11-325]が、が、2097年度の卒業パーティは一科・二科・魔工科の区別なく合同で行われ、それに伴い小体育館は使用されなかった[Ⓝ劣-32-258]。
図書館
図書館は、地上3階・地下2階の五階建ての建物[Ⓝ劣-1-20]。重要な文献が保管されている[Ⓝ劣-2-184]。また、大きく閲覧室と自習室に分かれている[Ⓝキ-2-209]。
「図書」と言っても、地下書庫所蔵分を除いたほとんどがデジタル化されており、開架式の書棚や書籍はない。紙の書籍は所蔵データのごく一部となっており、専用端末で閲覧する形式になっている[Ⓝ劣-6-91,Ⓝキ-2-209]。
オンラインでは閲覧できない、図書館内でしか閲覧できない資料もある[Ⓝ劣-6-91]。
館内に置かれている専用端末を使って、国立魔法大学の関係機関からしかアクセスできない非公開文献を閲覧することができる[Ⓝ劣-2-47・78]。
貴重なものを読める部屋もあるが、この部屋の利用には特別の許可が必要で、生徒が利用することはほとんどない[Ⓝキ-2-209]。
自習室は、早い者勝ちではあるが、生徒は誰でも利用できる。部屋の作りも、前世紀の学校図書館とあまり差が無い。また、早い者勝ちとは言っても、自習席が埋まることはほとんどない[Ⓝキ-2-209]。
利用に際しては各種情報端末の貸出手続きが必要になるため、余り人気が無い[Ⓝキ-2-210]。
3F
不明
2F
特別閲覧室[Ⓝ劣-2-191]
- 特別閲覧室には、一般閲覧禁止の非公開文献にアクセスすることができる校内唯一の端末が置かれている[Ⓝ劣-2-191・195]。
またその扉は、対戦車ロケットの直撃にも耐えられる複合装甲になっている[Ⓝ劣-2-197]。
1F
カウンターなど
B1F
不明
B2F
地下資料庫[Ⓝ劣-5-318・321,6-27]
- 地下資料庫には、扱い方によっては危険度の高い資料や、現在主流となっている理論から外れすぎていて生徒に悪影響を与えるおそれの高い論文など、オンライン化が不適切と判断された資料が格納されている。これらの資料は国立魔法大学から物理的な記録媒体で運び込まれ、クローズドデータベースの中に収められている[Ⓝ劣-6-27]。
- 資料の利用は原則として自由だが、持ち出しは禁止されている。コピープロテクトも施されているため、情報端末にこっそり写すようなこともできない[Ⓝ劣-6-27・28]。
個室は、接触タイプのカードキーで管理されている[Ⓝ劣-6-31・32]。
また情報漏洩防止のため、電波を減衰させる隔壁が設置され、さらに通信妨害が掛けられている[Ⓝ劣-5-318,6-27]。 - 授業で参照されることの無い資料ばかりなので、ここを利用しようという物好きはほとんどおらず、利用者ゼロの日の方が多い[Ⓝ劣-6-28]。
- こうしたことから「秘境」と呼ばれている[Ⓝ劣-5-318]。
階不明
閲覧室
- 閲覧室は、個室タイプのブースになっている[Ⓝ劣-6-91]。
1人用ブースは狭く、3人も入れば身動きも難しくなる[Ⓝ劣-6-94]。
ブース内には閲覧用の端末が設置されている[Ⓝ劣-6-94]。また、監視カメラも設置されている[Ⓝ劣-6-99]。
屋外施設
校庭[Ⓝ劣-1-257]
前庭
前庭は、ソフトコート舗装になっている[Ⓝ劣-12-145]。
中庭
中庭は、準備棟から講堂へ通じる近道になっている。また、ベンチが置かれている[Ⓝ劣-1-20]。
2097年度卒業パーティは、中庭でのガーデンパーティとなった[Ⓝ劣-32-258]。
裏庭
実験棟の端には、裏庭に降りる昇降口がある[Ⓝ劣-9-93]。
並木道
校舎から前庭、そして校門へと続く道は、長い直線の並木道になっている[Ⓝ劣-24-61,25-121]。この並木は桜の木々で、春先には満開になる[Ⓝ劣-32-274]。
図書館と第二小体育館の間の並木道は、講堂とは逆側に位置している[Ⓝ劣-12-155]。
テニスコート[Ⓝキ-1-279]
野外演習林
第一高校の奥には、学校に隣接する丘を改造して作られた、広大な演習場がある[Ⓝ劣-6-227,22-186,Ⓝ㊕画集-155]。
自然の山林と見分けがつかないフィールドになっているが[Ⓝ劣-11-245]、人工の森林であり[Ⓝ劣-6-227]、木々の密度や起伏が計算され、池や砂地や水路や走路が配置され、様々な器具や機械が設置されている[Ⓝ劣-13-41,22-186]。
中央には、やや開けた広場がある[Ⓝ㊕画集-155]。
演習林は野外実習の授業、魔法の訓練、体力増強トレーニングなどのために使用されている[Ⓝ劣-12-340,13-41,22-185,Ⓝ㊕画集-155]。
また、様々なクラブ活動によっても使用されている[Ⓝ劣-13-41,Ⓝキ-1-268,Ⓝ㊕画集-154]。
入り口は通用門から続く直通の通路上の1ヶ所だけ[Ⓝ劣-11-246]。
間違って部外者が入り込まないよう、演習場の周りは高さ3mのフェンスで囲まれているが、警備システムの類はない。これは、近辺の住民はこの場所の危険性を十分に弁えており、また盗まれるようなものも無く、コストを掛けて侵入者を防ぐ必要が無いためである[Ⓝ劣-11-245・246]。
2097年ごろにはフリークライミング用の崖も作られている。これは地面に掘られた深さ8mの、ほぼ円形の大穴(直径3m弱)で、オーバーハングになっているところもある。底部3mには30℃の温水が満たされている。梯子が掛けられており、ちゃんと脱出できるようになっている[Ⓝ劣-22-190,Ⓝキ-2-93]。2099年時点では、水ではなくマットに変更されており、深さも目測で10m以上となっている[Ⓝキ-2-93・98]。
魔法科高校の生徒は、軍や警察などの道を進む者も多いため、このような施設が屋内屋外、多種多様に充実している[Ⓝ劣-6-227]。
野外プール
演習林の奥には、流体制御魔法を練習するための野外プールが設置されている。サイズは縦50m×横20m×深さ5mで、撥水性の高い粘土を押し固めて作られている[Ⓝ劣-13-117・119,SS-128]。
普段は水が抜かれ、蓋がされている[Ⓝ劣-13-117]。
九校戦に際しては、アイス・ピラーズ・ブレイクの練習場所として使われる。プール底面はアイス・ピラーズ・ブレイクのフィールドと同じ大きさに白いラインで区切られ、四隅に細い棒が立てられている。プールの縦両端から10mの位置に足場が渡され(櫓)、選手はそこから魔法を放つ[Ⓝ劣-13-117・119,SS-130]。水路
野外演習場に設置されている水路。深さは3m。蛇行しながら全体としては楕円形をしている。ただし立体的な形状ではない[Ⓝ劣-SS-97]。
スタート地点には、更衣室兼シャワールーム兼休憩室が設置されている[Ⓝ劣-SS-106]。
九校戦に際しては、バトル・ボードやロアー・アンド・ガンナーの練習場所として使われる[Ⓝ劣-13-108,SS-97]。
その他の学内施設
門
生徒らが使う正門[Ⓝ劣–]と、業者が出入りする通用門(裏門)[Ⓝ劣-10-75,11-102]とがある。
夜間入構時には通用門を使用する[Ⓝ劣-11-102]。
工作室
通称「工房」[Ⓝ劣-1-90・91]。詳細は不明。
美術室[Ⓝ劣-16-27]
閉所戦闘練習場
コンバット・シューティング部や操弾射撃部は、この施設で練習している[Ⓝ劣-5-66∼68]。またこの練習場には、準備室が併設されている[Ⓝ劣-5-67・68]。
ロボ研のガレージ
大小様々のロボットや機械式パワードスーツを製作したりテストしたりするための、小さな実験棟[Ⓝ劣-6-274]。
第一高校の敷地の端、準備棟の隣に建てられている倉庫で[Ⓝ劣-10-126,Ⓝキ-1-274]、裏手の木陰(野外演習場と隣り合う空地)は滅多に人が来ないため、校内の密談スポット(告白スポット)として知られている[Ⓝ劣-10-184,12-436]。
ガレージ内には、機体制御用の大型計算機が据え付けられている[Ⓝ劣-6-274]。また監視カメラが設置されている[Ⓝ劣-10-260]。
扉は薄いが、それに似合わぬ強度を持つ装甲扉になっている[Ⓝ劣-11-107]。
セキュリティシステムはピクシーが管理しており[Ⓝ劣-6-275・281]、災害時対応システムにもアクセスできる[Ⓝ劣-6-282・283]。パラサイトが宿って以降もこれらを管理しているかどうかは不明。
駐車場
講堂兼体育館および食堂兼カフェテリア兼購買のそばには広大な駐車場がある。
路面
路面は、煉瓦を模したソフトコート舗装になっている場所がある[Ⓝ劣-1-20,12-145,21-222]。
オープンカフェ
来訪者の為のカフェ。入学式の日は営業しない[Ⓝ劣-1-20]。
インフラ
教材や購買部の商品、学食の食材などの搬入のために、地下チューブが敷設されている[Ⓝ劣-11-102]。
周辺施設
第一高校周辺には様々な施設が並んでいる。
第一高校前駅
道のりはそれ程長くない(1km未満、徒歩10分)[Ⓝ劣-1-121,6-46]。
第一高校前の商店街
正門から駅までの通学路には、学生向けの店がびっしりと軒を連ねており、門前町とでも言うべき商店街が形成されている[Ⓝ劣-6-46・112]。
喫茶店・ファーストフード店などの飲食店の他、書店、文具店、服飾店も多い。特に魔法教育関係の品揃えが豊富になっている[Ⓝ劣-6-46]。
校内の購買部で揃わない機材、消耗品、書籍、雑貨なども、ここでほとんど買いそろえることができる[Ⓝ劣-6-112]。
卒業生への引き出物を発注する商店は駅前にある。この商店は自前の工場を持っている[Ⓝ劣-18-302]。
アイネブリーゼ
制度
一科・二科制度
1学年200名を入試成績で分け、上位100名を一科、下位100名を二科とする制度[Ⓝ劣-1-8]。
一科と二科の違いは指導教員の有無だけであり、一科生にのみ指導教員がつく[Ⓝ劣-1-8,2-174]。
指導教員の点を除けば、一科と二科のカリキュラムは全く同一で、進捗速度に差が生じることはあっても、講義や実習は同じものが採用されている[Ⓝ劣-1-8,2-173]。
また、施設の利用や備品の配布なども公平に行われている[Ⓝ劣-2-172]。
課外活動においても、部活連と生徒会で、可能な限り施設の利用は平等になるように割り振っている[Ⓝ劣-2-174]。
詳しくは一科・二科制度を参照。
入学試験
第一高校の入学試験は、理論科目と実技科目で行われる[Ⓝ劣-1-15・30]。
理論科目は7教科あり、小論文の試験もある[Ⓝ劣-1-28]。
総合成績の判定では、実技科目の比重が高く設定されている[Ⓝ劣-1-15・30]。
試験日は、少なくとも2096年度は2月3週目以降に行われた[Ⓝ劣-12-25・35]。
2095年度も同時期だと思われる[Ⓝ劣-SS-39・40,管推]。
詳しくは入学試験(第一高校)を参照。
制服・実習服・体操服
八枚花弁のエンブレム(第一高校の校章)は、一科生の制服には刺繍されているが、二科生には刺繍されていなかった[Ⓝ劣-1-11・15]。
これは第一高校設立初期の混乱に由来するもので、のちに「二科生の『補欠』扱い」を追認した結果である[Ⓝ劣-4-368]。
2096年度に新設された魔工科の制服には、一科とは異なる八枚歯ギアのエンブレムが刺繍されている[Ⓝ劣-12-37]。
2098年度、一科・二科制度が廃止されるにあたり、全生徒がエンブレム入りの制服を着るようになった[Ⓝキ-1-144]。
また、夏は夏用のブレザーを着用する[Ⓝ劣-5-70]。
季節が夏になっております^^#魔法科高校の劣等生#mahouka https://t.co/Rqtn02FuWG
— ジミー ストーン Jimmy Stone (@jsq1988211robo) May 10, 2024
魔法科名物、しれっと夏服になっております😇色が爽やかになり、素材も薄いものに 女性はインナーガウン無しになります#魔法科高校の劣等生#mahouka https://t.co/gQFSFmo8nt
— ジミー ストーン Jimmy Stone (@jsq1988211robo) May 9, 2024
実習服は、厚手の生地でできた長袖足首丈のツナギになっている[Ⓝ劣-12-340]。
体育では、実習服とは別の体操服が使われる[Ⓝ劣-3-,12-,24-]。
詳しくは制服(魔法科高校)を参照。
校則・規則
第一高校には、以下のような校則がある。
詳しくは校則(第一高校)を参照。
- 魔法使用に関する校則[Ⓝ劣-1-100・106]
- CADの学内携行制限[Ⓝ劣-1-25・100]
- 生徒会役員の構成に関する校則[Ⓝ劣-1-141,5-344]
- 生徒会役員の選任資格に関する制限[Ⓝ劣-1-139・141,2-176,5-278・344・350]
- 施設利用規則[Ⓝ劣-1-78,10-20]
- 地下資料庫の利用規則[Ⓝ劣-6-27・28・31・32]
- 風紀規則[Ⓝ劣-1-78]
- 「ブルーム」「ウィード」という言葉の使用禁止[Ⓝ劣-1-23・98・158,2-172]
- 仮想型ディスプレイ端末の使用禁止[Ⓝ劣-1-26,3-396]
- 飲食に関する校則[Ⓝ劣-2-117・118]
- 暴力行為の禁止[Ⓝ劣-1-165]
- 制服の着用に関する校則[Ⓝ劣-11-105]
- 課程外実験の実施に関する規則[Ⓝ劣-12-260]
- 登下校手段に関する規則[Ⓝ劣-32-125]
- 早退に関する校則[Ⓝ劣-17-278,21-244]
- 公休に関する規則[Ⓝ劣-15-70]
- 下校時刻の延長に関する規則[Ⓝ劣-14-226・252,15-56]
- 夜間入校規則[Ⓝ劣-11-102∼105]
模擬戦
第一高校には「意見の対立は実力でこれを解決する」という風土があり(実力主義)、トラブル解決の手段として模擬戦が行われることがある[Ⓝ劣-1-164・165,12-335,24-232]。
また、論文コンペの会場警備隊の訓練なども、模擬戦として申請・受理されたうえで行われている[Ⓝ劣-6-228・231]。
模擬戦は私闘ではなく、生徒会長と風紀委員長の承認のもと行われる正式な試合である[Ⓝ劣-1-165・167,24-234]。
この承認手続きは、生徒同士の戦いを校則で禁じられている暴力行為(喧嘩沙汰)としないためのものである[Ⓝ劣-1-165]。
詳しくは模擬戦(第一高校)を参照。
カウンセリング体制
「充実したカウンセリング体制」が第一高校のセールスポイントの一つで[Ⓝ劣-1-85]、専門資格を持つ複数多分野のカウンセラーが配属されている[Ⓝ劣-1-42]。
詳しくは総合カウンセラー(第一高校)を参照。
その他
学籍登録名
学籍登録名は、本名でなくとも受理される[Ⓝ劣-1-7・156]。
戸籍の偽造
戸籍を偽造していた場合は、学籍が抹消される場合がある[Ⓝ劣-17-87・88]。
特殊鑑別所に収監された生徒への面会申請
面会申請は、生徒会長もしくは風紀委員長を通すことになっているが、最終的な決裁権は学校にある[Ⓝ劣-6-325]。
クリーニングサービス
体操服や実習服は、学校のクリーニングサービスが無料で利用できるため、持って帰る必要はない[Ⓝ劣-14-112]。
着替え類についても廉価に利用できるが、下着までクリーニングに出す女子生徒はいない[Ⓝ劣-19-115]。
編入制度
魔法科高校は原則として編入生を受け入れていないが、制度自体は存在しており、適用されたことも過去に数件記録されている[Ⓝ劣-28-236]。
コーチング制度
2098年度から導入された制度。実技の成績優秀者が他の生徒の実技習得を補助するもので、補助を受けた生徒の実績は補助した者(ティーチングアシスタント、TA)の成績に加算される。これにより学習レベルの底上げを図っている[Ⓝキ-1-192]。
TAは、自身とは別のクラスの生徒のコーチングを行うこともできるが、これはTAが端末学習の時間に限られる。また、実技の授業を担当する教師の許可を得る必要がある[Ⓝキ-1-192]。
IT・通信システム
学内ネット
事務連絡等については、学内ネットで配信された情報を各自で確認することになっている[Ⓝ劣-1-42]。
論文コンペ出場者の募集なども、学内ネットに流れる[Ⓝ劣-6-36]。
2098年度からは、月例実技試験の内容も貼り出される[Ⓝキ-2-221]。
各学期の成績は、生徒が自身で総合評価にアクセスし、確認する[Ⓝ劣-16-26]。
定期試験の成績優秀者は、学内ネットで氏名を公表される[Ⓝ劣-3-24,5-261・262]。
IDカード
学校施設は、生徒全員に配布されるIDカードによって利用することができるようになっている[Ⓝ劣–]。教室の席に埋め込まれた端末の使用や[Ⓝ劣-1-78]、生徒会室[Ⓝ劣-1-153,5-318,11-208,12-183]や風紀委員会本部[Ⓝ劣-26-288]、演習室[Ⓝ劣-12-337]などへの出入り等、学内施設の利用などにはIDカードが必要となる。
夜間の入構許可を得た場合には、来訪者用IDカード(通信機能付き)が用意される。これを持っていない場合、不審者として警備システムに引っかかることになる[Ⓝ劣-11-103・105]。
座学において、生徒の着席状況は端末にセットされたIDカードによって、リアルタイムでモニターされている[Ⓝ劣-1-84]。
ただし、授業の欠席に関して、それが生徒会等の公務によるものである場合には、生徒会長のIDカードを端末に読み込ませることで、授業評価は減点されないようになる[Ⓝ劣-5-290・291]。
IDカードは、入学式終了後に配られる段取りになっている(新入生総代を除く)[Ⓝ劣-1-20・31・40,Ⓝキ-1-147]。
予め各人別のカードが作成されているわけではなく、個人認証(静脈認証)を行ってその場で学内用カードにデータを書き込む仕組みになっている[Ⓝ劣-1-40,Ⓝキ-1-149]。
データの内容自体は既に決まっていて、入学式後に書き込むのは純粋に配布の効率性を考えてのものである[Ⓝキ-1-148]。
生徒会長のIDカードには、「生徒会長である」という情報が書き込まれている[Ⓝ劣-5-291]。
LPS
校内の位置情報確認のため、LPSが導入されている[Ⓝ劣-1-38,10-83,12-154]。
七草真由美はLPSの管理者コードを知っているものと思われるが、これへの介入は生徒会長権限を逸脱した違法行為である[Ⓝ劣-10-83]。授業
受講状況監督システム
座学において生徒の着席状況は、端末にセットされたIDカードによってリアルタイムでモニターされている[Ⓝ劣-1-84]。
授業の欠席に関して、それが生徒会等の公務によるものである場合には、生徒会長のIDカードを端末に読み込ませることで、授業評価は減点されないようになる[Ⓝ劣-5-290・291]。
(こうした措置なく)このシステムを誤魔化すことは、難しいが不可能ではない[Ⓝ劣-11-208,管推]。
設置端末
各教室には、全座席に端末が埋め込まれている[Ⓝ劣-1-42・78]。
事務連絡等については、学校用端末が一人一台体制になっているので、学内ネットで配信された情報を各自で確認することになっている[Ⓝ劣-1-42]。
国立魔法大学および他の魔法科高校との通信
図書館には、国立魔法大学の関係機関からでなければアクセスできない非公開文献を閲覧することができる専用端末が置かれている[Ⓝ劣-2-47・78]。
魔法科高校間では、国立魔法大学を経由してデータの遣り取りができるようになっており、端末による相互アクセスを行うことができる。この学習用データ回線は閉鎖系ネットワークになっていて、魔法大学以外につなげてはならないことになっている[Ⓝ劣-18-95,19-254]。伝言板〈メッセージ・ボード〉
伝言板は、一高生およびその卒業生が使用するもので、個別通信を行うことができる[Ⓝ劣-17-162]。
情報管理・セキュリティ等
入退室管理システム
生徒会室を始めとする一部の部屋には入退室管理システムが設置されており、このシステムにIDカードを登録した生徒は自ら開錠することができる[Ⓝ劣-5-318・319]。
生徒会室の場合は、役員以外では、少なくとも部活連の会頭はこのシステムに登録されている[Ⓝ劣-12-183]。
風紀委員会本部の場合は、少なくとも生徒会会長はこのシステムに登録されている[Ⓝ劣-26-288]。
談話室や演習室の鍵を開錠・施錠するためには、使い捨てのキーコードを携帯端末にダウンロードする必要がある[Ⓝ劣-10-212,12-337・338]。
メンテナンスルームを使用するには、ネットワークで使用許可をとる必要がある[Ⓝ劣-10-258]。
他者のIDカードに入室権限を付与することもできる[Ⓝ劣-11-208]。
生徒名簿のデータベース
生徒会役員や風紀委員長は、生徒名簿のデータベースを閲覧する権限が与えられている。本当のプライバシーに関わるような立ち入った情報はブロックされているが、少なくとも顔写真と全体写真は閲覧できる[Ⓝ劣-6-128]。
ピクシーがこのデータベースにアクセスしようとトライし続けた際には、サーバー側から無線回線を閉じるという対処がとられた[Ⓝ劣-10-261]。監視装置
実験棟資材搬入口付近[Ⓝ劣-10-94]や応接室[Ⓝ劣-22-203]など、各所に監視装置が据え付けられている。
災害時対応システム
強制換気装置などが設置されている[Ⓝ劣-6-283]。
保安システム・警備システム
保安システムは、空調装置の異常警報などを送信する[Ⓝ劣-6-285]。
夜間入構時には、通信機能付きの来訪者用IDカードを持たなければ、警備システムに引っかかる仕組みになっている[Ⓝ劣-11-103]。
野外演習林と敷地外との境には高さ3mのフェンスが設置されているが、ここには警備システムの類は敷設されておらず、飛び越えれば侵入できる。ただし、演習林と学校建物敷地との間には監視システムが設置されている[Ⓝ劣-11-245∼247]。
魔法的なセキュリティ
第一高校の外塀と門に沿って、強い防御術式(偽装解除法陣)が張り巡らされている[Ⓝ劣-6-131,10-75・76]。
また、ブランシュテロ事件を受けて、第一高校は専門の業者と契約し、生徒会室をはじめとした重要施設には特に厳重なプロテクト(結界魔法)を掛けるようになった。そのレベルは中央省庁にも引けを取らないほどである[Ⓝ劣-21-111・118,22-208]。
こうした対抗術式だけでなく、想子センサーなどの魔法観測機器も校内の至る所で常に稼働しており、魔法の不正使用を監視・記録している[Ⓝ劣-6-281,10-76,11-230,12-153]。
第一高校の魔法観測機器は、国防軍の主要基地に匹敵するほどに充実している[Ⓝ劣-25-264]。
メンタルチェック
ブランシュテロ事件以降、洗脳やマインドコントロールなどを防ぐため、生徒は毎月月初にメンタルチェックを受けることが義務付けられた[Ⓝ劣-7-62・63]。
その他
サーバー
第一高校のサーバーには、ピクシーの自己診断を自動モニターする遠隔管制アプリケーションがインストールされている[Ⓝ劣-10-260]。
文化・風土
実力主義
第一高校では実力主義が重視され、推奨されている[Ⓝ劣-1-99,12-335,24-234]。これは一科と二科の間にのみ適用されるものではなく、むしろ同じ一科生の間にこそ適用されるものである[Ⓝ劣-1-167]。
以下にその例を示す。
- 「美月の主張は校内のルールに沿った正当なものだが、同時に、ある意味でこの学校のシステムを否定するものだ」[Ⓝ劣-1-99]
- 達也と服部、琢磨と香澄、鋼と深雪といった意見の対立は、模擬戦の結果を以て決着した[Ⓝ劣-1-164,12-,24-232]。
ブルームとウィード
第一高校における一科生と二科生の格差を表す隠語[Ⓝ劣-1-11・21]。
「花冠〈ブルーム〉」は一科生の別称[Ⓝ劣-1-4]で、一科生の制服には一高の校章である八枚花弁の意匠のエンブレムが刺繍されていることから、「ブルーム(bloom,花冠)」と呼ばれるようになった[Ⓝ劣-1-11・21]。
「雑草〈ウィード〉」は二科生の蔑称[Ⓝ劣-1-3]で、二科生の制服にはこのエンブレムが刺繍されていないことから、花が咲かない「雑草(weed)」と呼ばれるようになった[Ⓝ劣-1-11・21]。
学内差別を助長する言葉であるため、この言葉の使用は校則で禁止されているものの、このルールは半ば以上有名無実化している[Ⓝ劣-1-23・98・158]。
こうした状況の中で、一科生は優越感に浸り、二科生は劣等感に溺れている[Ⓝ劣-1-205]。
一科生と二科生の間に溝があるだけでなく、二科生自身が自らを蔑んでいる側面もあり、深刻な問題となっている[Ⓝ劣-1-31・40・161,2-172・173・175]。
しかしこの壁も、2097年時点ではずいぶん改善してきている[Ⓝ劣-32-87・258]。
詳しくは花冠〈ブルーム〉と雑草〈ウィード〉を参照。
新入生総代
入学試験の総合成績でトップをとった者のこと。主席入学者[Ⓝ劣-1-4・15・16,12-46・162]。 入学式においては答辞を行い[Ⓝ劣-1-17]、また生徒会に入ることが毎年の恒例となっている[Ⓝ劣-1-137,12-177,Ⓝキ-1-160]。歴代の総代は以下の通り。
- 2088年度 一高生徒030[Ⓝ劣-5-260]
- 2089年度 一高生徒028[Ⓝ劣-5-260]
- 2090年度 一高生徒027[Ⓝ劣-5-260,16-6]
- 2091年度 一高生徒026(男子)[Ⓝ劣-5-260]
- 2092年度 一高生徒025(女子)[Ⓝ劣-5-260,12-46]
- 2093年度 七草真由美[Ⓝ劣-1-137,5-260]
- 2094年度 中条あずさ[Ⓝ劣-5-261]
- 2095年度 司波深雪[Ⓝ劣-1-4・10・15]
- 2096年度 七宝琢磨[Ⓝ劣-12-3・46・47]
- 2097年度 三矢詩奈[Ⓝ劣-20-286,21-8・]
- 2098年度 不明(十文字勇人?)[Ⓝキ-1-160,管推]
- 2099年度 五十里明[Ⓝキ-1-3・174]
詳しくは新入生総代(第一高校)を参照。
第一高校で評判の生徒
第一高校はどちらかと言うと女性上位で、特に2095年度入学生はその傾向が強い[Ⓝ劣-19-259]。
- 七草真由美
校内での真由美の人気は非常に高く、ファンクラブのようなものまで存在している[Ⓝ劣-5-]。
- 渡辺摩利
学校内外を問わず、摩利の女子生徒人気は非常に高い[Ⓝ劣-3-]。
- 十文字克人
- 中条あずさ
あずさは、校内において親しみやすいアイドルのような立ち位置を築いている[Ⓝ劣-5-]。
- 服部刑部少丞範蔵
服部は、一高トップクラスの実力の持ち主と学校内外から見なされている[Ⓝ劣-13-,]。
- 沢木碧
沢木は、一高トップクラスの実力の持ち主と学校内外から見なされている[Ⓝ劣-13-,]。
- 司波深雪
深雪はもともと、校内で偶像視される傾向があった[Ⓝ劣-17-103]。生徒会長に就任した際には、「アイドル独裁制」とでも言うべき、民主主義の原理にもとる、危険で救いがたい状態が現れた[Ⓝ劣-14-107,20-42]。四葉家の次期当主と公表されてからは、上級生まで気後れするようになった[Ⓝ劣-17-103]。
- 司波達也
達也に対しては、心の中に「おそれ」――異質な強者に懐く恐怖・畏怖・危虞――を秘めている生徒が少なくなかった。四葉家の直径だと公表されてからは、その感情がさらに膨れ上がった[Ⓝ劣-17-103]。
- 千葉エリカ
エリカは校内で2位3位を争う美少女で、その動向は主に男子生徒から注目を受けている[Ⓝ劣-21-181]。
- 吉田幹比古
幹比古は魔法抜きであっても第一高校屈指の実力者で、「常識ブレーカーの一員」などと呼ばれることがある[Ⓝ劣-22-191・192]。
古式魔法師でありながら現代魔法にも通じており、伝統的な魔法技術に革新を起こす麒麟児と期待されている[Ⓝ劣-32-239]。
- 光井ほのか
ほのかは、光に操る魔法に掛けては日本トップクラスだと、魔法大学の教授に太鼓判を押されている[Ⓝ劣-32-239]。
- 北山雫
雫は「影の風紀委員長」などと呼ばれている[Ⓝ劣-19-259]。
- アメリア=英美=明智=ゴールディ
エイミィは「はた迷惑なトラブルシューター」などと呼ばれている[Ⓝ劣-19-259]。
- 七宝琢磨
琢磨は模擬戦で打ちのめされて以降、自己主張を押し付けることがなくなり、また努力しているのが傍目にもよく分かるようになった。同級生たちの共感と信頼を集め、上級生にも頑張りを認める者が増え、「七宝グループ」を着々と形成している[Ⓝ劣-17-121・122・146,SS-229]。
- 七草香澄・七草泉美
香澄と泉美は全学年で高い人気を誇っており、特に1年生の間で人気がある。派閥を作っているわけではなく、「皆のアイドル」的な慕われ方をしており、マスコットのような愛でられ方をしている[Ⓝ劣-17-146・147]。
その他
- 自治活動[Ⓝ劣-1-78・98]
詳細は不明。
- 国立魔法大学への推薦枠
第一高校では、生徒会役員経験者は国立魔法大学への推薦枠(10枠)を辞退することが不文律となっている[Ⓝ劣-6-92]。
1年の流れ
始業式
第一高校では「伝達事項は自己責任で確認しろ」というスタンスであるため、始業式は行われない[Ⓝ劣-12-113]。
「始業日は短縮授業」などということもなく、初日からフルタイムのカリキュラムとなる[Ⓝ劣-9-57]。新年度の始業日も、1時限目は履修登録に充てられるが、2時限目からは普通の授業が始まる[Ⓝ劣-12-116]。
2095年度は、1学期は不明、2学期は9月1日(木)[Ⓝ劣-5-206]、3学期は1月9日(月)[管推]に始業となった。
2096年度は、1学期は4月6日(金)[Ⓝ劣-12-36・97]、2学期は9月1日(土)[Ⓝ劣-SS-353,管推]、3学期は1月8日(火)[Ⓝ劣-17-86]に始業となった。
2097年度は不明。
入学式
入学式は、例年日曜日に行われている。会場は講堂[Ⓝ劣-1-15,]。
新入生側の準備は学校側の主導で行われるが、在校生側の準備は生徒会が中心となって行う[Ⓝ劣-12-119]。
国会議員や企業の社長など、様々な来賓が訪れる[Ⓝ劣-12-119・165・179,21-101]。
校内施設の利用に必要となるIDカードは、入学式終了後に配布され、その際にクラス分けが判明する仕組みになっている[Ⓝ劣-1-20・31]。
2095年度は4月3日(日)[Ⓝ劣–,管推]に行われた。
2096年度は4月8日(日)[Ⓝ劣-12-36・132]に行われた。
2097年度は4月7日(日)[Ⓝ劣-21-83・97]に行われた。
2098年度は不明。
2099年度は4月6日(月)[Ⓝキ-1-143]に行われた。
詳しくは入学式(第一高校)を参照。
授業見学(オリエンテーション)
例年、入学式の翌日・翌々日の2日間は、実際に行われている授業を見学する時間に充てられている[Ⓝ劣-1-90]。
部活動紹介
2098年度から始まった行事。入学式の翌日に、午後の講義を休止して行われる[Ⓝキ-1-193]。
昼休み終了と同時にスタートする。会場は講堂。時間は約2時間。新入生の参加は任意[Ⓝキ-1-193・197]。
前半に運動部、後半に文化部の紹介が行われる。前半と後半の間には休憩が入る。また前半の運動部紹介では、魔法競技と非魔法競技が交互に登壇してプレゼンテーションを行う[Ⓝキ-1-195・197]。
2099年度は4月7日(火)に行われた[Ⓝキ-1-193]。
新入部員勧誘活動
第一高校では、入学式の3日後から1週間限定で、各クラブによる新入生の勧誘活動が行われ、それまでは勧誘してはならないルールになっている[Ⓝ劣-1-201,2-38,12-198,21-173・180,Ⓝキ-1-201・203]。
期間中は、デモンストレーション用にCAD携行制限が解除され、CADの常時携行が生徒に許される[Ⓝ劣-1-226]。
部としての実績を出すため、期待の大きい新入生を獲得しようと各クラブ間で激しい争いが行われる。上級生の間で新入生の入試成績の情報が出回ったりもする[Ⓝ劣-1-224・225]。
魔法による騒動も頻繁に起き、そのたびに風紀委員会や部活連、生徒会のメンバーが出動する事態に陥るが、九校戦での成績を上げるため、学校側は黙認している[Ⓝ劣-1-224∼226]。
勧誘が激しすぎて授業に支障を来すこともあるため、期間は1週間に限定されている[Ⓝ劣-1-225]。
2095年度は4月6日(水)~12日(火)[Ⓝ劣–,管推]に行われた。
2096年度は4月12日(木)~18日(水)[Ⓝ劣-12-194,管推]に行われた。
2097年度は4月10日(水)~16日(火)[Ⓝ劣-21-]に行われた。
2099年度は4月9日(木)~15日(水)[Ⓝキ-1-201]に行われた。
詳しくは新入部員勧誘活動(第一高校)を参照。
1学期末定期試験
2095年度の日程ははっきりしないが[Ⓝ劣-3-20]、作中の時系列、および2096年と2097年の日程から、7月4日(月)~9日(土)のうちの5日間ではないかと推測する[管推]。
2096年度は、7月10日(火)~14日(土)の5日間[Ⓝ劣-13-46・108,SS-97]。
2097年度は、7月2日(火)~6日(土)の5日間[Ⓝ劣-27-30]。
夏休み
夏休みは、2095年度は8月31日までだった[Ⓝ劣-5-]。
九校戦
第一高校は、2085年度~2094年度の9回中5回優勝している[Ⓝ劣-3-41]。その年度は、少なくとも2088年度と2092年度ではない[Ⓝ劣-3-41]。
また、2093~2095年度で3連覇を果たし[Ⓝ劣-3-41,4-460]、競技種目が大幅に変更された2096年度も優勝して4連覇を成し遂げた[Ⓝ劣-13-339,SS-305]。
2097年度は、情勢的事情によって開催されなかった[Ⓝ劣-31-136]。その代わりに、生徒主催でモノリス・コード交流戦が行われた[Ⓝ劣-31-136]。
2098年度は開催された[Ⓝメ-2-106]が、優勝校は不明。
2099年度は、クラウド・ボールが競技種目に復活することになっている[Ⓝキ-2-254]。
第一高校では、選手はもちろんだが、作戦スタッフ・技術スタッフも、枠いっぱい連れて行っている(作戦スタッフを連れて行かない学校もある)[Ⓝ劣-3-40]。
選手・作戦スタッフ・技術スタッフの選考は、部活連ではなく生徒会が主体となって行う[Ⓝ劣-3-79,13-74]。
また技術スタッフの作業車は、2096年度は北山家からの寄付金で購入したものを使用した[Ⓝ劣-13-166・216]。
詳しくは全国魔法科高校親善魔法競技大会を参照。
生徒総会・生徒会長選挙
生徒総会および生徒会長選挙は、2095年は9月30日(金)に[Ⓝ劣-5-259・340,管推]、2096年は9月29日(土)に行われており[Ⓝ劣-14-84]、9月の最終登校日に行われるものと思われる[管推]。
これらは、午後の授業を全て中止して開催される[Ⓝ劣-5-340]。
詳しくは生徒会(第一高校)を参照。
論文コンペ
論文コンペの出場者は、第一高校においては6月に行われる学内選考会で決定される[Ⓝ劣-6-8・35∼37,21-148・149]。
新設された魔法工学科の生徒には、この選考会に論文を提出する義務が課せられるが、辞退する手が無いわけではない[Ⓝ劣-14-32,21-149]。
京都開催時には、前日から一泊するのが第一高校の伝統となっている。ホテルも決まっていて、毎年CRホテルに宿泊している[Ⓝ劣-15-157・263]。
過去の第一高校の発表テーマと出場者は以下の通り。
- 2095年度『重力制御魔法式熱核融合炉の技術的可能性』(〇市原鈴音・五十里啓・司波達也)[Ⓝ劣-6-8・35・38・40]。
- 2096年度『投影型魔法陣』(〇五十里啓・中条あずさ・三七上ケリー)[Ⓝ劣-14-67・115・119・120]。
詳しくは全国高校生魔法学論文コンペティションを参照。
2学期末定期試験
具体的な時期については、2095年度~2097年度いずれも不明。
冬休み
冬休みは、2095年度は12月25日(日)~1月8日(日)だった[Ⓝ劣–]。
2096年度は12月26日(水)~1月7日(月)だった[Ⓝ劣–]。
2097年度は不明。
入学試験
入学試験は、少なくとも2096年度は2月3週目以降に行われた[Ⓝ劣-12-25・35]。
2095年度も同時期だと思われる[Ⓝ劣-SS-39・40,管推]。
詳しくは入学試験(第一高校)を参照。
学年末定期試験・魔工科転科試験
具体的な時期は不明。
卒業式・卒業パーティ
卒業式の準備・進行は、生徒会によって行われる[出典?]。
卒業パーティは生徒会の主催で行われ、準備と進行も生徒会が行う[Ⓝ劣-11-326]。
2095年度は、2096年3月15日(木)に行われた[Ⓝ劣–,Ⓐ劣2-11-A]。
2096年度は、2097年3月15日(金)に行われた[Ⓝ劣-20-41]。
2097年度は、2098年3月15日(土)に行われた[Ⓝ劣-32-238・256]。
詳しくは卒業式(第一高校)を参照。
終業式
始業式と同様、終業式は行われない[Ⓝ劣-16-26]。ただし、3学期だけは行われるようである[Ⓝ劣-20-40・60]。
2095年度は、1学期は不明、2学期は12月24日(土)[Ⓝ劣-9-24]、3学期は3月25日(日)[Ⓝ劣-11-338,Ⓐ劣2-11-A]に終業となった。
2096年度は、1学期は不明、2学期は12月25日(火)[Ⓝ劣-16-26]、3学期は3月23日(土)[Ⓝ劣-20-40・60]に終業となった。3学期の終業は、カレンダーの都合で例年より2日ほど早くなった[Ⓝ劣-20-45]。
2097年度は、1学期は7月20日(土)に終業となった[Ⓝ劣-30-193]。2学期と3学期は不明。
春休み
春休みは、2095年度は3月24日(土)~4月5日(木)だった[Ⓝ劣–]。
2096年度は3月24日(日)に始まった(いつまでかは不明)[Ⓝ劣–]。
2097年度は不明。
データ
在籍者
生徒
生徒総数は、2095年9月時点で560名となっている[Ⓝ劣-5-341]。
200名×3学年で600名にならないのは、それだけ退学者が出ているためだと思われる[Ⓝ劣-1-,5-341,18-178,28-248]。実際に、2095年度入学生は30名が退学し、卒業生徒数は170名だった[Ⓝ劣-32-256]。ただし2095年度入学の魔工科生からは、退学者は一人も出ていない[Ⓝ劣-32-257]。
2084年度入学
岬寛
2085年度入学
―
2086年度入学
―
2087年度入学
―
2089年度入学
一高生徒028
2090年度入学
津久葉夕歌
一高生徒027
2091年度入学
一高生徒026
2092年度入学
萬谷颯希 風祭涼風
一高生徒025
2093年度入学
七草真由美 渡辺摩利 十文字克人 市原鈴音 辰巳鋼太郎 小早川景子 平河小春 和泉理佳 五十嵐亜実 司甲 関本勲 木下 浅野
一高生徒031・033
2094年度入学
中条あずさ 服部刑部 五十里啓 千代田花音 沢木碧 桐原武明 壬生紗耶香 県謙四郎 千倉朝子 国東久美子 三七上ケリー 岡田
一高生徒009・032・040・042・043・044
2095年度入学
司波達也 司波深雪 千葉エリカ 西城レオンハルト 柴田美月 吉田幹比古 光井ほのか 北山雫 森崎駿 アメリア=英美=明智=ゴールディ 桜小路紅葉 十三束鋼 滝川和美 里美スバル 平河千秋 春日菜々美 五十嵐鷹輔 相津郁夫 斎藤弥生 (アンジェリーナ=クドウ=シールズ) (一条将輝)
一高生徒001・002・003・011・012・013・014・015・016・017・018・019・020・021・022・059・060
2096年度入学
七宝琢磨 七草香澄 七草泉美 桜井水波 隅守賢人 梶原 千川満
一高生徒039・041・047・048・049・050・051・052・053・054・055・056・057・058
2097年度入学
三矢詩奈 矢車侍郎 裏部亜季 碓氷威満 千種正茂 北畑千香
2098年度入学
十文字勇人 誘酔早馬 服部初音
2099年度入学
十文字アリサ 遠上茉莉花 五十里明 永臣小陽 火狩浄偉 仙谷日和 唐橘役
入学年度不明
石田 村上
一高生徒004・005・006・007・008・010・023・024・034・035・036・037・038・045・046
教職員
百山東(校長)[Ⓝ劣-12-294] 2085年度に校長に就任。以降歴任し続け、少なくとも2099年度時点においても校長の地位にいる[Ⓝ劣-12-295,Ⓝキ-1-]。 八百坂(教頭)[Ⓝ劣-12-294] 廿楽計夫(教員)魔法幾何学のオンライン講義を担当。2年B組の実技指導を担当(2095年度)[Ⓝ劣-6-12・32] ジェニファー・スミス(教員)
魔法工学の講義を担当。2年E組の実技指導を担当(2096年度・2097年度)[Ⓝ劣-12-115,21-148] 近田藤乃(教員)
2099年度1年A組の実技指導を担当[Ⓝキ-1-191,2-67]。 紀藤友彦(教員)
魔法幾何学の講義を担当。1年B組・2年B組の実技指導を担当(2099年度)[Ⓝキ-2-67・249]。 安宿怜美(保健医)[Ⓝ劣-6-12・183] 小野遥(総合カウンセラー) 柳沢(総合カウンセラー) 生活主任 事務長
その他
ピクシー[Ⓝ劣-6-169・275]クラス
2095年度
1年 | 一科 | A | 深雪[Ⓝ劣-1-4]、ほのか[Ⓝ劣-1-10]、雫[Ⓝ劣-1-10]、森崎[Ⓝ劣-1-10]、(リーナ[Ⓝ劣-9-57・63]) |
B | エイミィ[Ⓝ劣-3-5]、鋼[Ⓝ劣-3-24,5-140]、紅葉[Ⓝ劣-5-128] | ||
C | 和美[Ⓝ劣-3-275,5-68] | ||
D | スバル[Ⓝ劣-3-11・282] | ||
二科 | E | 達也[Ⓝ劣-1-3・40]、美月[Ⓝ劣-1-10・40]、エリカ[Ⓝ劣-1-5・40]、レオ[Ⓝ劣-1-2]、幹比古[Ⓝ劣-3-10・59] | |
F | 一高生徒001[Ⓝ劣-1-40] | ||
G | 千秋[Ⓝ劣-6-12・174]、一高生徒002[Ⓝ劣-1-41] | ||
H | |||
不明 | 菜々美、鷹輔、相津、斎藤、その他モブ | ||
2年 | 一科 | A | あずさ[Ⓝ劣-5-297] |
B | 服部[Ⓝ劣-1-165] | ||
C | 啓[Ⓝ劣–] | ||
D | 沢木[Ⓝ劣-1-206] | ||
二科 | E | 紗耶香[Ⓝ劣-2-45] | |
F | |||
G | |||
H | |||
不明 | 桐原、花音、県、朝子、ケリー、久美子、岡田 | ||
3年 | 一科 | A | 真由美[Ⓝ劣-1-96] |
B | |||
C | 辰巳[Ⓝ劣-1-206]、小春[Ⓝ劣-6-35] | ||
D | 浅野[Ⓒ会-116] | ||
二科 | E | ||
F | 甲[Ⓝ劣–] | ||
G | |||
H | |||
不明 | 摩利、克人、鈴音、小早川、和泉、亜実、関本、木下 |
2096年度
1年 | 一科 | A | 琢磨[Ⓝ劣-12-326] |
B | 泉美[Ⓝ劣-12-326] | ||
C | 香澄[Ⓝ劣-12-191]、水波[Ⓝ劣-12-326] | ||
D | |||
二科 | E | ||
F | |||
G | ケント[Ⓝ劣-12-12] | ||
H | |||
不明 | 梶原[Ⓝ劣-13-]、千川[Ⓝ劣-13-] | ||
2年 | 一科 | A | 深雪[Ⓝ劣-12-8]、ほのか[Ⓝ劣-12-10]、雫[Ⓝ劣-12-10]、森崎[Ⓝ劣-12-11]、(将輝[Ⓝ劣-18-177・178]) |
B | 幹比古[Ⓝ劣-12-10]、エイミィ[Ⓝ劣-12-11]、紅葉[Ⓝ劣-12-11] | ||
C | |||
D | スバル[Ⓝ劣-12-11] | ||
魔工科 | E | 達也[Ⓝ劣-12-3]、美月[Ⓝ劣-12-10]、鋼[Ⓝ劣-12-7]、千秋[Ⓝ劣-12-13] | |
二科 | F | レオ[Ⓝ劣-12-10]、エリカ[Ⓝ劣-12-10] | |
G | |||
H | |||
不明 | 菜々美、鷹輔、和美、相津、斎藤、その他モブ | ||
3年 | 一科 | A | |
B | 久美子[Ⓝ劣-SS-3・83] | ||
C | |||
D | |||
二科 | E | ||
F | |||
G | |||
H | |||
不明 | あずさ、服部、沢木、桐原、紗耶香、啓、花音、県、朝子、ケリー、岡田 |
2097年度
1年 | 一科 | A | 詩奈[Ⓝ劣-21-155] |
B | |||
C | |||
D | |||
二科 | E | ||
F | |||
G | 侍郎[Ⓝ劣-21-165] | ||
H | |||
不明 | 亜季、碓氷、千香、正茂 | ||
2年 | 一科 | A | |
B | |||
C | |||
D | |||
魔工科 | E | ケント[Ⓝ劣-21-150・151] | |
二科 | F | ||
G | |||
H | |||
不明 | 琢磨、香澄、泉美、水波 | ||
3年 | 一科 | A | 深雪[Ⓝ劣-21-7]、ほのか[Ⓝ劣-21-10]、雫[Ⓝ劣-21-10]、森崎[Ⓝ劣-21-11]、リーナ[Ⓝ劣-28-248] |
B | 幹比古[Ⓝ劣-21-10]、エイミィ[Ⓝ劣-21-11]、紅葉[Ⓝ劣-21-11] | ||
C | |||
D | スバル[Ⓝ劣-21-11] | ||
魔工科 | E | 達也[Ⓝ劣-21-7]、美月[Ⓝ劣-21-10]、鋼[Ⓝ劣-21-11]、千秋[Ⓝ劣-21-147] | |
二科 | F | レオ[Ⓝ劣-21-10]、エリカ[Ⓝ劣-21-10]、一高生徒059[Ⓝ劣-22-68・69] | |
G | |||
H | |||
不明 | 菜々美、鷹輔、和美、相津、斎藤、その他モブ |
2098年度
月度 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
1年 | A | ||||||||||||
B | |||||||||||||
C | |||||||||||||
D | |||||||||||||
E | |||||||||||||
F | |||||||||||||
G | |||||||||||||
H | |||||||||||||
不明 | 勇人、早馬、初音 | ||||||||||||
2年 | A | ||||||||||||
B | |||||||||||||
C | |||||||||||||
D | |||||||||||||
E | 侍郎[Ⓝキ-1-319] | ||||||||||||
F | |||||||||||||
G | |||||||||||||
H | |||||||||||||
不明 | 詩奈、碓氷、亜季、千香、正茂 | ||||||||||||
3年 | A | ||||||||||||
B | |||||||||||||
C | |||||||||||||
D | |||||||||||||
E | |||||||||||||
F | |||||||||||||
G | |||||||||||||
H | |||||||||||||
不明 | 琢磨、香澄、泉美、ケント |
2099年度
月度 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 | |
1年 | A | アリサ[Ⓝキ-1-4・148] 明[Ⓝキ-1-3・174] 浄偉[Ⓝキ-1-156] |
アリサ[Ⓝキ-2-20] 明[Ⓝキ-2-237] 浄偉[Ⓝキ-2-237] |
アリサ[Ⓝキ-2-236] 明[Ⓝキ-2-237] 浄偉[Ⓝキ-2-237] 茉莉花[Ⓝキ-2-236] |
|||||||||
B | 茉莉花[Ⓝキ-1-5・149] 小陽[Ⓝキ-1-4・152] |
茉莉花[Ⓝキ-2-18] | 役[Ⓝキ-2-245] | ||||||||||
C | 小陽[Ⓝキ-2-237] 日和[Ⓝキ-2-237] |
||||||||||||
D | 日和[Ⓝキ-1-331] | 小陽[Ⓝキ-2-17] 日和[Ⓝキ-2-17] |
|||||||||||
E | |||||||||||||
F | |||||||||||||
G | |||||||||||||
H | |||||||||||||
不明 | 役 | 役 | |||||||||||
2年 | A | 勇人[Ⓝ劣-1-160] | |||||||||||
B | |||||||||||||
C | |||||||||||||
D | |||||||||||||
E | |||||||||||||
F | |||||||||||||
G | |||||||||||||
H | |||||||||||||
不明 | 早馬、初音 | 勇人、早馬、初音 | |||||||||||
3年 | A | 亜季[Ⓝ劣-1-208] | |||||||||||
B | 碓氷[Ⓝ劣-1-204] | ||||||||||||
C | 千香[Ⓝ劣-2-27] | ||||||||||||
D | |||||||||||||
E | 侍郎[Ⓝキ-1-319] | ||||||||||||
F | |||||||||||||
G | |||||||||||||
H | |||||||||||||
不明 | 詩奈、千香、正茂 | 詩奈、侍郎、亜季、碓氷、正茂 |
大きなできごと
- 第一高校設立(年)[Ⓝ劣–]
- 『民主的で自由な選挙』(2091年9月)[Ⓝ劣-5-293・294・301,16-6]
- 2093年度九校戦優勝[Ⓝ劣–]
- 2094年度九校戦優勝[Ⓝ劣–]
- 放送室占拠事件・公開討論会(2095年4月)[Ⓝ劣-2-59・133・137・152・169]
- ブランシュテロ事件(2095年4月)[Ⓝ劣-2-177]
- 2095年度九校戦優勝[Ⓝ劣–]
- 横浜事変・臨時休校(2095年10月)[Ⓝ劣–]
- 魔法工学科の新設(2096年4月)[Ⓝ劣-12-3]
- 恒星炉公開実験(2096年4月)[Ⓝ劣-12-294]
- 2096年度九校戦優勝[Ⓝ劣–]
- 箱根テロ事件(2097年2月)[Ⓝ劣–]
- 一高生徒襲撃事件・臨時休校(2097年2月)[Ⓝ劣-18-304,19-28・63・64]
- 三矢詩奈失踪事件(2097年4月)[Ⓝ劣–]
- ディオーネ―計画発表(2097年5月)[Ⓝ劣–]
- ESCAPES計画発表(2097年5月)[Ⓝ劣–]
- 第一高校直上に戦略級魔法攻撃(2097年6月)[Ⓝ劣–]
- 第2次佐渡沖戦闘・臨時休校(2097年7月)[Ⓝ劣-28-137・208]
- モノリス・コード交流戦優勝(2097年8月)[Ⓝ劣-32-]
- 一科・二科制度を廃止(2098年3月)[Ⓝキ-1-]
- 月例試験によるクラス変更制を導入(2098年4月)[Ⓝ劣-2-14・15]
できごと詳細
その他
- 十師族の直系である七草真由美と十文字克人、およびこの2名に匹敵する渡辺摩利ら「三巨頭」を擁し、他にもA級判定取得済みの実力者が何人も控えている2093年度入学の一高生は、「最強世代」と呼ばれていた[Ⓝ劣-3-41,SS-33]が、2095年度入学生はさらに粒ぞろい、というよりも傑出していた、この世代の在籍期間こそが本当の黄金期、などと評されている[Ⓝ劣-32-238]。
- 国立魔法大学を受験する生徒は、他の魔法科高校よりも多い[Ⓝ劣-6-92]。
- 魔法大学へのアクセス端末を持ち、自身も貴重な文献を数多く所蔵し、多くの有能な魔法師が教師として集っているため、第一高校は常日頃から魔法技術を狙う輩の標的となっている[Ⓝ劣-6-131]。
- 寮は無い[Ⓝ劣-9-76]。自宅から通えない生徒のほとんどは、学校の近くに部屋を借りている[Ⓝ劣-9-78]。
寮が無いのは、ホーム・オートメーションが普及し、また日用品の買い物もオンライン注文・戸別配送システムで済ませられるようになったことで、学生の一人暮らしでも不自由が無くなり、寮という施設の需要も無くなったためである[Ⓝ劣-9-78]。 - 日曜日も学校は開いている。クラブ活動だけでなく、図書館、実験室、演習室の使用許可を受けた生徒がこれらの諸施設を使用するためである[Ⓝ劣-10-20]。
- 生徒は、「授業に集中しない」ということはほとんど無い。この傾向は二科生よりも一科生に強く、これは「取り残される恐怖心」が「逆境を克服しようという闘争心」を上回っているためかもしれない[Ⓝ劣-10-195・196]。
- 第一高校が建てられた時、魔法と関わり合いになりたくない市民は、相応の補償金と引き換えに自ら居を移した(政府が強制する必要さえなかった)[Ⓝ劣-11-246]。
- 真由美は、生徒会長に許されるレベルを超えて校内の監視システムに介入するコードを有していた。真由美の卒業後は、ピクシーが監視システムへのハッキングやデータの改竄を必要に応じて行っている[Ⓝ劣-12-153・154・441,22-203]。
- 第一高校には、魔法師志望者と魔工師志望者が(全体の比率から見て極端ではないという意味で)バランスよく集まる[Ⓝ劣-21-144]。
- 第一高校は、魔法関係のニュースが充実しているチャンネルを学校単位で視聴契約している[Ⓝ劣-24-155]。
- 3年生は、年度途中から自由登校となる。少なくとも11月の時点では「事実上の自由登校」となっているらしい[Ⓝ劣-11-379]。
3学期に入ると、完全に自由登校となる[Ⓝ劣-9-70・127,11-208]。 - 修学旅行や林間学校などの行事は無い(作者談)。
次のご質問は「魔法科高校に修学旅行はあるのか」とのお訊ねですが、修学旅行はありません。林間学校とか臨海学校とかもありません。寂しい高校生活ですね。でも仕方が無いんです。カリキュラムが詰まりすぎている上に、彼らは気軽に旅行もできませんから。 #mahouka
— 電撃文庫『魔法科高校の劣等生』 (@dengeki_mahouka) July 1, 2012
少人数で旅行する分には問題無いんですが、魔法科高校生がそれと分かる形で集団で移動するとなると要らぬ警戒を受けたりお門違いな反発を受けたりするのです。魔法師は力を持っているマイノリティですからね。 #mahouka
— 電撃文庫『魔法科高校の劣等生』 (@dengeki_mahouka) July 1, 2012