他者の魔法を踏み台にして新たな魔法を発動する技術は、他人の魔法を利用して、物理法則の抵抗が弱まっている方向へ新たな事象改変をつないでいく技術[Ⓝ劣-12-428,Ⓒダブル-3-191]。
同じ種類の事象改変であれば、先に発生した事象改変力に妨げられることなく新たな魔法を発動させることができる[Ⓝ劣-12-428]。
2096年4月の十三束鋼との模擬戦において、司波達也が実行してみせた。鋼は発動地点から半球状に加速ベクトルを発生させる加速系統魔法 『エクスプロージョン』を発動しようとしたが、発動途中の魔法式を達也が『術式解体』で破壊し中断させた。直後、達也はこの中断された事象改変を踏み台にして自己加速魔法を発動し、鋼から遠ざかる形で側方へ大きく跳んだ。鋼から遠ざかる形での自己加速魔法の発動は、鋼が発動しようとした『エクスプロージョン』の定義に反しないため、このような技が可能となる[Ⓝ劣-12-427・428,Ⓒダブル-3-190・191,㊮GB-劣3-2-31,管補]。
また2097年6月には、達也との戦いの最中に九島光宣が使用した。達也は光宣の身体全体を後方に吹き飛ばすようゼロ距離で加速魔法を撃ち込んだが、光宣はこれを踏み台にして自己加速魔法を行使、達也から距離を取った[Ⓝ劣-25-183]。



