隠れ蓑【かくれみの】は、天狗術の代表的な魔法の一つ。『ハイディング・マント』と同系統の認識阻害魔法[Ⓝ劣-20-171･172,25-39]。
光や音波を遮断あるいは攪乱するのではなく、意識に干渉し「そこにいない」と思い込ませる魔法[Ⓝ劣-20-172,25-39]。使われた相手は、（術者が）見えているのに見ないし、聞こえているのに聞かない。見えているから（術者を）避けるが、避けたことには気づかない[Ⓝ劣-20-172,管補]。
特徴
小野遥のBS魔法に似ている魔法だが、風間玄信の『隠れ蓑』の認識阻害の強さはこれに劣る。その一方で『隠れ蓑』は、自分だけでなく同行者も「認識」させなくする（遥は自分しか隠せない）[Ⓝ劣-20-172,管補]。魔法が及ぶ範囲は術者の技量により、風間の場合は自分を含めて4人まで隠すことができる[Ⓝ劣-20-172]。
その他
- 風間玄信の『隠れ蓑』は、津久葉家配下の魔法師には通用したが、津久葉夕歌には見破かれた[Ⓝ劣-25-45･49]。
