都市間列車〈トレーラー〉は、都市間を走る中長距離路線で運行されている長距離列車。バスや近距離用の交通機関である個型電車を収納して走る、遠距離用の交通機関[Ⓝ劣-1-72・73,7-30,13-146,25-113,メ-2-70,キ-3-227,Ⓒエ-4-54,㊮GB-劣1-1-19,4-28,管補]。
遠距離を移動する際に乗り換えの手間を省くため、個型電車ごと収納して乗客に広く寛げる空間を提供する大型列車[Ⓝメ-1-70]。
個型電車やバスを収納して走るカートレインの亜種。カーフェリーの電車版。作者は「走る大型車庫」とも表現している[Ⓝ劣-25-113,㊮GB-劣1-4-28]。
乗り換えが無い点で利便性がある[Ⓝ劣-13-146]。
設備・施設
二階建ての連結電車で、個型電車は1階に収納され、2階は乗客用のアメニティスペース(フリースペース)となっている[Ⓝ劣-15-70・71,メ-2-70,㊮GB-劣1-4-28]。
アメニティスペースにはリラックスチェアやオーダー用の端末などが用意されている。HARと同じ仕組みが導入されていて、天井を走ってきたロボットアームがトレイを客の前に降ろす形で飲み物など注文された商品を提供する。客が商品を受け取ると、ロボットアームはトレイを持ったまま天井に戻る[Ⓝ劣-15-71・72]。
その他、2階には簡単なレストランやカフェ、売店、トイレなどが備わっている[Ⓝメ-2-70,㊮GB-劣1-4-28]。
乗客は個型電車を降りてトレーラーの設備を利用し寛ぐことができるようになっている[Ⓝ劣-1-73,25-113・114,メ-2-70,㊮GB-劣1-1-19,4-28,管補]。個型電車からトレーラー本体に移乗するのが一般的だが、個型電車の車中に留まることもできる[Ⓝ劣-25-113・114]。
仕組み
走行
浮上走行しないだけで動力はリニアモーターなので、スピードはリニア特急にそれほど劣るものではない。車輪は全て金属製で、金属軌道上を走る。リニア特急や個型電車に比べて「鉄道」の意味を忠実に残している形態となっている[Ⓝ劣-15-70]。
軌道と乗車
1~3番目の軌道は個型電車が速度別に走っているが、トレーラーはその外側にある4番目の高速軌道(中長距離路線)を走る[Ⓝ劣-1-72・73]。
トレーラーは都市間軌道を等間隔で走っていて、遠距離を移動する個型電車は最寄りのトレーラーに乗り込む。そのコントロールは交通管制システムが行っていて、どのトレーラーに乗るかを旅行客が選ぶことはできない[Ⓝ劣-15-72]。
乗車の段取りは、まずトレーラーから駐車用のパレットがスライドして個型電車の軌道上すれすれに突き出す。速度はトレーラーの方が速いので、個型電車の後ろからトレーラーが接近することになる。そして駐車用のパレットが後ろから個型電車の車輛をすくい上げる。その後パレットは再びスライドしてトレーラーに収納される。こうして乗客は個型電車ごとトレーラーに乗車する仕組みになっている。個型電車の車輪は車体を支えているだけであり、それ自体が動力機関につながって回転しているわけではないから、こういうやり方が可能となっている[Ⓝ劣-15-70・71]。
個型電車のトレーラーへの乗車について、コミカライズ〈インベージョン編〉第2巻では右のような描写がなされている[Ⓒイ-2-149]。
なおバスの場合には、貨物用ターミナルにおいてバスを丸ごと収容するコンテナに乗り込む[Ⓝ劣-7-30]。
アニメ〈横浜騒乱編Ⅴ〉では、コンテナの後部と思しき描写が一瞬だけ映っている[Ⓐ劣1-23-A]。速度・路線
速度
- 最高速度は600km/h[Ⓝ劣-7-30]。
- 浜松から東京まで個型電車とトレーラーで移動した場合、所要時間は1時間と少しで、1時間半は掛からない[Ⓝ暗-2-150]。
路線
- 路線については、東京~京都間[Ⓝ劣-15-70・75]や東京~奈良間[Ⓝ劣-25-113]、東京~北陸方面[Ⓝ劣-26-177・184]、東京~金沢間[Ⓝメ-2-70,キ-3-227]、東京~浜松間[Ⓝ暗-2-150]などをつないでいるらしい。
- 少なくとも(おそらく金沢市付近にあると思われる)貨物用ターミナルから横浜市までの間は乗り換えなしで直通している[Ⓝ劣-7-30,管補,管推]。
- 具体例として、第一高校前駅で個型電車に乗り、そのままトレーラーに乗り込み、金沢駅で降りる、という様子が描かれている[Ⓝキ-3-227]。
備考
- 通勤や通学に使われることはほとんどない[Ⓝ劣-1-73]。
- リニア列車とは別物である[Ⓝ劣-13-146]。
- 自走車で東京から奈良へ行く場合、高速道路をフルに使ってもトレーラーの2倍、リニア新幹線の4倍の時間がかかる[Ⓝキ-6-158]。




