伸地迷路〈ロード・エクステンション〉は、車輛のタイヤの接地面と道路の電子の分布を操作することによりクーロン力を斥力に偏倚させ、摩擦力を近似的にゼロとする放出系統魔法[Ⓝ劣-6-118,Ⓒ横浜-1-160,㊮GB-劣1-8-12・28]。
テクニカルな術式であり、実行するには恐ろしく複雑な魔法式を必要とする[Ⓝ劣-6-118,Ⓒ横浜-1-161]。
作中では2095年10月、平河千秋のスクーターや大亜連合軍の装輪式装甲車に対して五十里啓が使用している[Ⓝ劣-6-118,7-218,Ⓒ横浜-1-160・161,㊮GB-劣1-8-12・24]。
概要
道路とタイヤが同極で反発し合って、タイヤがわずかに浮いた状態となる。摩擦力が働かないためタイヤは空回りし、どれだけタイヤを回転させても車輛は前に進むことができない。すなわち「真っ直ぐ続いているのに抜けられない直線の迷路」に囚われた状態となる。文脈から、これが魔法の名称の由来であるらしい[Ⓝ劣-6-118,Ⓒ横浜-1-160・161,㊮GB-劣1-8-28,管補,管推]。
備考
- 二輪車を対象とする場合には、『ジャイロ力を増幅する魔法』を同時に掛けることで車体が倒れないようにすることもできる[Ⓝ劣-6-118,㊮GB-劣1-8-24・28]。
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平河千秋が液体燃料ロケットエンジンで急加速した際に転倒しなかったのは、『ジャイロ力を増幅する魔法』によって車体が安定化されていた上、『伸地迷路』により前輪の摩擦係数が限りなくゼロに近づけられていたためである(そうでなければ急加速時にハンドルを取られたり前輪の摩擦でつんのめるなどして転倒し、燃料に引火して通行人を巻き込んで爆死していたものと思われる)[Ⓝ劣-6-119・120,㊮GB-劣1-8-24,管補,管推]。
- 司波達也はこの魔法について「俺にはとうてい扱えない」という感想を抱いている[Ⓒ横浜-1-161]。






