星降ろしの儀【ほしおろし-の-ぎ】は、旧暦の7月7日、太陰暦 七夕の夜に吉田家で毎年行われている重要な儀式。神霊にアクセスして活性化する喚起魔法の優劣を争う、吉田一門の競技会。術者が一族に己の技を示す集い[Ⓝ劣-SS-41・54,㊮GB-劣1-5-27]。
儀式は野外の、人里離れた山奥にある特別な祭祀場で行われる[Ⓝ劣-SS-49]。
概要
伝統的な宗教者からは「邪教の徒」と誹られることもある吉田家が、神道から取り入れた降神の技術のみを利用して、「国」レベルの大規模な気象操作が可能な神霊(大規模独立情報体)を喚起する技を競う。なおここで言う「国」とは府県制導入前の「令制国」のことであり、広域行政区(=道州制)導入前の県にほぼ該当する広さの領域を指している[Ⓝ劣-SS-41,㊮GB-劣1-5-27,管補]。
古くはこの儀式で最も優れた技を示した者が吉田家の家督継承者に選ばれていた。その所為で儀式が血なまぐさいものになってしまった時期があり、その反省を踏まえて今では基本的に吉田家の長男が当主を相続すると定められている。しかし今でも「一門で最も優れた術者」を決めるという重要な意味を持っているし、弟や従兄弟らが長男より格段に優れた技を示し続けた場合にはその者に継承権を譲るのが長男の徳とされる不文律もある(実際に、現当主の吉田幸比古は四人兄弟の次男である)[Ⓝ劣-SS-41・42,管補]。
幸比古の兄の息子たちは次期当主の座を幸比古の長男である吉田元比古から奪い取るべく、毎年激しい闘志を秘めてこの儀式に参加している[Ⓝ劣-SS-42,管補]。各年の内容
2093年の儀式では、吉田幹比古は当主である吉田幸比古に次ぐ二番目の技量を示したと認められた(幹比古の兄である吉田元比古は3番目)[Ⓝ劣-SS-42・45]。
2094年は8月17日(火)に行われた[Ⓝ劣-SS-41,㊮GB-劣1-5-27]。最後から三番目に儀式に臨んだのは元比古で、風神の喚起に成功した[Ⓝ劣-SS-45∼48,㊮GB-劣1-5-27]。その次に儀式の場に立った幹比古は竜神の喚起に挑んだものの、竜神に魔法演算領域を強制的に高速稼働させられ気絶(魔法事故)[Ⓝ劣-SS-2・49∼60・68,㊮GB-劣1-5-27]。幹比古はこののち長いスランプに苦しむこととなった[Ⓝ劣-1-87,3-261・299・300,4-4,SS-61・62・64・65・68・69,Ⓒ入-1-97九-2-39・68・69,,古-3-147,㊮GB-劣1-4-1,5-27,劣2-2-2]。
2095年は幹比古は参加を許されず、幸比古によって強引に九校戦会場へと送り出された[Ⓝ劣-3-261・295・296,SS-66,Ⓒ九-2-39・68・69]。
2096年は8月24日(金)に行われた。九校戦の終了後なので参加することもできたのだが、幹比古にとっては九校戦の方が大切だったため準備をしておらず、自分の意思で儀式への参加を辞退した[Ⓝ劣-SS-66]。
備考
- 儀式を行う順番は前年の実績を反映して決められ、最優と認められた者は最後、二番目と認められた者は最後から二番目、三番目と認められた者は最後から三番目に儀式を行う[Ⓝ劣-SS-45]。
- 儀式に入った術者を止める行為は、それが当主であろうと軽挙の誹りを免れない異例なことである[Ⓝ劣-SS-49]。
- 何の神霊を喚起するかについては、儀式に参加する個々の術者に任せられている[Ⓝ劣-SS-50]。





