七高生徒001

原作

七高生徒001は、第七高校の2093年度あるいは2094年度入学生[Ⓝ劣-3-409,管注]

2094年度九校戦の女子バトル・ボード本戦に出場し、その決勝戦で第一高校渡辺摩利と戦った人物[Ⓝ劣-3-409]

「海の七高」を代表する選手だけあって、ボードさばきが巧み[Ⓝ劣-3-409]
2095年度九校戦でも女子バトル・ボード本戦に出場し、摩利と並ぶ優勝候補と見られている[Ⓝ劣-3-427]

準決勝第2レースで渡辺摩利および第九高校九高生徒001と当たり[Ⓝ劣-3-407・409・414・417]、前年と同様に摩利と接戦を演じていた[Ⓝ劣-3-409]が、摩利と衝突してしまい、レースは中断された[Ⓝ劣-3-410・411]

本生徒は危険走行で失格となったが、摩利の対応が功を奏し、大した怪我を負わずに済んだ[Ⓝ劣-3-415]
また摩利は棄権となり、九高生徒001が決勝に進出した[Ⓝ劣-3-414・417]

衝突の原因について司波達也は、(無頭竜の工作によって)使っていたCADに細工をされ、減速起動式加速の起動式とすり替えられ、さらに精霊魔法水面を凹ませるSB魔法)により水面を陥没させられたためではないか、と推測している(この時点では無頭竜だとは判明していない)[Ⓝ劣-3-425∼427]

管注 断定できないので「2093年度あるいは2094年度入学生」としたが、1年生が九校戦の本戦に出場することは稀であり、また2094年度に2年生の摩利と接戦を演じたことから、2093年度入学生と考える方が自然であるように思われる。

コミック・アニメ

アニメ『魔法科高校の劣等生』

アニメ『魔法科高校の劣等生』1期では原作と同じく、準決勝第2レースは一高・七高・九高の戦いとなっている。名前も登場し、本生徒は黒木理沙として描写されている。

展開も原作通りで、渡辺摩利、黒木理沙、および九高の日高真木子(原作の九高生徒001に相当)の戦いとなっており、摩利と理沙が接戦を繰り広げる[Ⓐ劣1-12-A]

一高選手(摩利)と七高選手(理沙)が無頭竜の工作によって接触事故に至り、最終的に九高選手(真木子)と 三高 選手(原作の 三高生徒002 に相当)で決勝戦が行われるという流れも、原作と同じになっている[Ⓝ劣-3-414,Ⓐ劣1-12-A・B]

アニメ『魔法科高校の劣等生』12話〈九校戦編Ⅴ〉Aパート

コミカライズ版および『優等生』シリーズ

コミカライズ『魔法科高校の劣等生〈九校戦編〉』[Ⓒ九-2-147∼152]、スピンオフコミック『魔法科高校の優等生』[Ⓒ優1-5-53∼58]、およびアニメ『魔法科高校の優等生』[Ⓐ優1-6-?,要検証]では、原作と展開が異なる。
原作では一高・七高・九高の戦いだが、これらの作品では一高・三高・七高の戦いになっている。

コミカライズ『魔法科高校の劣等生〈九校戦編〉』

コミカライズ『劣等生』では、三高選手の名前は不明[Ⓒ九-2-147・148]

Gファンタジーコミックス『魔法科高校の劣等生〈九校戦編〉』2巻147P(きたうみつな・佐島勤・石田可奈)

『優等生』シリーズ

コミック『優等生』、およびアニメ『優等生』では、第三高校3年の水尾佐保が追う展開になっている[Ⓒ優1-5-55,Ⓐ優1-6-?,要検証]

電撃コミックスNEXT『魔法科高校の優等生』5巻55P(森夕・佐島勤)

補足

コミック『優等生』では、前年の九校戦、女子バトル・ボード本戦で渡辺摩利と七高選手が戦う場面が描かれている[Ⓒ優1-6-133∼136]

ただしこの試合は「第3レース」として描かれている[Ⓒ優1-6-133 ]ので、おそらく決勝戦ではない。
原作の「去年の決勝カード」の記述[Ⓝ劣-3-409]とは異なるので、この七高選手は本生徒と一致しない。

電撃コミックスNEXT『魔法科高校の優等生』6巻133P(森夕・佐島勤)
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