「バージニア」は、USNA連邦海軍が密かに誇る原子力潜水空母[Ⓝ劣-30-209,メ-6-240]。太平洋艦隊に所属する艦船[Ⓝ劣-31-72・79,管推]。
原子炉搭載戦闘艦であり、国際条約で禁止されている兵器である[Ⓝ劣-30-209,31-72]。任務
カノープス救出作戦
2097年7月、ワイアット・カーティスとの交渉により、司波達也はミッドウェー軍事刑務所に収監されているベンジャミン・ロウズを救出し、その代わりにパールアンドハーミーズ基地にいる桜井水波の救出について目を瞑ってもらうこととなった[Ⓝ劣-30-130∼136,管補]。
ワイアットはこの任務における達也の北西ハワイ諸島への渡航手段として、甥であるマイケル・カーティスが艦長を務める原潜「バージニア」を選定した[Ⓝ劣-30-209・210・261,31-74]。
ただしこれは正式な命令に基づくものではない[Ⓝ劣-31-72]。
アンジェリーナ=クドウ=シールズの輸送
2097年7月末、アンジェリーナ=クドウ=シールズは「バージニア」に乗艦し、ベンジャミン・ロウズと再会。そのまま本土に帰国した[Ⓝ劣-31-57∼59・79・88・92]。
ベンガル湾での回収作戦
2100年8月末、チベットへの侵入作戦を終えたのち、「ステルスダイバー」に乗り込んだ状態でベンガル湾に沈んでいった司波達也と九島光宣を「バージニア」が海中で回収した[Ⓝメ-6-239・240]。
詳細
登場した乗組員
- 艦長:マイケル・カーティス[Ⓝ劣-30-261,31-79,メ-6-240]
- デッキクルー(フライトデッキ要員)[Ⓝ劣-30-209,メ-6-240∼242]
- 通信士[Ⓝ劣-30-292]
- 情報スタッフ[Ⓝ劣-30-292]
- アンジェリーナ=クドウ=シールズの美貌を目にしたクルーらは感嘆のため息を漏らしたが、口笛を吹くような真似はしなかった(抑制が効いている)[Ⓝ劣-31-80,管補]。
スペック
- 第三次世界大戦前の原子力 空母並の巨体を持つ[Ⓝ劣-30-262]。
- 水深200mに潜航している描写がある[Ⓝ劣-31-71]。
兵装など
- パッシブソナー[Ⓝ劣-31-73]
- 戦闘指揮所(CIC)[Ⓝ劣-31-73]
- ワイヤーアンテナ[Ⓝ劣-31-65・78・79,管補]
艦体上部にあるアンテナ。艦内との有線通信接続を行うことができる。スラスト・スーツ(のレプリカ)を着たアンジェリーナ=クドウ=シールズは、このアンテナの先端を掴むだけで通信を行っている(どういう仕組みなのかは不明)。 - 「ステルスダイバー」[Ⓝメ-6-240]
「バージニア」での運用が検討されているらしい。
設備
- フライトデッキ(飛行甲板)[Ⓝ劣-30-209・293・294,メ-6-241,管補]
外殻上部が左右にスライドして開くようになっていて(スライドハッチ)、その内部にはフライトデッキが敷かれている。司波達也が乗る「エアカー」(垂直離着陸)や四八徹が操縦する「雷閃」(短距離離着陸)はここに着艦した。またバリケードネットが敷設されている。 - 艦長室[Ⓝ劣-30-262,31-81]
艦長室は潜水艦の中とは思えないほど立派で広々としており、机、ベッド、3人掛けのソファセット、AI搭載のコーヒーサーバー(自動機)などが置かれている。 - 艦橋[Ⓝ劣-30-261・292]
- 水中ハッチ[Ⓝ劣-31-72・73・79]
後部魚雷発射管を改造した水中乗降路。ハッチは二重で、エアロックになっている。潜水艦は通常水中でクルーが乗り降りすることを想定していないが、「バージニア」は表向き禁止されている原子炉搭載艦であり秘匿性が求められるため、水中でも使える出入り口が設けられている。 - 高級士官用の個室[Ⓝ劣-31-90]
備考
- 2097年7月、アンジェリーナ=クドウ=シールズは「『バージニア』の同型艦に乗ったことがある」と述べているが、これは「ニューメキシコ」を指しているのかもしれない[Ⓝ劣-31-72,管推]。
- 本艦の名称について、作者は「架空の原子力潜水艦に『バージニア』はさすがにまずいのに、うっかりしていた」旨を述べた上で「この物語はフィクションであり実在の艦船とは一切の関係が無い」としている[Ⓝ劣-31-293]。


