南盾島【みなみたてしま】は、小笠原諸島にある架空の島。
父島の南東35kmの海上にある[Ⓝ㊕星呼-2]。
北東から南西に延びる細長い火山島で、本来の平地は島の北西側にわずかしか存在しない[Ⓝ㊕星呼-2]。
2030年代に、この溶岩原に人工地盤が継ぎ足され、国防海軍の南盾島基地が設けられた[Ⓝ㊕星呼-2]。
これに伴い、「本州を守る南の盾」として、島名が「南盾島」に改められた(元の名前は不明)[Ⓝ㊕星呼-2]。
おしゃれなショッピングモールが展開された観光エリアもあり、観光地としての知名度も高まっている[Ⓝ㊕星呼-2・41]。
施設など
南盾島軍港
大型艦艇も停泊できる港[Ⓝ㊕星呼-2]。
戦闘艦だけでなく、軍の委託を受けた民間の輸送船や調査船も出入りし、補給を受けている[Ⓝ㊕星呼-2]。
民間港
民間港は、観光エリアの北端にある[全テ-204]。
係留する桟橋の指定や料金の徴収などは全て自動で行われる[Ⓝ㊕星呼-123]。
南盾島空港
南盾島の北西沖合にある海上空港[Ⓝ㊕星呼-118]。
空港はメガフロート上にあり、1,000m級の滑走路を備えている[Ⓝ㊕星呼-2]。
軍用機・民間機共用の空港で、滑走路も同じものを使っているが、空港の出入り口は軍用と観光用に分かれており、ゲートで隔てられている[Ⓝ㊕星呼-123・142・198,全テ-204]。
自家用機用のVTOLポートも置かれている[Ⓝ㊕星呼-49]。
観光エリア
プロヴァンス風とアンダルシア風が、よく言えば融合した、悪く言えば継ぎ接ぎになった店舗が並ぶ、地中海風のショッピングモールがある。モールは縞模様で溢れていて、これは「みなみたてしま」に掛けてシンボルとしたものである[Ⓝ㊕星呼-41]。
補給用工場の余剰生産力で製造された土産物を販売することで運営されている[Ⓝ㊕星呼-2・34・42]。
基地エリアとは地続きになっておらず(人工地盤が途切れている)、またエリアの端には高いフェンスが設けられている[Ⓝ㊕星呼-42]。
無人運転の電動コミューターが行き交っている[Ⓝ㊕星呼-49]。
基地エリア
人工地盤上に築かれた基地。
火山の地熱をエネルギー源とする補給基地で、小笠原諸島海域における国防海軍の一大重要拠点[Ⓝ㊕星呼-2]。
南方諸島工廠はここの一角に置かれている[Ⓝ㊕星呼-27]。2096年3月30日に勃発した南盾島事変において、アンジー・シリウスの『ヘビィ・メタル・バースト』によって破壊された[Ⓝ㊕星呼-70・136・137]。
東岸防衛陣地
南東の岸壁に置かれた防衛陣地。ミサイルを主兵装とする[Ⓝ㊕星呼-2]。
火山
南西部には火山がそびえており、大きな火口が形成されている[Ⓝ㊕星呼-187,全テ-204]。
詳しくは南盾島基地を参照。