血釘穿(けつていせん)は、古式魔法の世界で最高の媒体とされている血を材料にして体内で錬成した魔法武器。自分の血を口の中に絞り出し、それを固めて成形した刃を高速直進移動の魔法で撃ち出す[Ⓝメ-5-256]。
魔法で身を守る戦闘魔法師を暗殺する為の「魔法師殺し」の魔法で、八仙の一人・呂洞賓が暗殺者としての切り札に用いている[Ⓝメ-5-256]。『血釘穿』の中には、魔法防御を無効化する「念」(現代魔法で言うところの条件発動型魔法の魔法式)が練り込まれている。内側から魔法無効化の特殊効果を、外側から防弾・防刃服をも貫く鋭さと速度を与えられた血の鏃は、命中した敵の魔法防御を無視してその肉体に深く突き刺さり致命傷をもたらす[Ⓝメ-5-256]。
この血の鏃が身体に刺さった場合は、当然傷口から血が流れる。効果を発揮しなかった場合には、鏃は血に戻り服を濡らす。もし魔法障壁の無効化に失敗したならば、障壁の表面で鏃を形作っていた血が飛び散ることになる[Ⓝメ-5-257]。

