遠隔聴〈クレアオーディエンス〉は、遠く離れた場所の音声を読み取るスキル[Ⓝ劣-22-111,㊮GB-劣2-2-5,管補,管推]。
各術者の『遠隔聴』
シルヴィア・マーキュリー・ファースト
シルヴィア・マーキュリー・ファーストの場合には、空気の振動を音として読み取る。相手の声を空気振動の情報として認識・コピーし、自分の外耳道の中で再現する[Ⓝ劣-10-96,22-111,Ⓒ動-5-68]。相手を特定することができれば距離や障碍物の有無に拘わらず、また通信機や盗聴器が無くても相手の声を聞き取ることができるため、通信・盗聴の両方に使うことができる(どちらかと言えば盗聴に有用性を認められる)[Ⓝ劣-10-96・97,22-111]。
シルヴィアはこの魔法と『遠話』の魔法を同時に運営することで『音声伝達』による通信士・管制スタッフの役割を担うことができる[Ⓝ劣-22-110・111]。
この魔法に隠密性は期待できないとのことだが、その理由は不明である[Ⓝ劣-10-97,管補]。
九重八雲
九重八雲が何らかの術を用いて、隔離空間にいる司波達也の声を聞き取っている場面がある[Ⓝ劣-14-28]。唐橘役
唐橘役は、自分の耳に届いた音波を増幅することでこの魔法を行使している(音波増幅魔法)。魔法が発動するのは自分の耳の近くであって相手に魔法を仕掛けるわけではないため、この魔法で盗聴を行っていても気付かれにくい(=隠密性がある)。その代わり、耳に入ってくる雑多な音の中から必要な音だけを拾い出すチューニングにセンスが必要とされる[Ⓝキ-7-270]。また役は、そばにいる人物にチューニング後の音声を共有することもできる[Ⓝキ-7-270]。
司波達也
司波達也は南盾島事変において、アンジェリーナ=クドウ=シールズが発した声の情報を『精霊の眼』で読み取っている[Ⓝ㊕星呼-211・212]。2097年7月にも同様の魔法でリーナの声を読み取っている[Ⓝ劣-31-87]。これも『遠隔聴』の範疇に含まれるかもしれない[管想]。備考
- シルヴィア・マーキュリー・ファーストの『遠隔聴』には隠密性がなく[Ⓝ劣-10-97]、唐橘役の音波増幅魔法による『遠隔聴』には隠密性がある[Ⓝキ-7-270]。このことから、両者の『遠隔聴』には何らかの違いがあるものと思われる。「縁」や「情報の距離」、魔法使用時の「情報的な一体化」などの概念が関係しているのかもしれないが、詳細は記されておらず一切不明である[管補,管想,管推]。

