メタル・バーストは、領域魔法である『ムスペルスヘイム』を「開放型」の軍事魔法に変えるというコンセプトで、ショーマット魔法研究所のアビゲイル・ステューアットが開発した魔法。ここで開放型の魔法とは、「その効果を限定空間に閉じ込める魔法(閉鎖型)」に対して「限られた領域に閉じ込めず拡散させる魔法」という意味合いである[Ⓝ㊕プラズマ-37,App-2-178・179,管補]。
開発の経緯
『ムスペルスヘイム』を開放型に変える
アビゲイル・ステューアットは「(『ムスペルスヘイム』は)魔法力を使って狭い範囲にわざわざ閉じ込めておくという点で(軍事魔法としては)無駄」「(だからと言って)ただ拡散させるだけでは威力がすぐに減衰してしまうので兵器として使えない」等の考えの元に、この魔法を開発した[Ⓝ㊕プラズマ-37,App-2-179,管補]。 魔法式は完成していたのだが必要となる魔法力が高すぎて実際に発動させられる魔法師がおらず、完成には至っていなかった。しかし2092年、スターライト時代のアンジェリーナ=クドウ=シールズがアサルトカービン形態特化型CADを用いて発動に成功した[Ⓝ㊕プラズマ-55∼59,App-2-197∼201]。なおこのときリーナは、「異例と言えるほどサイズの大きな起動式だが、魔法式構築処理の負荷自体は昨日のブリオネイクが上だった」という実感を持っている。その一方で「ただし要求干渉力は桁違いに大きく、確かにこれでは魔法式を構築して目標へ撃ち込むことはできても魔法式が定義した事象改変を成し遂げることはできないかもしれない」とも思っている[Ⓝ㊕プラズマ-57,App-2-199]。
「ブリオネイク」の開発
『メタル・バースト』はアビゲイル・ステューアットが『ムスペルスヘイム』を元にして創ろうとしたものだが、「ブリオネイク」はこの『メタル・バースト』を元にして試作されたものだった。すなわち、『メタル・バースト』の威力を制限して難易度を下げることが「ブリオネイク」の目的であった[Ⓝ㊕プラズマ-55,App-2-197,管補]。
備考
- アビゲイル・ステューアットは、誰も『メタル・バースト』の発動に成功していない状態でも「私は完成していると確信している」と自信満々な態度を見せている[Ⓝ㊕プラズマ-55,App-2-197]。
- 魔法の原理は戦略級魔法としての『ヘビィ・メタル・バースト』と全く同じである[管補]。にもかかわらず「ヘビィ」が冠されているのは、アンジェリーナ=クドウ=シールズが発動した『メタル・バースト』の威力を見たアビゲイルが「『メタル・バースト』なんてちゃちな名前ではこの魔法の真価を言い表せない」「『ヘビィ』を付けよう」と言い出したためである[Ⓝ㊕プラズマ-58∼60・65,App-2-201・207]。

