スパークは、物質中から電子を強制的に抽出(プラズマ化)し放電現象を起こす放出系統魔法。放出系の最も単純な基礎術式とされる基本的でポピュラーな現代魔法で、通常はごく狭い範囲の空気 分子を対象として小規模な空中放電を起こすものである[Ⓝ劣-14-185,25-185,26-146・147,30-148,メ-6-225,Ⓝ㊕プラズマ-28,App-2-170,Ⓒ入-2-139,イ-2-62,㊮GB-劣3-5-24]。
九島光宣が得意としている[Ⓝメ-11-197]。概要・特徴
- 電離は自然界で比較的起こりやすい現象だが、物質の構造に干渉しこれを改変する魔法であるために要求干渉力は高い。一般的な魔法師は、密度が低い(=一定体積内の分子数が少ない)気体をごく限られた対象範囲で電離する(=少量の空気を電離する)のが精一杯である[Ⓝ劣-14-185,26-146・147,30-148,Ⓒイ-2-63,㊮GB-劣3-5-24]。
- この魔法を発動するとプラズマが生じ、空中に激しい火花が散る。またこの魔法を受けた人間は、肉体のコントロールを失って痙攣しながら崩れ落ちる[Ⓝ劣-26-146∼148]。
- 一流の魔法師であっても、干渉力の不足で発動に失敗することがある[Ⓝ劣-14-186]。
各術者の『スパーク』
九島光宣
九島光宣は、2096年秋の伝統派捜索ではこの魔法をほぼ視界内一杯の表層土に対して発動した。魔法の難易度で言えば服部刑部少丞範蔵が得意とするコンビネーション魔法・『這い寄る雷蛇』よりも『スパーク』の方が上だが、それにも拘わらず光宣の『スパーク』の放電範囲は服部の『這い寄る雷蛇』よりも広かった[Ⓝ劣-14-185,Ⓒ古-2-33,㊮GB-劣3-5-24]。
2097年6月にも調布碧葉医院前で二人の人間を丸々覆う広さをプラズマ化する形でこの魔法を行使した[Ⓝ劣-26-147,Ⓒイ-2-62・63]。
同年7月には(空気ではなく)USNA軍の退魔師らが身に着けている衣服から強制的に電子を抜き出し、感電により無力化している[Ⓝ劣-30-148・149,管補]。
2100年には、『スパーク』を古式魔法でアレンジした広域電撃魔法を使用している[Ⓝメ-6-225]。
九島朱夏
九島朱夏は、自身が展開した『仮装行列』の幻影に接触した者に対して『スパーク』の電撃を浴びせる条件発動型魔法を使用している[Ⓝキ-6-168・169]。備考
- 空気のプラズマに対しては、突風を起こすなどの方法で防ぐことができる[Ⓝ劣-26-148,Ⓒイ-2-69]。
- 使い方次第では物質崩壊の魔法にもつながる[Ⓝ㊕プラズマ-28,App-2-170]。


